気持ちの変化と、うまく付き合う

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

みなさん、「気持ちが変わる」と聞いて、どんなイメージをもちますか?

対象は、なんでもいいんです。
人、仕事、趣味、食べ物など、なんでも。

私は、「気持ちが変わる」と聞くと、なんとなく淋しいイメージをもっていました。

人に対する気持ちが変わると、それは「別れ」を意識させるし(カップルに限らず)、好きだった食べ物が口に合わなくってしまって、年齢を感じたり(笑)。

もともと私は安定を好み、変化を好まない傾向にあるので、こう感じるのかもしれません。

けれど、生きていればいろいろな変化はつきものです。
だから、変化とうまく付き合っていきたいな、と思うんです。

今回は、気持ちの変化を受け入れ、対応していくことについてお伝えします。

「気持ちの変化」は通過点

気持ちの変化は、好きだったものが好きじゃなくなることだけではなく、好きじゃなかったものを好きになることも含みます。

たとえば私の場合、
美術館や博物館は、今まで興味がありませんでしたが、今は好きです。
また、子どもの頃はネギや生姜、ミョウガといった薬味や、シソ、春菊などの香草は好きじゃありませんでしたが、今はとても好きです。

このように、年齢とともに趣味嗜好の変化ってありますよね。

それは、さまざまな経験をするにしたがって価値観が変わったり、加齢とともに体の感覚が変わることによって起こる、必然的な変化です。

長い人生の中の、一つの通過点とも言えます。

それは、趣味嗜好以外の事柄だったり、好きだったものが好きじゃなくなるのだって、同じことです。

受け入れにくい変化

必然的なことであって、単なる通過点である「気持ちの変化」。
柔軟に対応できれば、何ら問題はありません。

けれど、場合によってはこの変化をすんなり受け入れることができなかったり、うまく対応できずに悩んでしまうこともあります。

たとえば、仕事に対する気持ちの変化。
これだって、価値観の変化や体力がなくなるなどといった身体的な変化に伴うものです。

ただ、趣味や嗜好とはちがい、お金に直結することなので、悩みやすいテーマですよね。

これは私も経験しており、約3年かけて、前職の公務員をやめるという決断をしました。
そのときのことについては、いくつかの記事でご紹介していますので、よろしければ、お読みください。

そしてもう一つ、変化をすんなり受け入れることができなかったり、うまく対応できずに悩んでしまうテーマは、「身近な人の気持ちの変化」です。

友人の気持ちの変化

家族、パートナー、恋人、友だちなどの気持ちの変化。

自分はこのままの環境でこのままの関係を続けたいと思っていても、相手はそう思わず、関係が変わってしまう、ということは誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

芸能界だったら、アイドルグループやバンドのメンバーの脱退とかはよく聞きますよね。

身近な例でいえば、親は一緒に住み続けたいと思っているにも関わらず、子どもが一人暮らしを望むとか。

私の場合は、友人との関係が変化したという経験があります。

仲のいい友人だったのですが、ある時から、他人行儀になったと感じました。
一見仲良く話しているようだけど、表面的にそうしているだけで、それまでとは何かちがう。
それは、私だけではなく、その友人と仲の良かった他の友人たちも感じていることでした。

最初はあまり気にせず、いつもどおり接していましたが、徐々に居心地が悪くなっていきました。
いろいろ考えてみたものの、考えているだけではらちが明かないので、理由を聞きました。
でも、その返事も表面的な感じがしました。

そこで私が感じたのは、その友人が、もう深い付き合いをしたくないんだろう、ということでした。
細かいことはよくわからないけれど、その友人にはきっと何か事情があるんだろう、と。

今までどおりの関係を続けようとしたって、その友人にとっても自分にとっても無理がある。
ならば、無理のない範囲でその友人との関係を続けよう、と思いました。

相手の気持ちを尊重し、受け入れる

人間関係において、相手の気持ちを考えることは、とても大事です。
自分一人で生きているわけではないから、自分だけ良ければ良い、というわけにはいきません。

また、自分の気持ちを相手に伝えることも大事です。
「言わなくてもわかるでしょ」は無理です。

それでも、相手の気持ちは完全には理解できないし、自分の気持ちは、相手には完全には理解してもらえません。

相手の気持ちが変わってしまうことも、自分の気持ちが変わってしまうこともある。
自分は変わってるつもりがなくても、相手からしたら、こっちが変わったように見えていることもあるかもしれません。

そして、お互い、気持ちを無理やり変えることはできません。

ちがう人間なんだから、理解できないことがあるのは当然のことです。
それは悲観することではありません。

理解できないことはあっても、わかる範囲の中で、心地よい距離感の関係を築いていけばいいと思います。

これは、友人関係だけではなく、家族でも、パートナーでも、恋人でも、同じです。

身近な相手、大切な相手であればあるほど、同じ方向を見ていてほしいと望みます。
同じ方向を見ている人がいるのは、とても幸せで、嬉しいことです。

でも、いつの間にかちがう方向を見るようになってしまうときもあります。

そんなときは、淋しさや悲しさを感じるでしょう。

同じ方向を見るよう、軌道修正できる場合もあれば、できない場合もあります。
軌道修正できなかったとしても、それを受け入れ、新しい関係性を模索することで、自分も相手も前に進んでいけるのだと思います。

まとめ

今回は、気持ちの変化を受け入れ、対応していくことについてお伝えしました。

ときに、自分の気持ちの変化に戸惑ったり、身近な人の気持ちの変化に戸惑うことがあります。

でも、変化することは、なにも特別なことではありません。
長い目で見たら、一つの通過点。

うまく通過するためには、自分の気持ちに向き合い、自分にできることを考え、行動していくことが必要です。
相手がいる問題ならば、自分の気持ちだけではなく、相手の気持ちと自分の気持ちの間で折り合いをつけることが必要です。

変化する前の状態に執着したり固執したりせず、変化とうまくつきあい、できるだけスムーズに通過したいものです。

もし、変化にうまく対応できないという場合は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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