こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、北海道に旅行に行ってきました。
夫と2人で行ってきたのですが、夫はワインが好きで、現在ワインの勉強中です。
そんな夫の希望で、さっぽろ藤野ワイナリーに行ってきました。
店内には、このワイナリーが掲載されている雑誌や切り抜きが多数並べられていました。
読んでみると、社長さんの経歴にとても興味をひかれたので、今回はさっぽろ藤野ワイナリーの社長、伊與部 淑惠さんをご紹介します。
ワインの勉強は60歳から
私が驚いたのは、伊與部さんがワインの勉強を始めたのが60歳だった、ということ。
「社長さん、60歳からワインの勉強始めたんですか⁉︎」と思わず店員さんに聞いてしまいました。
60歳と言ったら、ちょっと前までは定年を迎える年齢です。
新しいことを始めるというよりは、終わりを意識し始める年齢なのかな～と思っていました。
もちろん、定年後にやりたかったことを趣味として始めるというのは珍しいことではありません。
けれど、60歳から勉強を始めて、さらに会社を興すとは！
すごいな、と思いました。
ずっと抱いていた、憧れ
店内の記事を読んで伊與部さんの経歴に興味が出てきたので、あらためて、さっぽろ藤野ワイナリーのウェブサイトを見てみました。
すると、伊與部さんは昔からワイン造りに興味があったわけでも、お酒を飲みたいからワイン作りを始めたわけでもなかったといいます。
きっかけは、旅行中のフランスで見た石造のシャトーと、その周りのブドウ畑やワイン造り。
その景色が心に残り、いつか自分もそういう生活がしたいと、ずっと憧れを抱いていたそうです。
また、伊與部さんは昔から畑をやっていたり、ブドウ（食べる方）が好きだったとのこと。
「ずっと好きだった畑やブドウ」と「フランスで見た憧れの風景」がかけ合わさって、「ワイン造り」にたどり着いたのかもしれませんね。
そして、それを実現させた。
強い憧れとか、何かを好きだという気持ちは、夢を実現させる原動力になるのだと、あらためて感じました。
宣言と行動で実らせた、ワイン造り
伊與部さんは、いつかワインを造ろうと考えていることを、ご友人に話していました。
反応は薄かったようですが、言葉にすることで、いつか叶うと思ったり、意志が固くなっていくのを感じていたとのことです。
言霊とはよくいいますが、口に出すことの力は私も感じています。
頭の中で考えるだけなのと、口に出して音として耳から入ってくるのとでは、自分への影響力がちがうと何かで読んだことがあります。
私も、前職をやめる前は「私やめるから」と夫によく言ってました。
その結果、思ったよりも早くやめることになりました。
とはいえ、宣言するだけでは夢は叶えられません。
夢を叶えるためには、行動をしなくてはなりません。
伊與部さんは、ワイン造りを学ぶためにワイナリーで勉強されていました。
そのワイナリーで、一緒にワイン造りを始めるパートナーとなる人に出会います。
ワインを造りたいといっても、一人では難しいことも多かったと思います。
ワイン造りは妹さんとお二人で勉強されていたようですが、さらに心強いパートナーと出会えたことは、伊與部さんにとって、とても大きな出来事だったことでしょう。
伊與部さんがワインを造るようになって、自作のワインを試飲会に出品すると、その試飲会でさらなる出会いがありました。
今ではその試飲会で出会った方が、主にさっぽろ藤野ワイナリーの醸造を担当しているということです。
誰かに夢を宣言して、意志をどんどん固くしていく。
意志が固くなると、夢を実現させるための行動につながりやすくなる。
行動することで、出会いなどが生まれ、夢が現実になる。
バカにされるんじゃないかと思って自分の夢をあまり人に言わないこともあるかもしれませんが、宣言することの効果はあります。
伊與部さんのように自分のモチベーションを上げて行動に移すために、自分の夢を人に宣言することは、良い方法なのではないかと思います。
ただし、伝える相手は選んだ方がいいかもしれませんね。
応援してくれる人や、ニュートラルに意見や質問をくれる人はいいですが、はなから否定してくると分かっている人には、あえて伝えなくてもいいんじゃないかと思います。
自分の意志の固さを確かめるにはいいかもしれないけど
まとめ
今回は、北海道旅行中に訪れた、さっぽろ藤野ワイナリーの社長、伊與部 淑惠さんについてお伝えしました。
60歳で新たなことを学び始めて会社を興す人がいるんだから、自分だって何でもできる気がしてきませんか？
もし、挑戦したいこと、やりたいことがあるけれど自分の年齢を気にしている場合は、それを気にしている時間がもったいない。
できることから、始めましょう。
何をしたいのか分からない、と悩んでいる人も多いですが、やりたいことは、日常の中の好きなことや憧れの延長線上にあります。
今はまだ見えていなくても、焦ることはありません。
「好き」「楽しい」「興奮する」「素敵」「憧れる」といった自分の感情を大切にしていけば、いずれ、これだ！と思えるものが見つかります。
それが何歳であっても、そのときがその人にとってベストなタイミング。
遅すぎることも、早すぎることもない。
私はそう思います。
どうしても年齢が気になってしまう、やりたいことがなくて焦ってしまう、「好き」や「楽しい」がよく分からないという方は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。
最後に、さっぽろ藤野ワイナリー関連の写真をご紹介します！
購入したワイン、ジャム、ポッキー
【ワイン】
flowing water 2021（スパークリング）
【ジャム】
アロニアとりんごのジャム
隣接するレストランVigneで作られている。
【ポッキー】
「女神のルビー」は赤ワインと楽しむポッキー。プレッツェル部分もチョコレート部分も、普通のポッキーとはちがう。
ワインの風味がちゃんと残ってて、とてもとても美味でした！
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