こんにちは、ライフコーチのSayaです。
最近、SNSのフォロワーさんのお子様が「唐揚げがおいしかった。だから今日は良い日だった」という発言をしたというポストを見ました。
また、日本初となる民間によるロケットの打ち上げが失敗したというニュースを見ていたら、子どもが「かなしい~。でも次に成功したらうれしい」とインタビューに答えていました。
かわいい!!
こういう、子どものピュアでシンプルな感性。
大人になって、忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
私は完全に忘れていました。
そこで、自分の子どもの頃を思い出してみました。
その結果、興味や関心、感じ方などについて、今後の行動に影響をあたえる大きな気づきがありました。
今回は、私がどんなことを思い出して、どんな気づきがあったか、シェアさせていただきます。
子ども頃の自分を思い出す
子どもの頃の印象的な出来事はなんでしょう?
私は、次のようなことを思い出しました。
- 子どもの頃なりたかったもの:お花屋さん、ケーキ屋さん
- 印象的な景色:どこかのスキー場で見た満点の星空、グレートキャニオン、ナイアガラの滝
- とにかく楽しかったこと:おままごと、ブロードウェイミュージカル、カンクン旅行、インターナショナルスクールのお祭り
- 楽しくなかったこと・苦手だったこと:音楽系の習い事、読書
- その他、印象的なこと:車の中で流れていた音楽(カセットやラジオ)、中学受験の面接で「あなたが学校を作るとしたら、どのような学校にしたい?」と聞かれて、「校庭に花をたくさん植えたい」と答えたこと、絶叫系が好きで高い飛び込み台から飛び込むのも好きだった
ぜひ、みなさんも難しいことを考えず、思い出すがまま書き出してみてくださいね。
大人になると、心で感じたものよりも、頭で考えたことが優先されることが多くなります。
けれど子どもの頃、特に小学生低学年以下くらいの小さい頃は、大人になった今よりも難しいことを考えずにシンプルに生きています。
基本的には、感じたことをそのまま行動に移しています。
その中で特に印象に残っていることというのは、あなたにとって、大きな意味のあることです。
大きなくくりにまとめてみる
上記のように書き出して眺めてみると、なんとなく、共通することが見えてきませんか?
個別の具体的な出来事を、もう少し大きなくくりにまとめてみます。
私の場合、
- 自然(お花、旅行先の大自然)
- 音楽(ミュージカル、車中)
- ビジュアル(花、ケーキ、景色など)
- 海外(旅行、インターナショナルスクール)
- 思い切りの良さ(絶叫マシン、飛び込み台)
というキーワードが出てきました。
深掘りしたらまだもう少し何かが出てくるかもしれませんが、ざっとこんな感じです。
あなたは、どのようなキーワードが見えてきましたか?
第三者に見てもらって感想を聞くのも、とてもいいと思います。
意外だったことは何?今後の行動へつなげる
先ほどあげたキーワードの中で、自然、音楽、海外への興味は、今でも強く感じています。
なるほど、子どもの頃の経験が大いに影響しているんだな、とあらためて思いました。
一方で、ビジュアル、思い切りの良さというのは、自分にとっては意外なことでした。
「意外なこと=大きな気づき」です。
まずは、ビジュアルに関して。
読書が好きじゃなかった、国語が好きじゃなかった、という意識はありました。
どうやら、文字を読んで想像をふくらませるよりも、どこかに行って、その場に身を置いて、周囲のビジュアルから何かを感じとる、そういうことの方が好きだったようです。
確かに、今でも定期的に自然の中に行きたくなるし、最近では美術館にも行くのも好きです。
家が散らかっていると落ち着かないし、物を使ったらすぐに片付けたいと思うし、観葉植物を置いて癒されたい。
夫は、家の中が片付いているかとか、何を置きたいとか、そのようなことをあまり気にしません。
見た目よりも機能性重視の傾向があります。
どうやら私は夫よりも、目に入ってくるビジュアルから影響を受けているようです。
つまり、
- 私にとって、身の回りのビジュアルは、心を良い状態を保つために重要
- 夫にとってビジュアルはさほど重要じゃない
ということに気がつきました。
それを受けて、次のように行動することにしました。
- 今まで以上に家の中のビジュアルを整えることを意識する、ビジュアルの好きな場所へ行く、それらの優先順位を上げる
- 夫に片付けるように引き続き伝える(行動は今までと大きく変わらないけれど、気づきがあったことで伝えるときの気分が変わる → 伝え方が変わる)
次に、思い切りの良さについて。
子どもの頃は、絶叫マシンに乗るときも、高い飛び込み台から飛び込むときも、最初は怖かった記憶があります。
特に飛び込み台は、上から水面を見下ろして、しばらく躊躇してました。
けれど、いざ飛び込んでみると快感!クセになりました。
そして思い出したのが、上司から「いざというとき思い切りがいい」と言われたこと。
そのときは「え、そうですか⁉︎」と信じがたい思いでした。
上司が何をもって「思い切りがいい」と言ってくれたのかはわかりませんが、きっとそう感じさせる何かがあったのだと思います。
お世辞には聞こえなかったしね
直近では、公務員を退職しました。
さすがに思い切りがよかったと、自分でも感じています。
最初は怖い、でも思い切りがあって挑戦することができる、そして楽しめる。
もしかしたらこれは子どもの頃からの私の強みなんじゃないかと、気が付きました。
今までも、思い切りがいいという一面があった。
でも、それは無意識。
無意識が、意識的になる。
これは、大きな大きなちがいです。
今まで思い切りよく挑戦して、それを楽しめてきたのだったら、これからだって楽しめます。
それを意識すれば、「怖い、どうしよう」と躊躇する時間を短縮できます。
ということは、自分が目指す方向へ進むスピードが加速する、ということです。
このことは、先ほどの「身の回りのビジュアルに影響される」にも言えることです。
無意識ではなく、意識的に家の中のビジュアルを整えたり、好きなビジュアルの場所に行くことによって、自分の心はより良い状態を保てるようになります。
何か嫌なことがあったときでも、嫌な思いを引きずらなくなります。
あなたのキーワードの中で意外だったことは何か、ぜひ考えてみてください。
まとめ
今回は、私が子どもの頃の自分を思い出したことによって得られた気づきをシェアさせていただきました。
大事なのは、それまで意識していなかった自分を意識することです。
身の回りのビジュアルに影響を受けることも、思い切りがいいことも、私は無意識ではずっとわかっていて、それに沿った行動をとっていました。
ただし、「なんとなく」行動していただけなんですよね。
「なんとなく」ではなく、しっかりと意識することによって、これからはそれを意図して行動を選ぶことができるようになります。
- 意図すること
- 自ら選んでいるんだという感覚
これは、人生の幸福度を上げるのに、とても重要な要素です。
あなたも、子どもの頃に何に興味を抱き、何を感じていたか、ぜひ思い出してみてください。
そこから見えてくるキーワードの中から、意外だったことを深掘りしてみてください。
きっと、今後の人生を幸せに過ごすための大きなヒントとなるのではないかと思います。
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