こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさんは、詐欺に引っかかったことがありますか?
最近は、手口がとても巧妙になっているようですね。
この半年の間に、母親(70代後半)と親友(40代前半)から、詐欺に危うく引っかかりそうになった、という話を聞きました。
そして私も、「今までいちばん危うかったかも」と感じるフィッシングメールに遭遇しました。
「自分はまだ大丈夫、引っかからない」とどこかで思っている人も少なくないのではないでしょうか。
私も、そのように思っていました。
でも、その過信は危険だと感じました。
今回は、フィッシングメールに引っかかりそうになり、考えたことをご紹介します。
ちょっとした不安につけ込んできたフィッシングメール
私に送られてきたメールの本文は、この画像のとおりです。
いかにも怪しい文面で、「なんでこんな怪しいメールで引っかかりそうになるの?」と思われたかもしれません。
でも、最初に見たときは、一瞬内容を信じて、焦ったんですよ。
たぶん今までで一番リンクをクリックしたい衝動にかられたと思います。
その理由は、このメールが送られてきた私のメールアドレスが、自分でつくった業務用メールアドレスだったからです。
自分で HOLISTIC LIFE COACHING Saya のウェブサイトをつくったときに、一緒につくりました。
Yahoo! のメールとか、Google のメールではない、独自のアドレスとなっています。
恥ずかしながら、その仕組みがよくわからない、というのが正直なところです。
それは反省すべき点
だから、メールを見たときに、「え、容量がいっぱいになっちゃったのかな!?」と、瞬間的に焦ってしまったんです。
しかも業務用のアドレスなので、それがなくなってしまうとお客様と連絡がとれなくなってしまう。
それは信用に関わる一大事です。
そんな不安につけ込まれ、一瞬クリックしそうになってしまいました。
ちなみに、母親は「サポート詐欺」で電子マネーカードを買わされそうになりました。
親友は、国税庁を名乗る男からの電話で、マイナポータルにそっくりの不審なアプリをインストールさせられたそうです(途中で怪しいと気がつき、電話を切ってアンインストール)。
詐欺は、相手の不安とか焦りにつけ込んで、巧妙なトークで誘導するんですよね。
不安と焦りがあるときの対処
結局、おかしなところに色々と気がつき、フィッシングメールには引っかからずに済んだわけですが、すごく危ない、他人事ではない、と感じました。
もっと巧妙に作られていたら、おそらくクリックしたのではないかと。
今までもフィッシングメールは見たことがありましたが、そこまで悩まずに「これはクリックしちゃいけないやつだ」と判断できていました。
けれど、不安や焦りといった条件が重なると、側から見てどんなにおかしなメールでも、引っかかりそうになってしまうのだと身をもって理解できました。
じゃあ、不安や焦りがあるときにどうする?というのが重要です。
そのときは、次のように対処しようと思います。
- 一呼吸入れる(自分が不安で焦っていることを客観的に認識できる)
- 不安だからこそ、ちゃんと読む(メールなら)
- 一人では行動に移さない(信頼できる人に相談する)
果たして、これが本当にできるのか。
メールならまだしも、電話だと相手はどんどん不安を煽ってくるでしょうし。
いざというときに上記のように対処するには、イメージトレーニングが有効なんじゃないかと思います。
不安に思ったり焦ったりしたときの自分の体の反応ってありますよね。
心臓がドキドキしてきて、血の気がサーっと引いていく感じとか。
私の場合は、胃が痛くなったり重くなったりします。
そういう体の変化を想像して、感じてみる。
その体の感覚をスイッチにして、「今、自分は冷静じゃない。だから今は、判断しない、行動しない」と考える。
電話の相手がいるならば、電話をきる。
この一連の流れをなるべくリアルに、繰り返しイメージトレーニングしておけば、いざ現実で似たようなことが起きたときにも、対応できるような気がします。
認知機能の低下
そしてもう一つ意識しなければならないと感じたのが、加齢による自分の認知機能の低下です。
私は今44歳ですが、記憶力とか集中力はやっぱり若いときに比べて落ちているんですよね。
言葉や有名人の名前が出てこないこと、けっこうあります。
日常生活に支障があるレベルではありませんし、人並みの老化現象だとは思います。
でも、そうやって少しずつ認知機能は低下していくのだろうし、そこに不安や焦りが加わったら、適切な判断がくだせなくなる可能性は大いにあります。
自分はいつまでも若い、詐欺なんかに引っかからない、と思いたいところですが、実際はそうじゃない。
もう中年だし、これから歳を重ねるにしたがって、詐欺に引っかかる可能性は加速度的に高くなっていく。
そのことを肝に銘じようと思います。
その上で、前述したように不安や焦りがあるときの対応をイメージトレーニングしておくことによって、最悪の結果になることは防げるのではないかと考えています。
まとめ
今回は、思わずクリックしそうになったフィッシングメールをきっかけに、不安や焦りがあるときの対応、認知機能の低下について考えたことをお伝えしました。
このようなヒヤリハットは、「これから気をつけなさい!他人事じゃないんだよ!」という教えだと思って、ありがたく活用します。
メールの容量がじゅうぶんあることも確認した
- 経験をもとに、今後どのように対応するか考えておくこと
- 自分の年齢や体と向き合い、把握しておくこと
は、とても大事です。
みなさんも、詐欺には十分お気をつけください。
LINEで友だち追加していただくと、
ブログの更新情報や、お得なサービス・キャンペーン情報などを
お送りします。
ライフコーチングや心地よい働き方・人間関係・自分との付き合い方
などに興味のある方は、ぜひご登録ください!
ブログ村に参加しています。よろしければ、クリックお願いします。