「好きなこと」があるのは当たり前ではない!手放さないで

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

私は、コーチになる前は公務員でした。

実は、ずっと「一度就職したら定年まで働いて当たり前」と思っていました。
転職を繰り返す人の気持ちが分からず、「何でそんなに転職するの?」と疑問でした。

そんな固定観念で頭カチコチだった私が、未知のフリーランスという道を選んだことに、けっこう自分でも驚いています。

自分でも驚くくらいの決断ができた理由の一つは、コーチングが、好きでやりたいと思える数少ない仕事だったということです。

みなさんは、好きでやりたいと思えること、ありますか?
私は、今まで本当に思いつかなかったんですよね。
特に仕事ってなると、余計に。

だから、もし今「好きなこと」や「やりたいこと」があるけど、それをやめたり手放そうとしている人がいるならば、それはちょっと考え直してほしいんです。

当たり前のことではないんですよ、「好きなこと」があるのは。

「好きなこと」は貴重な存在

消極的な選択が多かった過去

自分の今までを少し振り返ってみたところ、私がしてきた選択は、消極的なものが多いということに気がつきました。
進路でも、趣味でも、スポーツでも、思いっきりのめり込んだものがあるかというと、全然思いつきません。

習い事はピアノ、テニス、水泳、英語など、色々やりましたが、全部長続きしませんでした。
そんな私を見て、親が勉強に全振りしたのかもしれません(笑)。
塾通いが多かったおかげで、成績は良い方でした。

大学は獣医学科でしたが、獣医にものすごくなりたいと思って選んだわけではありませんでした。
何を隠そう、マンガ「動物のお医者さん」で選んだようなものなので。

桃せいじん
桃せいじん

大学生活はすごく楽しかったけどね。

公務員を選んだのも、消去法。
公務員時代は、3回の異動のうち、積極的に行きたい!と思って異動したのは1回だけでした。

長続きしている「好き」は、中学生の頃から聞いているB’zくらいでしょうか。

私はどうやら何かに没頭するタイプではないようです。

みなさんは、いかがでしょうか?

「好きなこと」がない人も多い

巷では、好きなことが特にない、何がやりたいのか分からない、ということを聞きます。
自分もそうだったので、その気持ちはよく分かります。
そしてあくまでも肌感覚ですが、そういう人は多いと感じます。

私は、ものすごく好きな何かがある人や、何か一つのことに一生懸命取り組んでいる人に、昔から憧れがあります。

好きなことがないことを悪いことだとは全く思いません。
けれど、「好きなことがあるって素敵、私もほしいな」という気持ちが湧き出てきます。

「好きなこと」や「やりたいこと」があるのは、当たり前ではなくて、実はとても貴重なことなんです。

「好きなこと」がもたらす幸福感

「好きなこと」を貫く人は、ドラマや映画になりやすいですよね。
たとえば、連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなっている植物学者の牧野富太郎さんや、映画「さかなのこ」のさかなクン。
ドラマティックな人生を歩んでいることが多いからでしょう。

ドラマティック以外の共通点もあります。
それが、「幸福感」

牧野富太郎さんの写真を見ると、とても幸せそうで優しそうな笑顔が印象的ですし、さかなクンが幸せそうなのは、皆さんも知ってのとおりです。

有名人だけではありません。

私の身近なところでは、英語が好きでペラペラで、仕事でも英語を使っている姉。
韓流が大好きで、韓国留学のチャンスがある高校を選び、合格した姪っ子。

2人とも、とても楽しそうに仕事や学校の話をしてくれます。

私も、コーチングのクライアントさんが少しでも前進できたら、とても幸せです。
クライアントさんから学びや気づきをいただけるのも、とても幸せです。

好きなことをしているときは、当然ですが、幸せですよね。
その幸福感は、周囲にも伝染します。

桃せいじん
桃せいじん

私は誰かの「好きなこと」の話を聞くと、とても楽しい!

それに、自分が幸せだと人に優しくなれます。

また、嫌なことがあったとき、辛いことがあったときにも、「好き」は力となりますよね。

「好きなこと」を生活の中に

これまでは「好きなこと」を仕事にしている人の話でしたが、仕事じゃなくてもいいんです。
仕事にすることには、困難もあります。

「好きなこと」との心地いい距離は、人それぞれです。

以前お会いした方に、元SMAPの草彅くんが大好きな方がいました。
草彅くんの話をする時の彼女は、とてもキラキラしていて、若々しかった記憶があります。
当時はそんな言葉なかったけれど、いわゆる「推し活」を楽しんでいました。

私の夫は歌が好きで、趣味でボイトレに通い、家ではしょっちゅう大音量で歌っています。
歌うのがとても楽しいようで、どんなに疲れていても歌うし、そうすることで精神的に元気になっているみたいです。

仕事でなくても、大好きな「推し」や趣味の存在は、人生に彩りを与えてくれます

「好きなこと」を仕事にしてもいい。
仕事にせずに、趣味などでもいい。

いずれにせよ、好きな何かがあるのならば、それを大切にして、生活の中に組み込んでみてください

バカにする人がいたら無視!

好きなことを仕事にしたり、大好きな趣味にのめり込んでいたら、もしかしたら「現実を見ろ」「無理に決まっている」「いい加減にしろ」と言ってくる人がいるかもしれません。

確かに、持続不可能なことをやっていたら好きなことを続けられなくなってしまうので、冷静に考えることも必要です。
もし、そういう冷静な視点で助言してくる人がいるならば、耳が痛いことでも、しっかりと聞いた方がいいですよね。

けれど、バカにしていたり、ハナから無理だと決めつけているような人がいたら、無視してくださいね。

まとめ

今回は、「好きなこと」を大切に、生活の中に組み込もう、ということをお伝えしました。

私も、数少ない「好きでやりたい」と思ったことをやるため、フリーランスのコーチとなりました。

好きだという気持ちや、やりたいという気持ちは、とても貴重で尊いものです。
何か躊躇していたり、気になることがあるのなら、小さく始めることもできます。

ぜひ気持ちに正直に、行動してください。
納得せずに「好きなこと」を手放すのは、絶対にやめてくださいね!

もし、なかなか勇気が出ない、周囲の目が気になる、という方がいらっしゃいましたら、お気軽にコーチングをお試しください。
一緒に「好きなこと」を行動に移す方法を探りましょう。

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