こんにちは、ライフコーチのSayaです。
前回から3回にわたり、お世話になっている美容師Aさんから聞いたお話の中で印象的だった内容をお伝えしています。
第一弾はこちら
第二弾のテーマは、「逆転の発想」。
逆転の発想で、ストレス少なく解決しよう、というお話です。
隠すのではなく、活かす！
アラフォーの私にとって、髪の毛で今一番気になることは、白髪です。
そしてその白髪は、「染めるもの」と思っていました。
それは、小さいころ、母親が家でよく白髪染めするのを見ていたから。
また、5歳上の姉も、よく「白髪がすごいよー」と言って染めているから。
父親は染めていませんが、女性は白髪を染めるのが当然と思っていました。
だから私も最初はシンプルに白髪を染めていました。
元々、髪の毛のカラーリングをしていたので、その延長で。
でも、髪の毛が伸びてきたときに気になるんですよね、白髪が。
白髪が少ないときはまだ良かったんですが、増えてきたから気になるんです。
私にとって、気になるのも面倒だし、頻繁に美容院に行くのも面倒。
つまり、ストレスになります。
伸びた時に気にならないようにしたい、美容院に行く頻度は変えたくない、と考えAさんに相談したところ、「白髪が一番目立たなくて楽なのは金髪です！脱色するのに時間がかかるし、髪の毛が傷むけど。」とのこと。
また、「私は白髪を隠すよりも活かすことを考えます。」ともおっしゃっていました。
白髪は黒くあるいは茶色く染めるもの、と考える人は、多いのではないかと思います。
でも、白髪の方を活かして、白髪ではない髪を白髪に近づける、という逆転の発想もありですよね。
最近では、明るい髪色は全然めずらしくないですから。
白髪を活かす究極の形は、何もしないグレイヘアー、あるいは銀髪だと思います。
素敵なグレイヘアーと銀髪にはあこがれる
グレイヘアーについては、以前、下記記事でも少し触れました。
でも、グレイヘアーは今のところ私がなりたい姿ではありません。
今は髪を一部脱色してハイライトを入れることによって、白髪を目立たなくしています（巷ではこれを「白髪ぼかしハイライト」と呼ぶらしい）。
ハイライト、金髪、グレイヘアー。
これからも、「自分のなりたい姿」と「手軽さ」のバランスを考えて、ストレスの少ない逆転の発想で白髪対策していこうと思います。
苦手を克服しない
苦手のことがあったら克服するために努力する、という人は多いのではないかと思います。
でも、Aさんはちがいます。
美容師の勉強には、髪のカットやカラーリング、パーマなどといった技術だけではなく、理論もあるそうです。
そしてAさんは、理論がとにかく苦手だったらしい。
そこでAさんが理論の勉強を頑張ったかというと、そうではなく、自分が好きな技術の方に注力し、技術をみがくために頑張ったんだそうです。
もちろん、美容師になるためには国家試験を突破しなくてはならないので、最低限の勉強はしたと思います。
でも、それ以上の労力と時間を苦手分野克服のためにかけなかったということです。
その結果、Aさんは美容院激戦区にある美容院で、その美容院の人気No. 1スタイリストとなりました。
人は、どうしても自分ができないこと、苦手なことに気を取られてしまいます。
そして、それをどうにかして克服しようと時間を割き、頑張ります。
もちろん、それは無駄なことではありませんし、努力の成果があらわれることも多いと思います。
でも、いろいろなことをバランスよくこなすのが必ずしも良いとは限りません。
一つのことに秀でるのか、いろいろなことをバランスよくこなすのか、人それぞれ、向き不向きがあると思います。
もし、苦手なことをやるのがストレスで身が入らないとか、苦手なことをどんなに頑張っても「まだまだ足りない」とストレスを感じるのであれば、割り切ってみてはいかがでしょうか。
ある程度のところで見切りをつけて、Aさんのように好きなこと、得意なことをより伸ばしていくことに時間を使うのもいいと思います。
そのほうが、ストレスがないですよね。
「これが自分の強み」と思うことができれば、苦手分野は大して気にならなくなります。
まとめ
今回は、美容師Aさんの「逆転の発想」をお伝えしました。
ベッドの脚4本のうち、1本が折れてしまったら、あなたはどうしますか？
接着剤などで元に戻すでしょうか。
それも良いでしょう。
でも、残り3本の脚を切り落とすという方法もあります。
白髪を隠すのではなく、活かす。
苦手を克服するのではなく、得意、あるいは好きな分野を強化する。
足すのではなく、引く。
頭を柔軟に、逆転の発想を取り入れてストレスなく過ごしたいですね。
次回は、美容師Aさんの印象的なお話の最終回。
Aさんが人気スタイリストである理由について、お伝えします！
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