こんにちは、ライフコーチのSayaです。
前回から、壁にぶつかったときに
対処法は必ずある。
なんとかなる。
と信頼すること、安心感をもつことがとても大事だということをお伝えしています。
それは、根拠はなくても、そう信じて、安心して過ごしていると、ひょんなことから答えが見つかったりするからです。
逆に、不安な気持ちばかりを抱いていると、なかなか答えにたどり着けません。
では、どうしたら少しでも気分を楽にして、「なんとかなる」と信頼できるのか。
前編では、【行動できない原因を探る】ことについてお伝えしました。
後編では、視点を変えたり、気を紛らわせたりして気分を楽にする方法についてお伝えします。
なんとかならないことって、そうそうない
テレビや本で、人生が波乱万丈だった人の話が紹介されたりしますよね。
世の中には、想像もできないような大変な思いをしている人がいるものだと、驚かされます。
でも、そういう人たちは、次から次へと起こる問題、立ちはだかる壁に、なんとかして対処してるんですよね。
それを考えると、自分の抱えている問題は大したことなくて、なんとかできるんじゃないかなって思えてきませんか?
テレビや本の中の人は特別なんだ、と思われるかもしれません。
確かに、波乱万丈を切り抜けてきた人たちは、もともとトラブル耐性が強かった可能性もあります。
でも、どちらかというと、トラブルや壁を経験することによって強くなっていった、という側面の方が大きいんじゃないかと思うんです。
きっと波乱万丈な人たちも、次から次へと降りかかってくるトラブルに最初は戸惑ったし、苦しい思いもたくさんしているでしょう。
最初から難なくクリアできたという人は、そうそういません。
それでも彼らはなんとかしたんだから、自分の抱えている問題だって、なんとかできます。
根拠はないです。
でも、「どうにもならない」と考えることにも、根拠がありませんよね。
だったら、「なんとかなる」と思って気分を楽にして、解決策を考えた方がいいと思いませんか?
壁にぶつかることで得ていることは?必ずなにかある
何かしらの壁にぶつかっていて、悩んでいるとき、どうしても不安になったり、解決策について悶々と考えてしまうことが多くなってしまいます。
そこでちょっと視点を変えて、そこから得ていることを考えてみてください。
例えば、病気になって入院してしまったならば、
- ゆっくり体を休めるいい機会
- 読みたかった本を読める
- お見舞いに来る人たちと、あらためてゆっくり話せる
- 自分の生活を見直す時間ができた
などなど
病気になって入院したという状況に意味を与えるのは、自分です。
ただただ自分を苦しめるためだけに起こる出来事は、ないと思います。
良い意味を見出せれば、気持ちが楽になりますよね。
うまくいっていることに意識を向ける、うまくいっている自分を想像する
何かがうまくいっていないとき、そのうまくいっていないことについて考え、その対処法を探ろうと試行錯誤します。
でもなかなか答えが見つからない。
そういうときは、うまくいっていることに意識を向けたり、抱えている問題が解決されて、うまくいっている自分を想像してみてください。
できるだけ、具体的に。
想像するとき、どのように解決したのかを考える必要はありません。
「何もかも順調、なんとかなる」と思えて、気分が軽くなったなら、OKです。
慣れないうちは、気を抜くとすぐに不安の方に気を取られてしまうと思います。
不安だ!とか、また悶々としてきたぞ!と感じたら、そこで気分を入れ替えるよう意識してみてください。
他のことで忙しくする
何か抱えている問題があって、時間に余裕があると、そのことをずっと考えて抜け出せなくなってしまいます。
そういうときは、前編でお伝えした【行動できない原因を探る】ことや、本記事で先述した3点について考えていただきたいのですが、難しいならば、自分を忙しくして考える暇を与えない、というのも一つの方法です。
なんやかんや忙しくしているうちに、問題がなくなっていたということもあるでしょうし、大した問題ではないと思えるようになるかもしれません。
また、忙しくてゆっくり構っていられないからこそ、思い浮かぶ解決方法もあるかもしれません。
好きなこと、楽しいことをする
前の方法と似ていますが、考えすぎて頭がグチャグチャしてきたら、「もういいや!」と開き直って、好きなことをしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
考えても考えても答えが出ないならば、もうそれ以上考えたって答えは出ません。
リセットした方がいいでしょう。
美味しいもの食べたり、のんびり散歩して景色を眺めたり、運動したり、カラオケ行ったり、友だちととりとめもない話をしたり。
好きなことをしていたら、意外と答えがパッと思いつくかもしれませんよ。
思いつかなかったとしても、好きなことをして気分が晴れたら、抱えている問題はなんとかなる、なんとかしてやろうじゃないか、と信じる力になります。
まとめ
2回にわたり、壁にぶつかっているときに、どのようにしたら「なんとかなる」と信じることができるのか、その方法を前編と後編に分けて、ご紹介しました。
【前編】
- なんで行動できないんだろう?その原因を探る
【後編】
- なんとかならないことって、そうそうない
- 壁にぶつかることで得ていることは?必ずなにかある
- うまくいっていることに意識を向ける、うまくいっている自分を想像する
- 他のことで忙しくする
- 好きなこと、楽しいことをする
ここに書いたことだけではなく、他にも方法はあるでしょう。
また、今回ご紹介したことをすべてやらなくても問題ありません。
やりやすい、自分なりの方法で気分を楽にして、問題はなんとかなる、ぶつかった壁に対処できる、と信頼してください。
そうすることで、きっと何かしらの解決策が見つかります。
これは、コーチングを受ける上でも、とても大切なことです。
「なんとかなる」「解決できる」という信頼がないと、どんなにコーチングを受けても、なかなか答えが見つかりません。
コーチングは、コーチとの対話をとおして、クライアント様がご自身で答えを見つける手法です。
心のどこかで、
- 解決できっこないと思っている
- 解決しないことで何か利を得ていると感じている
- 誰かが解決してくれるのを待っている
などの場合は、答えが出ないんです。
とはいえ、考えても考えても答えが出なかったのに、コーチングを受けて自分で答えを出すことなんかできるのか・・・と思いますよね。
自信がなくても問題ありません。
自信がなくても、「自分で答えをだすんだ」「自分で解決するんだ」と決断できれば、大丈夫です。
そう決断さえすれば、あとはコーチと二人三脚で、答えを探していきます。
コーチは、クライアント様が安心して考えることができるよう、サポートします。
だから、壁にぶつかったとき、サポートが必要であれば、お気軽にコーチングをお試しくださいね。
前編はこちら
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