公務員からフリーランスになって1年 お金について思うこと

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

早いもので2024年3月ももう下旬、年度が終わろうとしていますね。

私は2023年3月に公務員を退職し、フリーランスのライフコーチとなりました。(経歴の詳細については、プロフィール をご覧ください。)
なので、もうすぐ開業して1年となります。

そこで、今回はお金について今考えていること、感じていることをお伝えします。

お金について冷静であることを忘れない

お金について冷静に考えるなんて当たり前じゃん、と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう、当たり前のことです。
でも、この当たり前のことができない人は多いと思います。
なぜなら、お金に関しては恐怖心を抱きやすいから。

冷静というのは、必要以上に怖がることもなく、かといって楽観的になりすぎることもなく考える、という意味です。

公務員をやめるときに考えたことは、下記の記事をご覧ください。

今は事業開始から1年がたとうとしているので、上記記事と状況は変わってきています。
それでも、やはり冷静に考えることに変わりはありません。

具体的に何を考えているかというと、収入と支出をしっかりと把握し、冷静に目標をたてることです。

実現可能な目標

事業についての収入と支出は、確定申告の関係で帳簿をつけなければならないので、把握できています。
けれど、実は私はプライベートの支出をざっくりとしか把握していません。

事業を始めた当初、赤字になることは想定内で、しばらくは貯金で賄おうと考えていました。
1年目は、お金(事業収入)のことを考えるとそれに囚われるだろうと思ったので、あまり気にせず、とにかくやれることをやりたいようにやって様子を見てきました。

1年たって感じるのは、プライベートも含めて支出をきちんと把握し、それを自分の目標に反映させる時期にきたかな、ということです。
今までボンヤリとたてていた収入の目標を、もう少し明確にしようと思っています。

といっても、収入をいきなりグワっと上げる目標をたてるわけではなく、冷静に実現可能な目標を、段階的にたてます。

絶対に見誤ってはならない、本来の目的

ここで注意しなくてはならないのは、収入の目標をたてることは、お金への執着につながりやすくなるということです。

お金を稼ぐことは、私の本来の目的ではありません。
私がライフコーチングという事業を行なっているのは、コーチングをとおして、なりたい自分になって幸せな人生を歩む人を増やしたいから。
そのことによって、自分も学び、幸せになりたいからです。

とはいえ、生きていくためにはお金が必要です。
だから、コーチングの対価としてお金をいただきます。
お金は、自分が幸せに生きていくため、より良いコーチングを行なっていくために、ありがたくいただくものです。

けれど、「目標〇〇円」と明確に打ち出した途端に、その金額だけが一人歩きして、目的と化してしまうことがあります。

気をつけてても、知らず知らずのうちにそうなっちゃったりする

正直、あまりこういう目標をたてたくない、という気持ちもあります。
それでも目標をたてようと思ったのは、次の理由からです。

  • 事業開始から1年が経過し、ステップアップするため
  • 今の自分だったら、本来の目的を見誤らないでいられるのではないかという思いがある
  • 仮にちょっと見誤ったとしても、すぐに軌道修正できるのではないかという思いがある

お金に関しては、一歩下がったところから冷静に観察する、その姿勢を忘れないようにしようと思います。

お給料とフリーランス業でいただいたお金のちがい

組織に所属せずに、一人で事業をつくり、それで収入を得る。
これは、私にとっては初めての経験でした。

働いて収入を得るという意味では、公務員もフリーランスも同じです。
でもその収入を得たときの感覚は、まったく違います。

コーチングでは、セッション中の表情だったり、アンケートから得られるクライアント様の反応、ものすごく直接的です。

コーチングを喜んでいただけるのは、友人に贈るプレゼントを一生懸命考えて、それを喜んでもらえた時の喜びに似ています。
あるいは、道ばたで誰かに親切をして、感謝されたときの感覚に似ています。

とてもとても、心に響くんです。こちらも自然と笑顔になります。
「コーチングをやって本当に良かった」「喜んでいただけて、とても嬉しい」「もっと喜んでいただきたい」という思いや優しい気持ちがムクムクとわき上がってきます。

金銭的なやり取りが生じることによって、そこにさらに強い思いが発生します。
ありきたりな言い方にはなってしまいますが、お給料と、自分の事業で得たお金は、重みや喜びがちがう、ということです。

公務員だったときも、その仕事は誰かの役にたっていました。
それは、わかっています。
でも、頭でそれを理解できていることと、心でそれを感じられることは、まったくの別ものです。

公務員時代は、誰かの役に立っていると心で感じられる機会が少なかったように思います。
ありがとうと面と向かって感謝されることは多くなかったですし、むしろ不平、不満や文句を言われることもあるので、そちらの方が印象に残ってしまったりして。

そういう状態でお給料をいただくのと、直に反応が返ってくる自分がつくったサービスで料金をお支払いいただくのとでは、やはり感じ方が全然ちがいます。

ただ、公務員であれば安定した収入が得られます。
信用があります。

フリーランスでも安定した収入と信用を築くことができますが、公務員とはやり方が異なります。
公務員は、試験を突破して公務員になってしまえば基本的に安定と信用は獲得できますが、フリーランスはそうはいきません。
コツコツコツコツと、積み上げていかなければなりません。

私は公務員とフリーランスの両方を経験できて、とても嬉しいです。

フリーランス歴はまだ1年。
どんな景色が見られるのか、これからも楽しんでいこうと思います。

まとめ

今回は、事業開始から1年がたって、お金に関して私が感じていることを率直にお伝えしました。

公務員や会社員の仕事で悩んでいる人にとって、あるいはフリーランスになることを考えている人にとって、お金は一つの大きなポイントだと思います。
参考になれば、嬉しいです。

もし、仕事について、フリーランスについて悩んでいることがあれば、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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