
こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、過去の自分をクライアントとして、過去の悩みをテーマにコーチングをしてみました。
なんで過去の終わったことに対してコーチングをしたかというと、こちらの本がきっかけです。

この本には、アドラー心理学の考え方を取り入れて問題を解決した事例が掲載されています。
とある事例を読んでいて、「この考え方を取り入れたら、あの時の私の不満はどのように解決できたのだろう」と興味がわきました。
そこで、
クライアント:対人関係について悩んでいた過去の自分(特定の人に対する不満を抱えていた)
コーチ:今の自分
として、コーチングセッションのように、対話形式で書き出していきました。
模擬セッションをしているときは、なるべく当時の自分を思い出しながら、当時の気持ちや考えを書き出しました。
だいぶ前のことなので、多少の違いはあるでしょうが、全く違う方向性にはなっていないと思います。
また、コーチとしての自分は、セッションで本当のクライアントさんを前にしたらどんな質問をするかを想像しながら、なるべくまっさらな気持ちで考えました。
その結果、大きな気づきが得られ、当時では考えつかなかった解決案が出ました。
今回は、模擬セッションで得られた気づきをとおして、誰かに不満があるときの対処法をお伝えします。
気づき1 不満があるときは、とにかく視野がせまい
セッションの序盤で気がついたのは、当時の自分は視野がとてもせまくなっていて、不満にしか目が行ってなかったということです。
実際は、相手にもっていた不満というのは、その人のほんの一面でしかなくて、それ以外は何も問題ありませんでした。
そのことを当時の私だって知っていたのに、見えてなかったんです。
ものすごく不満が大きいように感じ、一時期ストレスになっていました。

「恋は盲目」の逆みたいな感じね
必要以上に不満を大きくしていたのは、自分自身だったというわけです。
不満があっても、どうやって解決しようかを考えたら良かったのですが、当時は不満を抱えるばかりで解決しようという頭がなかったように思います。
当時、相手に対する不満ではなく、相手の素晴らしい部分に目を向けることができていたら気分は楽だったでしょう。
実際、今回模擬コーチングでそのことに気がついたときは、「なーんだ、(その人の素晴らしい部分を考えたら)私はものすごく恵まれてたよな」とちょっと拍子抜けしたくらいです。
楽になれば、「これくらいの不満だったら」と受け入れられたかもしれません。
受け入れた結果、自分の態度がやわらかくなって、それが相手や周囲にも影響を及ぼし、何かしらの形で不満が完全に解消された可能性もあります。
もし受け入れられなかったとしても、解決策をちゃんと考える余裕ができていたかもしれません。
気づき2 愚痴り合いの注意点 不満の助長
愚痴は必要なもので、以前、愚痴ついて記事も書きました。
この記事では触れていませんが、あらためて当時の自分を振り返ってみると、愚痴で不満が助長されてしまっていたのではないかと感じました。
同じ思いを抱えている人が身近にいると(今回だったら、ある人に対する不満)、愚痴って盛り上がりますよね。
愚痴の後に気分を切り替えられたならば良いストレス発散になったのでしょうが、そうではありませんでした。
当時の私は、
そうそう、そうだよね、やっぱり不満だよね!
⇩
周りも同じように思ってるんだから、私の感覚は正しい(〇〇さんは間違っている)
⇩
なんでそんな当たり前のことに、〇〇さんは気がつかないんだ
【愚痴で一時的にスッキリする一方で、不満は大きくなる】
という具合に考えていました。
まさか、ストレス発散のための愚痴が、不満を大きくしていたとは当時の私は思ってもみませんでした。
愚痴も、使い方には注意が必要ですね。
もし誰かに対して不満がある場合は、愚痴りあったり、紙に書き出したりして、全部吐き出してしまいましょう。
そしてスッキリしたところでさらにもう1ステップ、相手のいいところを出してみましょう。
スッキリすると、意外と相手のいい部分もスラスラと出てきたりするものです。
そして先述したとおり、相手のいいところに意識が向くと、とても気分が楽になります。
気づき3 本当の意味で「相手の気持ちになって考える」とは
当時の私は、相手に変わってほしい、直してほしい、と思っていました。
完全に私の視点でしか物事を見ていなくて、相手が何を思っているのか、などということは考えていませんでした。
小さい頃、「相手の気持ちを考えなさい」とか「相手の立場になってみて」とかよく言われましたよね。
でも、「自分は正しい」「相手が直して当たり前」と思っているから、そんな気さえ起きなかったんだと思います。
たとえば私の場合、
ゴミを捨てる
使った後は片付ける
時間を守る
など、基本的に自分が難なくできること、また、一般的に常識と考えられていそうなことの場合は、相手の気持ちを考えようとはしませんでした。
でも実際は誰が正しくて誰が間違っているとか、〇〇して当たり前とか、そういうことは一切ないんですよね。
自分と同じ感覚の人もいれば、ちがう感覚の人だってたくさんいるんです。
模擬コーチングでは、私が不満をもっている相手の気持ちになってみました。
このとき、相手の気持ちなるとは、「相手になりきる」ということです。
自分の気持ちのまま、自分がその立場だったらどうするか、ではありません。
相手になりきって、相手の目線で感じる、考えるということです。

できてそうで意外とできてないんだよね、相手の気持ちになること
もちろん、どんなになりきったところで本人が実際どう感じているのかは分かりません。
なので、そこは想像で大丈夫です。
相手になりきってみたところ、当然ですが、私とは全く違う感覚をもっている、ということに気がついたんですよね。
私ができて当たり前、直して当たり前と思うことも、その人にとっては当たり前のことではないんです。
だから、その人になりきって感じてみると、できないことをたまにできたときには、きっとすごく嬉しいんだろうと思いました。
じゃあ、たまにしかできないことを、どうしたら常時できるようになるか、とやはり本人になりきって考えてみました。
その結果、誰かが喜んでくれる、あるいは誰かの役に立っていることがはっきりとわかれば、「また次もやろう」と思うだろうと考えました。
つまり私自身の行動としては、相手がたまに私が望む行動をとってくれたときに、「できて当たり前」とスルーするのではなく、感謝の気持ちなどをいつもより大きめの反応で返したらよかった、という答えにたどり着きました。
こういうことを頭の中で考えるのは、ちょっと難しいし面倒かもしれません。
私は、第三者であるコーチ(現在の自分)と対話形式で書き出して考えるのが楽でした。
なので、頭の中で考えてグチャグチャしてしまう場合は、ためしに書き出してみてくださいね。
また、自分の中に不満が渦巻いていると、本当の意味で相手になりきれません。
相手になりきる前に、気持ちを楽にすることを忘れないでください。
まとめ
今回は、過去の自分をクライアントとして行った模擬コーチングから得られた学びをご紹介しました。
誰かに不満があるときは、次の手順で、自分にできることを考えてみてください。
- 不満を吐き出す(スッキリして視野が広がる)
- 相手のいい面を考える(気分が楽になってさらに視野が広がる)
- 相手になりきって、相手の気持ちを感じる(自分にできる良いアイディアが浮かぶ)
2の段階で「大した不満じゃなかった」と感じて、解決しちゃうこともありますよ。
もし、この過程でサポートが必要であれば、お気軽にコーチングをお試しくださいね。
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