好きなこと、楽しめることは何?どう関わりたい?想像して、理想的な自分を創造していこう

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

最近、テレビでバレエダンサーの熊川哲也さんと、ピアニストの辻井伸行さんの活動を知りました。

熊川哲也さんは、ご自分でバレエカンパニーを創立し、自ら振り付けや芸術監督を務めています。
毎年バレエの公演を行っており、この秋に公演を行う「眠れる森の美女」の関連で、テレビに出演されていました。

また、辻井伸行さんは、富士山河口湖ピアノフェスティバル2023に出演されたこと、小学校で音楽教室を行ったことなどが紹介されていました。

お二人の活動の様子を見て、キラキラしていて、本当に楽しそう、幸せそうだな~と感じました。

幸せな人には、内からしみ出る輝きがあるよね!

お二人とも、世界的に有名な芸術家です。
一見、とても遠い存在で、真似できないように感じられるかもしれません。

でも、芸術家ではない人たちにだって、彼らを参考に取り入れられることはあると思うんです。

今回は、熊川さんや辻井さんのようにキラキラと幸せになれるよう、感情豊かにすごし、楽しいことに重点を置くことについてお伝えします。

「感情を揺さぶられていますか?」

感情をもっと出してほしいなって、健康的なね。要は、喜怒哀楽をもっと表現してほしいわけ。

NHK あさイチ プレミアムトーク2023年9月15日放送分から引用

これは、番組の中で熊川さんがおっしゃっていた言葉です。

怒ったっていい、泣いたっていい。
健康的であれば。

最近は、コンプライアンスなどを気にして、感情を押し込めてしまうことが多いのではないか、と熊川さんは危惧されているようでした。

このことから、熊川さんがポジティブ、ネガティブに関わらず、「感情」をとても大切にされていることがわかります。

その上で、バレエの舞台を考えるときも、プライベートで過ごすときも、自分が楽しむことを最優先で考えていらっしゃいます。

大きなバレエカンパニーを率いることに対するプレッシャーについては、

とにかく目の前のこと、楽しいことをやりたかったからやれていることであって、その原点は自分が楽しめるかだから。(中略)
誤解を恐れずに言うのであれば、お客さんに届けるのはもう、もっともっと優先順位が低い部分。自分が楽しくないとダメなんで。

NHK あさイチ プレミアムトーク2023年9月15日放送分から引用

とおっしゃり、プレッシャーを感じたことはないようでした。

もちろん、そこには、自分が楽しめていれば成功するという、自信があります。
それは、元々の性格と、これまで熊川さんが積み上げてきた経験と実績などによるものだと思います。

自分が楽しめることをするのは、ピアニストの辻井伸行さんも同様なのではないかと思います。

山の空気や鳥のさえずりがとても好き。
だから、大自然の中で音楽祭を開催する。

子どもたちと触れ合うことで元気をもらえる。
だから、小学校で音楽教室を行う。

辻井さんは、富士河口湖町を会場にした音楽祭を2021年から3年連続で開催。
これにあわせて、毎年、地元の小学校で音楽教室を開いているそうです。

熊川さんや辻井さんをそっくりそのまま真似することはできなくても、

  • 喜怒哀楽などの感情を大切にして、感じる、表現する
  • 自分が楽しむことに重点をおく

こういったことを実践していくことは可能です。

たとえば、私は映画やドラマなどを見て悲しかったり、感動して泣くことが結構あります。
また、最近は飼っている金魚が死んでしまって、泣きました。

また、夫に対して怒りを感じたり、街中で見かけた人に怒りを感じることもあります。
怒りをどう処理するかはそのときどきによって変わりますが、「怒ってるなー」ということはいずれにしても意識します。

好きなこと、楽しめることも全力で取り組もうと思っていて、最近では「行きたい」と思ったところにはなるべく早く行くようにしています。

みなさんは、いかがでしょうか?

悲しみや怒りを我慢したり、押し殺したりしていませんか?
自分の楽しみを、後回しにしていませんか?

楽しみは、何もバレエやピアノのような芸術的なことでなくたっていいんです。
また、熊川さんや辻井さんのように突き詰めなくてもいいです。

普段の生活の中で、気軽に楽しんでいること、たとえば料理、運動、読書、映画鑑賞、散歩、釣りなど、なんでもいい。

ぜひ、その喜びを感じ、楽しむことをガッツリと意識してみてください。

感情については、こちらの記事もよろしければお読みください。

自分のありたい姿を想像する

熊川さんと辻井さんは、それぞれバレエの舞台とピアノ演奏という芸術を創造してます。
と同時に、やりたいと思ったことを実現させ、人生が幸せになるように自分で創造していると言えます。

そこには、「想像力」も欠かせないと思います。

自分が好きなもの、楽しめるものを中心にして、自分がどうありたいのか
そういうことをたくさん想像して、それに近づくために、自分はどうしたらいいのかを考え、できることから行動に移しているのだと思います。

辻井さんだったら、ピアノを中心にして、その他の好きなこと(=大自然や子どもたちとの触れ合い)を組み合わせて想像し、音楽祭や音楽教室を開催したのでしょう。

身近なところでいうと、私の知り合いで、スイーツがとても好き人がいます。
美味しいケーキ屋や菓子店についてとても詳しくて、いつもその情報量と熱量がすごいなぁと感心していました。

彼女は、公務員の仕事をやめ、今はケーキ屋さんで働いています。
自分の大好きな「スイーツ」を中心に、自分がどうありたいか考えた結果なのだと思います。
彼女の将来の展望(これも想像の一種だと思います)を聞いたとき、そんなことを考えていたのかと、とてもワクワクしました。

ただ誤解しないでほしいのは、好きなことをとことん突き詰め、仕事にするのを勧めているわけではありません。
仕事以外で好きなことをすることだってできます。

これまでの例は、何か1つ突出して好きなことがあって、それを中心に自分のありようを考え、好きなことを仕事としていました。
いわば、狭く深くタイプです。

でも、広く浅くタイプの人もいます。
突出して大好き、ってわけでもないけど、まあまあ好きなことがたくさんあるような。

それでも、結局やることは同じです。

好きなこと、楽しめることが複数ある。
それらと自分はどういう風に関わっていきたいか、自分の生活にどのように組み込んでいきたいか。
できるだけ具体的に想像してみてください。

最初から一気に理想の状態にするのは難しいかもしれません。
現実的に無理、ってことはあります。

でも、そこであきらめないでください。
できることが何かしらあります。
小さなことでもかまいません。

あせらず、急がず、可能な範囲で行動することから始めてみましょう。

まとめ

今回は、バレエダンサーの熊川哲也さんとピアニストの辻井伸行さんの活動を元に、

  • 感情を大切にすること
  • 自分の好きなことや楽しいと思えることに重点を置くこと

についてお伝えしました。

また、好きなことにどのように自分が関わっていくか、自分がどうありたいかを想像し、それを行動に移すことについてもお伝えしました。

これを繰り返していくことで、自分の人生がより幸せになるように創造していけるようになります。

それは、こうありたい、と思う理想的な自分を創造することにもなります。

千里の道も一歩から。
まずは一歩を踏み出してみましょう。

一歩踏み出すためにサポートが必要な場合は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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