こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、山梨県でぶどう狩りをしてきました。
行ったのは、私を含めて4人。
このメンバーとは、それぞれの誕生日前後で食事をしたり、日帰り旅行に行ったりして、お祝いし合っています。
ぶどう狩りも、9月生まれのメンバーの誕生日のお祝いの一環として行きました。
10年以上前から続けているこの会、それぞれ歳を重ね、年の差は多少あれど、みなアラフォーです。
会話の内容は、健康診断の結果とか、白髪、シワなど、加齢に関わるものが多くなってきました（笑）。
それでも、やっぱり年齢を重ねるってすてきなことだと思うんですよね。
確かに、若いってすばらしい
自分の若いころを思い返してみると、まあ、元気でしたよね。
大学時代の健康診断で、「体調」の欄は、いつも「大変良い」を選んでました。
ここ数年は、ずっと「ふつう」を選んでる・・・
また、社会人になって数年は、同期と飲み会や旅行に行くなど、アフターファイブや休日を楽しんでいました。
ハメを外しすぎて寝坊したのも、今ではいい思い出です。
元気で食欲があって、よく動いて、よく寝る。
それを自然とできるのが、若者というものですよね。
さらに、お肌はピチピチ。
ところが、年齢とともに、だんだん疲れやすくなる上に、疲れが残るようになります。
動かなくなって、そのせいで食欲も落ちて・・・。
若いころは寝れば元気になったけど、そうはいかなくなってきます。
シミ、シワ、たるみ、白髪などで、見た目にも加齢感が出てくるし。
特別意識しなくても、基本、元気。
そういう意味で、若いって本当にそれだけですばらしい、と思います。
年齢を重ねる楽しさ
身体的に元気だったのは、確かに若いころです。
でも、私は年齢を重ねるのが嫌だとは思いません。
むしろ、楽しみです。
そりゃあ、気になりますよ、白髪やたるみや体力の低下、病気など。
でも、それ以上に、楽しんでいます。
抗うのではなく、いたわる
加齢に伴う自分の変化について、みなさんはどのように感じますか？
たとえば自分の顔にシミを発見したとき。
うわ！できちゃった！
目立つ！
どうやって隠そう・・・
などと、がっかりしたり、悔しがったり。
そんな感覚になる人が多いのではないかと思います。
でも、よく考えてみると、顔の皮膚を含めた自分の身体は、生まれてからこの方、新陳代謝を繰り返しながら一生懸命、働いているんですよね。
私の場合は、もう40年以上、この身体と共に生きています。
そりゃあ、いたんだり、ボロが出てくるところだってあるでしょう。
それは、いたって自然なことだと思うんです。
「若さが損なわれてダメだ」とか
「劣化だ」とか
そういうことじゃないと思うんです。
何十年もがんばった身体には、いろいろな変化が出てきます。
それは当然のことです。
だから、「そういうものよね」とか「がんばってるんだな」と受け入れ、気にしすぎないのが良いのではないかと思います。
少し前に、白髪を染めるのをやめた近藤サトさん（フリーアナウンサー）の記事を読みました。
ずっと白髪染めをやめたいと思っていたのに、若く見られるためにやめられなかった、という経緯があったそうです。
フジテレビでバリバリ活躍していた時代を知っている私からすると、いつの間に落ち着いて優しいオーラをまとっている姿が、とても印象に残りました。
また、前職でグレイヘアーの女性職員を見て、素敵だな、と感じたことがあります。
でも別に、ありのままであれ、と言っているわけではありません。
自分の変化を受け入れた上で、心身ともに調子が上がるように、がんばっている自分の身体をいたわるのも、ありのままの姿でいるのと同様に、とても素敵なことです。
白髪を染めたり、体に良いものを食べたり、ストレッチをしたり、顔の美容に力を入れたり。
ちなみに私は、シミ取りレーザーを受けたことがあります。
その方が気分が上がる、というのであれば、それも自分をいたわることと同じです。
ただ、「シワがあるのがダメだ」とか、「病気になった自分はダメだ」というように、老いた自分を否定したり、強迫観念を抱き、老いることに抗って必要以上に若さを追い求める必要はない、ということです。
さまざまな経験をして変化していく自分を楽しむ
年齢を重ねるということは、それだけ経験も増えていくということです。
それに伴って、考え方や感じ方などといった、自分の精神面も変わることがあります。
これは、年齢を重ねたから今だからこそ、わかってきたことです。
私は、以前は「就職したらそこで定年まで働くのが当たり前」と考えていました。
でも今はそのように考えません。
実際、公務員を退職しました。
この変化には、自分でもとても驚いています。
興味のなかった美術館などに興味をもち始めたのも、つい最近です。
少しずつ変わったきたな〜、ということもあれば、ときに、自分でも驚くような変化が起こったり。
一方で、昔から変わらないこともあったり。
自分がこの先、50、60、70代と、どのような経験をするのか、どのように変わっていくのか、あるいは変わらないのか、どんな世界を見ているのか、楽しみです。
まとめ
今回は、年齢を重ねることについてお伝えしました。
年齢を重ねるということは、何歳になっても、すてきなことです。
年齢と共に身体は変化していくし、若いときの方が元気というのは、確かにそうです。
身体的にも、精神的にも、いつでも順風満帆、というわけにはいかないでしょう。
でもそれでもやっぱり、誕生日を迎え、◯歳という1年をどんな年にしていくか考えるのは、ワクワクします。
その年齢だからこそ経験できること、楽しめることがありますから。
ぜひ、身体を労わりながら、その時々でやりたいことをやって、年齢を重ねていく自分の変化を素直に感じ、楽しんでみてくださいね。
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