こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさんは、何かに悩んだ経験がありますか?
生きていれば、悩みはいろいろあると思います。
深い悩みから、軽いものまで、何かしら抱えていることは多いと思います。
私も例外ではありません。
ささいな悩みをあげたらキリがありませんが、いじめや退職に関しては、深く悩んだ方だと感じています。
悩みを抱えていると、視野が狭くなります。
だからこそ悩むんですよね。
悩み始めると、さらに視野が狭くなり、悪循環になってしまいます。
ひどいと、今自分がいるその世界しかないと考えてしまい、出口が見えなくなります。
けれど、それは、事実ではありません。
今は見えていないだけで、解決策は必ずあります。
それは、今あなたのいる世界の中にあるかもしれない。
あるいは、あなたのいる世界の外に広がる、まだ知らない世界にあるかもしれない。
今回は、後者の、まだ知らない世界で解決方法を見つけることについて、お伝えします。
越境して、いじめのない世界へ飛び出した
プロフィールにも書いていますが、私は小学校6年生のときにいじめを経験しています。
40年以上生きてきて、それが最もつらい経験でした。
辛い思いをしているときほど、その世界が全てと感じてしまう
当時の私の生きている世界は、
- 家庭
- 小学校
- 塾
でした。
小学生にとって、学校の占める割合は大きいですよね。
学校で過ごす時間が長い上に、そこでいじめにあっていると、どうしても意識はそこに集中してしまいます。
つらいこと、嫌なことにフォーカスし、その世界を中心に生きてしまいます。
したがって、私の小学校6年生のときの思い出は、いじめられたことが大半を占めています。
けれど、それを今引きずっているわけではありません。
小学校を卒業して以来、いじめられた経験による影響を感じたことは一切ありません。
それは、親が越境させてくれて、学区外の中学校に通わせてくれたからです。
越境できたことによる安心感
詳しい経緯は忘れましたが、私は母親にいじめられていることを伝えました。
伝えようと思って伝えたのではなく、我慢できなくて、家に帰って泣きじゃくりながらワーっと話した記憶があります。
私は公立の小学校に通っていたので、受験をして合格しなければ、同じ学区の中学校に通うことになります。
小学校のクラスメートのうち何人かは、同じ中学校になってしまいます。
そのため、親は私に受験させることにしました。(もしかしたら、いじめがなくても受験させようとしてたのかもしれませんが。)
そのために塾にも通いました。
が、見事に全滅しました。
親はあせっただろうな・・・
私が受験に失敗し、親は一生懸命調べてくれたのだと思います。
最終的に、学区外の、帰国子女(小学校1年生~6年生の途中まで、海外にいました)を受け入れてくれる公立の中学校に入学できることになりました。
こうして、親の助けもあって、私はいじめのない世界に出ていくことができました。
親が越境させてくれて、本当に良かったと思っています。
学区内の中学校に通ったとしても、小学校6年生のクラスの生徒とは、同じクラスにならなかったかもしれません。
けれど、同じ中学校にいるというだけで、私はまたいつかいじめられるのではないかと、ビクビクと過ごしていたと思います。
私が中学校を楽しめたのは、安心感ゆえです。
安心感が得られたのは、
- 親への信頼、親は私の味方だという思いがあった
- 小学校6年生のクラスの生徒がいない、ちがう世界に出られた
からです。
オンライン上のつながりから、公務員とはちがう世界を見た
いじめの他に、私は前職の公務員のときにも、もっとちがう世界があるんだということを実感し、退職に踏み切れました。
私はアラフォーになり、仕事について悩み始めました。
公務員だけではなく、会社員ももしかしたら同様かもしれませんが、長く同じところに勤めていると、やめたいと思っても、自分には今の仕事以外は何もできない、と思いがちです。
公務員として働いていると、当然ながら公務員の知り合いが多くなってきます。
公務員の世界で、若手が転職していくことはあっても、40歳前後でやめる人、転職する人は、少なくとも私の周囲では見たことがありませんでした。
当初は、自分の所属している「公務員」という世界でしか物事を考えられませんでした。
40歳前後で退職しても何もできる仕事なんてない、と思っていました。
けれど、悩み始めてから、少しずつちがう世界へ目を向けるようにしました。
その方法は主にオンラインで、TwitterやYouTube、その他の配信サイトなどを見ていました。
Twitterは、最初は見るだけでしたが、発信もするようになりました。
そうすることで、どんどん世界が広がっていき、下記のような流れで退職し、今に至ります。
新しい世界を知る 「そんな世界もあるんだー」(興味はあっても、まだ他人事)
⇩
その世界の人とつながる 「理想的だなー」(興味が深まる)
⇩
やりとりを始める 「自分でもできるかも?」(自分事として考えるようになる)
⇩
できることから行動してみる 「自分も挑戦したい!」(明確な目標になる)
⇩
退職し、目標に向けて行動を続ける
目標に関しては、下記記事にも書きましたので、よろしければお読みください。
オンラインというのは、一つの手段です。
オンラインではなく、オフラインで繋がりを作るのもいいと思います。
いずれにせよ、今自分がいる世界とはちがう世界には、解決策ががあるかもしれないということです。
大切なのは、一人で考えて解決しようとしないこと
いじめにしても、退職にしても、どんな悩みでも大切なのは、一人で解決しようとしないことです。
一人で考えていても、今いる世界の外へはなかなか目が向きません。
悩みが深いと、余計にその世界に囚われ、がんじがらめになってしまいます。
人に頼ろう。
いじめに関しては、親に伝えることができて、本当に良かったと思います。
子どもですし、一人でできることなんて限られています。
仕事に関しても、一人で考えていたら、もんもんとしたまま公務員を続けていた可能性があります。
自分が過ごしている世界は、ほんの一部。
外には、知らない世界がたっくさん、たっくさん広がっています。
今抱えている悩みも、その世界へ飛び出していけば、解決できます。
あたらしい世界へ出ていくには、勇気が必要
一人で悩まず、人に頼りながら、最後は自分で決めて、自分の足で新たな世界へ出ていく。
そのためには、勇気が必要です。
頭ではわかっていても、どうしてもできないことはよくありますよね。
その場合は、何がハードルとなっているのか見つけなければいけません。
さらに、ハードルが立ってしまった原因を突き止める必要があることもあります。
その結果、
- ハードルを飛び越える
- ハードルが消える
- ハードルを飛び越えないで、とどまる
- 回り道をする
などの選択をすることになります。
どれを選択するのかは、人によって、問題によって、ちがいます。
どれがいいということはなく、そのとき選択したことは、そのときの自分にとって全て正解です。
たとえば私は、いじめのハードルを乗り越えました。
親に手をたずさえてもらいながら、安心して、乗り越えられました。
退職に関しては、「経済的な不安」というハードルが消えたという感覚をもっています。
消えたのは、「ユダヤ人大富豪の教え」(本田健 著)という本を読んだことがきっかけです。
ハードルの前にとどまること、それは解決になっていないんじゃないか、と思われるかもしれませんが、本人がとどまることに納得できていれば、問題ありません。
先に進むよりも、そこにとどまった方が安心という場合もあれば、そもそも、ハードルの前にとどまって今までと同じ世界にいても、悩みが解決してしまうこともあります。
まとめ
今回は、悩んでいると自分が今いる世界に囚われ、解決策がないと思ってしまうけれど、外には全然ちがう世界が広がっている。
その世界では抱えている悩みは解決する、ということをお伝えしました。
- 一人で抱えず、人に相談して、どんな世界があるのかを知る
- その世界に飛び出してみる
- 飛び出せない場合は、ハードルを見つけ、ハードルをどうするのか、対応方法を探る
お一人で難しい場合は、ぜひコーチングをお試しください。
1~3番を順に、もしくは、どれか一つについてでも、一緒に探っていきましょう。
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