生活水準を下げるのは難しい?公務員からフリーランスになったライフコーチの感想

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

今よりも生活水準を下げたくない。
だから、仕事をやめられない、変えられない。
このように感じる人は、多いのではないでしょうか。

いつだったか、母親が「生活水準を下げるのって、難しいのよ」と言っていました。
そのときは深いことを考えずに、「まあ、そうだろうな」と思いました。

でも今は、「果たして本当にそうだろうか?多くの人は、そう思い込んでるだけじゃなかろうか?」と思うんです。

今回は、公務員をやめてフリーランスのライフコーチになった私が感じている生活水準の変化について、お伝えします。

退職して、いわゆる生活水準は下がったけど・・・

「生活水準」という言葉には、どうやら明確な定義はないようなのですが、おおむね、次のように解釈されているようです。

衣食住ないし文化生活の程度のこと。生活には、経済的な側面だけでなく、精神的・文化的な側面もあるが、これを数量の大小として測定することは困難である。そのため、実際には、所得水準・消費水準・エンゲル係数などの経済的水準を示す指標が生活水準を測定する指標として使われている。

学研キッズネット

子ども用のサイトというだけあって、とても分かりやすい説明ですね。

経済学的には、生活水準にはいろいろな測定方法があるようですが、ここでは簡単に

  • どれくらいの所得なのか
  • どれくらい消費してるのか

とういことを生活水準とします。

つまり、「生活水準を下げるのは難しい」というのは、

  • 所得が下がったり、今まで買っていたものを買えなくなるのは受け入れ難い

と言い換えられます。

私は、公務員をやめてライフコーチになりました。
その結果、所得は下がりました。
洋服、アクセサリーを買わなくなったり、外食が減るなど、消費も一部下がりました。

一般的には、生活水準が下がった状態といえます。
でも、まったく気にしていません。

消費に関しては、「ほしいと思わなくなったから買わなくなった」というのもありますし、「収入が減ったから買わないようにしている」というのもあります。
後者だったとしても、それをストレスに感じることはありません。

むしろ今の方が幸せなんですよね。

仕事をやめて得られた心の余裕

公務員時代は、私の生活は仕事を中心に回っていました。
月曜日~金曜日、昼休みを含めて8時間45分は仕事でした。
通勤時間を入れると、さらに仕事がらみの時間は増えます。

朝起きる時間、夜寝る時間、お出かけする日や時間帯、旅行に行く日程など、すべてにおいて仕事に影響が出ないように考慮しなければなりませんでした。

もちろん、今でもライフコーチの仕事をしているので、仕事のことを考慮に入れなければならないのは同じです。

けれど、決定的なちがいは、自分が望んで自主的にやっているか、楽しんでいるかどうかです。

公務員の仕事は、ものすごく嫌というわけではありませんでしたが、決して好きとは言えませんでした。
好きな業務もありましたが、異動があって、ずっと同じ部署にいられるわけではありませんからね。

今は、自分が好きでライフコーチをしています。
また、フリーランスなので、自分で自由にスケジュールを立てられます。
在宅でオンラインでサービスを提供しているので、通勤もありません。

自分が望む仕事を望む形でできるようになって、心に余裕が生まれましたし、幸福感や満足感があります。

そうすると、今までよりも「消費」に興味がなくなったんです。

公務員時代はお給料の金額を気にしていましたが、今は、収入への強いこだわりはありません。

もちろん、生活していく上でお金は必要ですし、心に余裕が生まれた今でも、ほしいものはあります(旅行とか、B’zのライブとか)。
なので、それを賄うくらいの収入は必要です。
けれど、公務員時代のMAXのお給料が必要かというと、必要ないんですよね。

さらに、住居についても、考え方が変わってきました。

今は、とても便利な駅から徒歩5分のマンションに住んでいます。
でも、将来的には、今の場所に住む必要はないと思っています。

今のマンションよりも、「生活水準が下がる」と一般的に言われるような場所に引っ越しても、全然構わないと考えています。(実際は、夫の仕事との兼ね合いもあるのでどうなるかは分かりませんが。)

誘惑が多い現代 自分が求める本当の生活水準は?

今って、いろいろなモノが簡単に買える豊かな時代ですよね。

先日、ちょっと散歩にショッピングモールに行ったら、美味しそうな食品、かわいい雑貨、おしゃれな洋服、靴、インテリアなどなど、もうたっくさんのモノであふれていました。

誘惑が多い!

そういうものを目にしていると、なんとなく「ほしい」と思ってしまいますよね。

私も、「これかわいいな、ほしいな」とか「美味しいパン食べたいな」と、思わず手にとって見ちゃいます。

でも、その中で本当にほしいもの、必要なものは、どれだけあるでしょうか。

魅力的なモノやサービスが多く、あれもこれも欲しくなってしまいますが、本当にほしいものや必要なものは、実はそんなにないのではないかと思うんですよね。

でも真剣に考えずに、ついつい買ってしまいます。
そうやって買うのが当たり前になって、「生活水準を下げるのは難しい」と感じてしまうのかもしれません。

もし仕事をやめるかどうか悩んでいて、生活水準が下がることをただ漠然と心配しているのならば、今の生活水準が、本当に自分が求めている水準なのか、必要な水準なのか、真剣に、具体的に考えてみてください。

まず、今の仕事をやめて、やりたいことをやっている自分の姿や感情を想像してみてください。

やりたいことをやっているあなたは、どのような家で、どのような暮らしをしたいですか?
今の家に住み、今と同じようにモノやサービスを買いたいと思うでしょうか?

実は今は必要以上の生活をしている、ということもあると思うんですよね。
特にストレスを抱えていると、なおさらです。

やりたいことをやれている自分は、今ほどの生活水準は必要ない(例:今よりも不便な場所に引っ越してもOK、旅行や外食は減らせる など)と思ったなら、どこまで下げられるかを考え、その生活をするのに必要な収入の確保について具体的に考えてみてください。

実は、新しい仕事から得られる収入で十分かもしれません。
十分じゃなくても、貯蓄がある程度あれば、それでしばらく賄えるかもしれません。
あるいは、副業・複業ができれば、それもありです。

「生活水準を下げるのは難しい」という一般論を真に受けないで、ぜひ、考えてみてくださいね。

まとめ 自分が本当にほしいものを見極められれば、生活水準は下げられる

今回は、生活水準の変化について、公務員を退職してフリーランスになった私の経験をふまえ、お伝えしました。

退職したことで私の生活水準(所得水準・消費水準)は下がりましたが、まったく気になりません。

それは、心に余裕が生まれたからです。

もし生活水準に精神面も加えてもいいのであれば、確実に私の生活水準は上がっていて、幸福感を感じられています。

もし、あなたが現在の仕事で心に余裕がなかったり、満たされていない場合は、何が自分にとって本当に大切で、必要なことなのか、わからなくなっている可能性があります。

そういうときは、本当は必要ないものまで求めてしまっているものです。

自分のことをしっかりと理解して、本当にほしいもの、必要なものがわかって、それが手に入れば、大きな満足感、幸福感が得られます。

その満足感、幸福感があれば、仮に収入が下がるなど、生活水準が下がったとしても、全然気にならず、むしろ生活水準が上がったさえと感じられると思いますよ。

もし、自分のことを理解するのにサポートが必要な場合は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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