病院で感じた不満 医師とのコミュニケーションからの学び

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

私はアレルギー体質のため皮膚科にお世話になることが多いのですが、診療に関して、不満を感じたことがあります。

そのときは、患部を見せて1分程度でおわり。
ものすごく短い診療時間でした。

診療があっという間に終わったので驚きはしましたが、私が不満を感じたのは時間の短さではなく、医師の態度でした。

どんな職業でも、人と人とのコミュニケーションのあり方は重要です。

今回は、病院でのコミュニケーションから学んだ「聞く耳をもつ」ことについて、お伝えします。

不満を感じた「わからない」

私がその日病院で診てもらったのは、赤く腫れあがってとても痒い、ひどい虫刺されでした。

診療が1分で終わろうとしたとき、医師に「原因は何ですか?」と質問をしました。
医師から返ってきたのは、「わかりません」という短い答えでした。

そこで私は、医師は「治ればいい」と思っていて、原因には興味がないんだろう、それよりも早く診療を終わらせたいんだろうと感じ、不満を抱きました。

駅ビルにある混んでいる皮膚科だからね

私としては、治すことはもちろん重要ですが、今後同じように虫に刺されたら嫌なので、予防のために原因を知りたかったんですよね。

確かに、患部を見ただけで何の虫に刺されたかは断定できないだろうし、わからないならわからないで構いません。
けれど、わからないなりにも、今ある情報から、いくつか可能性をあげてくれてもよかったんじゃないか、と思います。

医師の聞く耳をもたない態度、こちらの意図をくみ取ろうとしない態度に不満を覚えました。

時間をかけずにすぐに薬を決めてもらえるのは、ありがたいことです。
混んでいる病院だから、早く終わらせたいという気持ちもわかります。

でも、「患者の方は予防にも興味があるんだよ。わからないと一蹴しないで、医師の知見を聞かせてよ。何かあるでしょ」という気持ちです。

納得できた「わからない」

別の皮膚科に通っていたときにも、「(アレルギー反応の)原因はわからない」と言われたことがあります。
けれど、そのときは不満は抱きませんでした。
そっか、やっぱりわからないんだ、とスッと納得できました。

それは、その医師はしっかりと説明したり教えてくれる人だったからです。

その皮膚科もかなり混んでいる病院でした。
診療時間が長いわけではありませんでしたが、短いわけでもなく、患者の話すことをよく聞き、質問に真摯に答えてくれる医師でした。

比較的高齢の医師で、知識や経験が豊富だったことも関係しているかもしれません。
患者が何に興味があって、何を知りたがっているのか、理解できていたのだと思います。

2種類の「わからない」からの学び

「原因はわからない」と言われたときに、

「原因なんかわかるわけないじゃん、治ればいいでしょ、それよりも次の患者さん」と頭の中で変換されて不満を感じるか、それとも、

「気になるよね、そうだよね、でも原因わからないんだよね、ごめんね」と頭の中で変換されて納得できるのか。

同じ「原因はわからない」でも、私の感じ方には、雲泥の差がありました。

この経験から私が学んだことは、次の3つです。

  1. 相手が望む回答を自分が持っていなかったとしても、しっかり聞く
  2. しっかり聞くとは、相手が何に興味があるのか、何を伝えたいのか、くみ取ること
  3. 興味をもって相手に質問をすることで、自分の視野が広がる

「原因はわからない」と言われて不満を感じた皮膚科と、不満を感じなかった皮膚科。
ちがっていたのは、私の言うことに聞く耳をもってくれたかどうかです。

私は、相手に不満をもってほしくないので、しっかり聞く耳をもちたい。

じゃあ、しっかり聞くとはどういうことかというと、相手が何でその話をしているのか、相手が何でそんな質問を自分にしてくるのか、くみ取ることです。
くみ取ることができて、それが相手に伝われば、たとえ答えが出なくても、全然問題ないんです。
相手は不満を抱きません。

くみ取るには、何かわからない部分があったら質問をしなければなりません。
何かわからない部分を知ることは、自分の視野が広がることにつながります。
自分が言いたいことを言っているだけじゃ、視野は広がりませんからね。

誰とも気が合うということはあり得ません。
人の話を聞いたからって、その人と仲良くなれるとは限りません。
視野が広がったとしても、その考え方を自分に取り入れるかどうかは、また別の話です。

それでも、相手は不満を抱かず話して良かったと感じるし、「そんな考え方もあるんだ」と自分の視野は広がる、そんなコミュニケーションを心がけようと思いました。

特に、自分に余裕がないときは気をつけないと、聞く耳をもてなくなってしまいますから。

まとめ

今回は、病院での経験から、「聞く耳をもつこと」についてお伝えしました。

仕事でも、プライベートでも、コミュニケーションは人間関係を構築する上で欠かせません。

相手に安心感を与え、信頼されるためには、しっかり聞く耳をもって相手のことを理解するよう努力することが大切です。

本当の意味で理解できるかは、問題ではありません。
その姿勢が大切なんです。

相手を理解しようとすれば、相手も自分を理解しようとしてくれる可能性が高まります。
そうやっておたがい歩み寄ることができれば、いい関係を築くことができるのではないでしょうか。

コミュニケーションについてお悩みがある方は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。私の失敗談です。


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