元気な身体はやっぱり大事!疲れを回復、じゃなくて予防しよう

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

私は “Holistic Life Coaching” (ホリスティックライフコーチング)というコーチングを提供しています。
ホリスティックには、「全体の」とか「全体的な」という意味があります。
感情、思考、身体(体感)のすべてのバランスをとり、毎日心地よく過ごすことを目指す、それが Holistic Life Coaching の目的です。

そこで今回注目するのが、「身体(体感)」です。

身体の状態は、感情や思考に大きな影響を与えます。
逆もしかりで、感情や思考も、身体に大きな影響を与えます。

自分の身体を元気にするために何ができるか、、あらためて考えてみませんか?

疲れとストレス発散が招く悪循環

疲れていてせっかくの休みに何もできなかった、という経験がありませんか?

私の夫は、「今日何もできなくてもったいなかったな・・・」と休日にたまにボヤいています。

1日何もしなかったとしても、それが疲れをとるためだったのならば、有意義な時間だと思います。

でも、1日何もしなかったのに疲れがとれなかったり、何もしなかったことによって悪循環になってしまうのは残念ですよね。

私は、公務員時代の一番多忙な時期は、週末に悪循環に陥っていました。

金曜日は翌日のことを気にしなくてもいいからのんびりできる!と最高に開放的な気分になって、ストレス発散のためにひたすらのんびり、ダラダラと過ごし、ソファで寝落ち。
深夜1~2時ごろ、ひどいと早朝に目覚めて、歯を磨いて顔を洗って、あらためてベッドに入って寝る。
当時はこんな週末を繰り返していました。

ソファで寝落ちして深夜に目覚めるのは、生活リズムが乱れるので良くないとわかっていました。
でも、1週間の疲れとストレスから、ソファに座ると動けなくなってしまうんです。

結局、疲れを癒すためにダラダラしていたつもりが、リズムが乱れてあまり癒されていなかったように思います。

ソファで寝てるときは幸せなんだけどね

疲れる前に休息せよ

疲労については、「道は開ける」(D.カーネギー 著・香山晶 訳)でも、丸っと1章をさいています。
「疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法」と題し、約50ページをこの章にあてています。

書籍詳細 - 道は開ける 文庫版 - 創元社
『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、新しい人生を切り開くための座右の書。1944年の初版刊...

この章の冒頭では、次のように書かれています。

悩みを解決する本で、なぜ疲労の予防について一章を割いたか?
それは、疲労がしばしば悩みを引き起こす、少なくとも悩みに感染しやすくさせるからだ。

(中略)

精神分析医によれば、疲労は恐怖や心配に対する感情面の抵抗力を低下させるという。
だから疲労の予防は、悩みの予防に通じるのである。

(中略)

だから、疲労と悩みを予防する第一の鉄則は たびたび休養すること、疲れる前に休息せよ、である。

「道は開ける」より

疲れてから休息したとしても、先ほど書いたように悪循環になってしまうことが多々あります。
だから疲れる前に休息せよ、というのは、なるほど確かに、と思いました。
疲労が悩みを引き起こす一因となってしまうのであれば、なおさら予防したいところです。

疲労は回復するんじゃなくて、予防が大事
これって、けっこう目からウロコじゃないでしょうか?
「疲労回復」とはよく言うけれど、「疲労予防」はあまり聞いた覚えがありません。

では、疲労予防のためにできることとは?

「道は開ける」では、睡眠(特に昼寝)や、楽な姿勢(横になるなど)で仕事をすることについて書かれています。

横になって仕事をすることはなかなか難しいと思いますが、昼寝を取り入れている会社はありますよね。
私も、公務員時代は昼寝をすることでスッキリして、午後の仕事がはかどることを実感していました。
フリーランスとなった今でも、眠気を感じたら無理をせず、昼寝をするようにしています。

また、たとえばパソコン作業などは25分間集中して5分間休む、というポモドーロ・テクニックを取り入れています(たまに忘れるけど)。
休んでいる5分間は、目をつむったり、ストレッチをしたりしています。

「道は開ける」では、目の筋肉の緊張をほぐすことの重要性にも触れています。
特にパソコン作業が多い現代人は、定期的に目をつむって、自分の目に向けて「休め休め」と言い続けるといいかもしれません。

あなたも、どのようにしたら疲れを予防できるのか、ぜひ色々な方法を試してみてくださいね。

楽しくする工夫

睡眠時間はじゅうぶんだし、そんなに身体を動かしてもいない。
肉体的には疲れていないはずなのに、なんか身体が重くて何もする気が起きない。
このような経験、ありますよね。

肉体的な疲れは、じゅうぶんな睡眠と休養をとれば、回復します。
けれど、そこに悩みや緊張などがあると、話は変わってきます。

たとえば、仕事がいやだ、つまらない、いつも暇でやることがない、という状態はつらいものです。
大して何もしていなかったとしても、妙に疲れたような気がしますし、実際、身体は重く動きません

公務員時代の私は、睡眠時間は6~7時間で、じゅうぶんとは言えないけれど、少なすぎるということもありませんでした。
それでもそれ以上に疲れを感じていたのは、やはり仕事に対して楽しみを感じていなかったからです。

逆に、楽しいことをしていると不思議と疲れを感じないし、疲れたとしても寝れば復活!なんてこともよくあります。
子どもはまさにそんな感じですよね。
遊んで遊んで遊びまくって、ぱたっと寝て、次の日は元気いっぱいです。
もちろん肉体が若いというのもありますが、気持ちによるところも大きいのではないのでしょうか。

大人が子どものように過ごすには、いかに視点を変えて、目の前にあるつまらないこと、やりたくないけどしなければならないことに楽しみや喜びを見出せるか、そこが重要になってきます。

「道は開ける」には、仕事において視点を変えた事例がいくつか紹介されています。

  • 単調な作業をゲーム感覚にする(自分自身や同僚との競争)
  • あたかも仕事に興味があるようにふるまう
  • 研究ネタを見つける(例:アイスクリームの販売員が、おいしい・まずいの差について研究)
  • 役者になりきって営業する

ちなにみに私は今コーチングの仕事以外にアルバイトをしています。
そのアルバイトでは、重いものを持つときは「筋トレ」、商品を陳列するときは「いかに効率的に陳列するかのゲーム」「いかにきれいに陳列してお客様に手にとってもらうかのゲーム」だと思っています。
そうすると楽しいし達成感があるんですよね。

楽しくする方法は、上記以外にもあると思います。
もし仕事に面白みを感じられていないならば、あなたもぜひ、何かちょっとした楽しみを探して、それを意識して作業してみてください。

きっとどんな仕事にも、何かしらのささやかな楽しみがあるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、疲労についてお伝えしました。

疲労を回復するのではなく、予防する=こまめな休養をはさむということ。

肉体的な疲労は、睡眠などの休養で、
精神面からくる疲労は、自分なりの楽しみを探し、それに集中することで予防・回復させることができます。

現代人の大半が慢性疲労を抱えているのかもしれませんが、疲れと無縁の生活を送ることは、不可能ではありません
疲労があったとしても、寝て食べてお風呂に入れば回復するような、さわやかな疲労がいいですよね!

疲労を予防して、軽やかに、のびやかに生活しましょう。

もしサポートが必要であれば、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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