不愉快な思いにとらわれない!「おたがいさま」で気を楽に

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

みなさん、人付き合いの中で、イラッとしたり、ムカっとしたり、そこまでいかなくても、違和感を感じたりすることありますよね。

ないって人はいないと思います。
感じ方や価値観は人それぞれ違うので、人と関わっていたら、そのように感じることがあって当然です。

私だって普通にあります、そういうこと。

時々思うんですよね、今自分が不快感を感じている原因となった相手の行動は、自分も誰かに同じようにしてるんじゃないかって。
もしくは、してたんじゃないかって。

つまり、相手は違うかもしれないけど、長い目で見たら「おたがいさま」になってるんじゃないかって。

そう考えると、腑に落ちるというか、「何だそういうことか」と思えるんです。

そしてそれは、人間関係の中で感じる、とても嬉しい、幸せな感情にも当てはまるんですよね。

だから自分が幸せになるためには、自分の方から行動することが大事なんです。

人に対して感じる不愉快な思いは、おたがいさま

自分が大変だったり嫌な思いをしていると、どうしても「自分ばっかり」と思ってしまいます。
けれど、よくよく冷静になって考えてみると、「おたがいさま」ということは、よくあることです。

夫とのおたがいさま

私は今夫と暮らしていますが、ときどき、「お母さんじゃないんだから、甘えんな!」と思うことがあります(笑)。

でも実は、自分の方が夫に甘えていることも多いんですよね。

もちろん、夫は甘えられるのが好きで、私は甘えられるのがそんなに好きじゃないとか、そういう違いはあります。
夫は「頼られてる(嬉しい)」と思うことでも、私は「甘えられてる(イライラする)」と感じてしまうことも多いんですよね。

それは仕方がないことです。
許容範囲は人それぞれ。

無理に我慢したら、ストレスになるだけなので、「夫に甘えてるんだから、夫にもたくさん甘えさせてあげなきゃ」と無理に我慢する必要はありません。

ただ、ちょっと冷静になって考えると、「夫にはいつも甘えてるし、まいっか、これくらいは」と少し心に余裕が生まれるんですよね。

相手はちがうけど、おたがいさま

これと似たようなことは、家族以外でもあります。

【事例1】

私は20代の頃は待ち合わせに遅刻して、姉や仲のいい友人を待たせてしまうことがたくさんありました。
今は逆に、自分が夫や友人に待たされることがあります。

長く待たされたり、何度も待たされることに怒りを感じることもありますが、私も20年前はよく待たせてたんだよなーと思い出すと、少し怒りもおさまります。

【事例2】

高校生の頃、自分が心配していること(全然大したことじゃなく、今考えるとただ心配してほしかっただけ)をグダグダとずっと話していたら、友人に「だったら~すればいいじゃん!」とバシッと怒られたことがあります。

桃せいじん
桃せいじん

怒ってくれた高校の友人には、感謝してる。

そして、大学時代には、私が同じようにバシッと怒ったことがあります。
このとき、私はイライラして、結局怒ってしまったんですが、思い返してみると、私が感じたイライラを、高校生の時に友人も感じたんだな、と思いました。

  • 夫に甘えて、夫に甘えられる
  • 姉や友人を待たせて、夫や別の友人に待たされる
  • 高校の友人にイライラされて、同じような理由で大学の友人にイライラする

夫とのことは本当におたがいさまですが、相手も時期もちがう「おたがいさま」も結構あると感じます。

もちろん、全部が全部そうだとは思いません。
自分だったらまずやらないことを、平気でやる人もいるし。

自分にとってあり得ないことを誰かにされてしまったら、それは事故です。
そういう事故も、ときどき起こりますよね。

身近にはそんなことをする人はいないだろうから、頻度は低いと思います。

「おたがいさま」にこだわるわけではない

ただ、ここで誤解しないでいただきたいのは、「おたがいさま」ならいい、そうじゃなかったらダメ、ということではないということです。

「おたがいさま」ということにこだわってしまうと、アンバランスだと感じたとき、気になってしまいます。

たとえば、「確かに人を待たせてしまったことはあるけれど、待たされていることの方が圧倒的に多い!」と思ってしまうとか。

人間関係は、そのように量でははかれません

何事でもそうですが、何かにこだわりすぎてしまうと、それに縛られて、がんじがらめになってしまいます。

上記のように私が「おたがいさま」と思ったのは、あくまでも自分が少し冷静になれて、心に余裕が生まれ、楽になるからです。

すべてを「おたがいさま」で考え、定量的に考え始めたら、人間関係はとても味気ないものになってしまいます。

幸せな人間関係を築くには

今まではネガティブな感情を持ってしまったときのことをお伝えしてきましたが、ポジティブな感情についても、同じです。

自分が何かをされて嬉しかったら、誰かに同じようなことをして喜んでもらいたいと思います。

また、いつも笑顔で、穏やかな人には、自分も良い気分で、穏やかに接することができます。
このことは、以前下記の記事でも書きましたので、ぜひお読みください。

誰かに手を差し伸べたら、自分が大変な時には、誰かが手を差し伸べてくれるものです。

見返りを求めて行動するわけではありません。

でも、人間関係を穏やかに、楽しく、幸せに過ごすには、自分が求めることを誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分が実践することから始まるんですよね。

まとめ

今回は、不愉快な思いも、幸せな思いも、「おたがいさま」ということをお伝えしました。

不愉快な思いをしたときは、自分も同じようなことをしたことがあるな~と思うことでその感情を消化する。

そして、幸せになるには、自分がされたら嬉しいことを自分が実践する

飲み会で先輩にご馳走になってばかりで申し訳ないと思っていたとき、「いつか同じように後輩にご馳走すればいいんだよ」と先輩に言われたことを覚えていますが、まさにそういう感じです。
そういう風に、巡るんです。

ただし、「おたがいさま」にこだわって、どうしても量が気になってしまう場合は、この考え方はしないでくださいね。

もし私のように不愉快な思いをしたときに「おたがいさまだし」と少し楽になれそうだったら、使ってみるのはいいのではないかと思います。

そのように不愉快な思いをサクッと処理して、いい気分になれることをしましょう。

桃せいじん
桃せいじん

不愉快な思いじゃなくて、幸せな気持ちの方に注目することもすごく大事!

もし、どうしても不愉快な思いにとらわれてしまう、いやな出来事ばかり起きてしまう、という場合は、ぜひコーチングをお試しください。
どういう状況なのか、どうしていったらいいのか、一緒に見ていきましょう。

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