「なんとかなる」という信頼感をもつ(前編)

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

生きていると、いろいろな場面で壁にぶつかることがあります。

家庭、仕事、人間関係、お金、健康に関することなどなど。

そして、その壁をどうするか、すごく考えるんだけど、その答えがなかなか見つからないときもあります。
そういうときは、不安になってしまいますよね。

不安な気持ちをずっと抱いているのは、それ自体がつらいものです。
さらに、不安な気持ちを抱いたままだと、思考に制限がかかってしまい、よい解決法はなかなか見つかりません。
仮に何か思いついたとしても、不安な気持ちを抱いていると行動に移すのがかなり難しい。

そうやって、なかなか抜け出せなくなってしまいます。

なので、

対処法は必ずある。
なんとかなる。

と信頼すること、安心感をもつことは、とても大事なんですよね。

根拠はなくても、そう信じて、安心して過ごしていると、ひょんなことから答えが見つかったりするんです。

でも、そのように信頼することが難しい、というのもよく分かります。

そこで、どうしたら少しでも気分を楽にできるか、いくつかの方法をご紹介します。

今回は、前編です。

なんで行動できないんだろう?その原因を探る

壁にぶつかったとき、多くの人は誰かに相談したり、自分で考えたりして、解決策の候補をいくつか出すと思います。

でも、なかなか行動できない。

行動できないから、行き詰まった感じがして、もやもやして不安や不満を抱えてしまいます。

行動できない原因となるのは、自信のなさ、羞恥心、失敗への恐怖心、見栄、やる気が出ないなどの、さまざまな感情です。

これらの感情をもつことは、何ら悪いことではありません。

でも、もし自分が進んで行きたい方向に行くのを阻んでいる原因だったら、手放せるんだったら手放した方がいいですよね。

逆にどうしても手放せないのだったら、別の方向へ進むなど、対処法を考える必要があります。

そのためには、なぜそのような感情をもつのか、探る必要があります。

その感情を引き起こしている考え方や、そのように考えるようになったきっかけなどを探ります。

そして、その感情を現在の自分の状況に当てはめる必要があるのかどうか、考えていきます。

探った結果、意外と大した原因じゃなくて、今はその感情を抱く必要はない、とサクッと手放せてしまう場合もあれば、手放すのが難しい場合もあります。

手放すことができなくても、それは悪いことではありません。
手放せないのならば、じゃあどうする?
それを考えていけばいいんです。

たとえば、東京から札幌に行きたいけど飛行機が怖いとしましょう。
理由はよく覚えてないけど、小さい頃から飛行機が怖いんです。

怖い原因を探ってみると、小さい頃にものすごく怖い乗り物なんだと兄に脅されたからだったことを思い出したとします。
でも、よく考えたら、そんな兄は平然と飛行機に乗っている。
なんだ、兄のただのイタズラだったのか、と思えて飛行機が怖くなくなったならば、飛行機で札幌に行けばいいんです。

あるいは、小さい頃に飛行機に乗ったときにものすごく揺れて、とても怖い思いをしたことを思い出したとします。
やっぱり怖くて乗りたくない、と思ったならば、飛行機以外の方法を考えたり、行き先を変えたり、あるいはどこにも行かないなど、他にできることを考えればいいんです。

怖いのに無理して飛行機に乗る必要はありません。

いつか乗ってみてもいいかな、と思ったらそのときに乗ればいいし、ずっと乗りたくなければ乗らなくてもいいんです。

ここで、「でもほとんどの人は飛行機に乗れるのに自分だけ乗らないのはちょっと・・・」とか、「飛行機以外の方法だと時間がかかりすぎる」などと思って、割り切れない場合もあるでしょう。

その場合は、その考え方(人と比べてしまうことや、時間がかかるのが嫌だということ)について、さらに深掘りしていったり、後編でお伝えする方法も合わせると良いかもしれません。

これは、分かりやすくするための例え話ですが、どんな壁であっても、基本的にはこれと同じです。

もし壁にぶつかってしまったら、自分が何を感じ、何を考え、どうしてそう考えるのか、問いかけてみてください。

その上で、今のあなたがその考え方や感情をもつ必要があるのか、じっくり考えてみましょう。

まとめ

今回は、壁にぶつかっているときに、どのようにしたら「なんとかなる」と信じることができるのか、その方法の1つとして、【行動できない原因を探る】ことをご紹介しました。

具体的には、

自分が行動できない原因となっているのは、どのような感情か。

その感情を抱くのは、どのような考え方をしているからか。

その考え方をするようになった経緯は。

その考え方、感情を手放せるか。

というように深掘りしていきます。

その結果、

  • その感情を手放せれば、気分が楽になって、行動できる。
  • 手放せなくても、手放せない理由がわかって、スッキリする。別の選択肢を探るという次のステップに進めるため、気分が楽になる。

行き詰まっている場所から少しでも進むことができれば、「なんとかなる」という思いになれます。

この深掘りが一人では難しい場合は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

後編では、視点を変えたり、気を紛らわせたりして気分を楽にする方法についてお伝えします。


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