こんにちは、ライフコーチのSayaです。
今でこそ、私は人付き合いには苦労しない方(幅広い人と比較的うまくやっていける)だと自分で思っていますが、今まで、人付き合いではいろいろなことがありました。
思い出したくないことほどパッと思い出されて、特に自分の失敗に関しては、穴があったら入りたい、そんな気持ちになります。
でも、そういう出来事ほど自分に大きな影響を与えていて、それがあったからこそ、今は人付き合いで苦労しないのかな、とも思います。
今までも、反省を込めて下記記事を書いてきました。
今回は、反省を込めてシリーズ第3弾、小学校~大学時代に起きたことで、自分の人付き合いの基礎を作ってきたと思われる出来事と学びをご紹介します。
ぜひ、ご自分の経験と照らし合わせながら、読んでみてくださいね。
学び1 対等であること
私は小学校時代、いじめを経験しました。
どんな理由があっても、いじめはあってはならないことです。
それは先に言っておきます。
ただ、当時の自分の態度を振り返ってみると、見えてくるものがあるのも事実です。
それは、私がおごっていたのではないか、ということです。
私は小学1年生で海外に行き、6年生のときに帰国して、小学校に転入しました。
いじめられたのは帰国後の6年生のときです。
いわゆる帰国子女だった私は、「海外に住んでたんだぞ」とか「英語しゃべれるんだぞ」と自分を他の子よりも上に見ていた気がします。
そういう気持ちって、直接言葉にしなかったとしても、態度に出るんですよね。
はっきりしたことは分かりませんが、私のおごった態度を感じて、いじめにつながっていった可能性があります。(だからって、いじめは絶対にダメですよ!)
いじめの経験から、どこに住んでいようと、どんな経験があろうと、それは関係なく、みな対等なんだということを無意識のうちに学んだのだろうと、今になって思います。
学び2 かまってもらうんじゃなくて、自分で何とかしなければいけない
これは他の記事でも紹介したことがあるエピソードですが、高校生のときに友人にピシャッと怒られたことがあります。
夏休みのキャンプで船に乗っていたときに、船酔いしやすい私はずっと「酔ったらどうしよう、どうしよう」と言い続けていました。
かまってちゃんだったんですよね、私。
友だちに心配してほしかった。
イラッとしたであろう友人は、「ゴネてばかりいないで、自分で何とかしろ!」みたいなことを言ってくれました。
怒った友人を見て、即座に理解したし、反省しました。
「あ、うざかったな、私」「永遠ゴネられても、周りは困るだけだな」「自分で何とかしなきゃいかん」と。
私には姉がいて、末っ子です。
姉と父親はまったく船酔いしない体質で、母親と私は船酔いする体質。
そういうこともあって、船に乗るときはいつも船酔いのつらさがわかる母親が心配してくれました。
その延長で、「船=心配してもらえる」と考えていたんでしょうね。
でも、家族と友人はちがう。
かまってもらったり心配してもらうんじゃなくて、自分でなんとかしなきゃいけないんだと、学びました。
学び3 人を待たせちゃいけない(ワガママはいけない)
大学生のとき、男女混合の10人弱のけっこうな人数で、ブールに遊びに行きました。
髪の毛が多くて爆発するからしっかり乾かさなくちゃいけない、化粧もしなくちゃいけない、というわけで、帰るとき、自分の身支度でものすごく待たせました。
待ちくたびれたみんなの顔は、今でも忘れられません。
このときも即座に理解したし、反省しました。
そのとき、「男性陣をあんまり待たせちゃいけない」と言ってくれた女の友人がいましたが、私はそれを完全に無視しました。
それよりも自分の身なりを整えることが大事だったんですよね。
コンプレックスがあったから身なりが大事だった
人を待たせるといったワガママを続けたら友だちを失うかも(団体行動だったらなおさら!)と学びました。
時間をかけて身なりを整えたいならば、先にプールから出て早めに準備を始めるとか、一緒のペースで動ける友人とだけ出かけるとか、対策を立てなければなりませんよね。
学び4 相手の気持ちを汲んで発言する
大学生の頃、飲み会で居酒屋のメニューを食べず、持参した食べ物を食べている同級生がいました。
理由ははっきりとは覚えていませんが、身体の調子が良くなくて、食べるものに注意しているということだったと思います。
その子の食べられるものや食べられないものを聞いて、私は「ダイエットになるね」と言いました。
そのとき、当事者の子ではなく、その子と一番仲の良かった別の同級生が、かなりカチンとした表情をしたのを感じとりました。
身体の調子が悪くて大変な思いをしているのに、「ダイエットになるね」と言うのは、ちょっと無神経でしたね。
食べたいものを食べられないつらさだとか、食べ物を持参する手間など、想像力を働かせて「大変だね」と声をかけたらよかったんでしょうが、当時の私はそのようなことは言わなかったと思います。
コミュニケーションをとる上で、相手の気持ちを感じ取ることの重要性を学びました。
社会人になってからも、これができなかったことはあるんですけどね(大反省)。
学び5 万人に好かれることはない
大学生でアルバイトをしていたとき、「あ、この人は私のことが気に食わないんだろうな」と感じる人が2人いました。
今までご紹介してきた出来事のように、私が何かやってしまったとか、言ってしまったとか、そういうことは思い当たらず、ただ、相手が自分に対して冷たいんですよね。
思えば、そういうことは中学でも高校でもちょっとあったような気がします。
私が何かしてしまったならば、それを反省してあらためることもできますが、こればっかりはどうしようもありません。
相手は私に何かを思い、感じているんでしょうが、そのとき私は何も聞きませんでした。
当時は思い悩むことはありませんでしたが、今でも印象的な出来事として覚えているということは、多少気にしていたということだし、私にとって意味のあることだったということです。
気が合う人もいれば、合わない人もいるし、なんか冷たくしてくる人もいる。
相手の事情で、自分では何もできないこともある、気にする必要はない、
そういう相手とは適度な距離をとり、他の人と同じように接し(自分は相手に冷たくしない)、最低限の関わりに留めておけばいい、と学びました。
確かに万人に好かれることはないけど、逆を言えば、万人に嫌われることもないんですよ。
アルバイトで、その2人以外の大半の人とは、仲良くしていました。
まとめ
今回は、人付き合いについて学生時代に学んだことをご紹介しました。
おごり、かまってちゃん、ワガママ、無神経発言・・・ああ、穴があったら本当に入りたい。
私と仲良くしてくれた友人たちには感謝しかない!
もちろん、そんな私にも、いいところもあるんです。
だから友人は仲良くしてくれてるんですよね。
それに、失敗したからこそ、学びがあって今の私がある。
あなたにも、ふとしたときに思い出される苦い経験ってありますよね。
そういう苦い経験は、とっても貴重ですよ。
あなたの成長や魅力に、一役も二役も買っているんです。
だから、苦い経験から、目を逸らさないでくださいね。
苦い経験から得るものは必ずあるので、それを考えて、吸収して、消化させてあげましょう。
サポートが必要な場合は、ぜひコーチングをお試しください。
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