
こんにちは、ライフコーチのSayaです。
だいぶ前になるのですが、X(当時はTwitter)で次のような発信をしました。
2年以上も前のことですが、ふと思い出しました。
そして、あらためて考えてみると、低迷期にも意味があって、必要な時期なのだと気が付きました。
周期が変わる3つの要因
「低迷期は何のために必要か」の前に、そもそも何で周期が変わるのでしょうね。
低迷期がなく、ずっと右肩上がりで生きていければいいのに、なかなかそううまくいかないのが人生です。
周期が変わる要因について、私なりに考えてみました。
要因1:生活の変化
人生には、いろいろな節目があります。
大学入学、就職、結婚、出産、転職、マイホーム購入、親の介護、子どもの独立などなど。
そのような節目には、生活の変化が伴います。
たとえば、住む場所、通う場所、同居する人、頻繁に会う人、生活リズム、習慣、お金の使い方などが変化します。
生活の変化があっても、前向きな気持ちで過ごし、すぐに慣れてしまうならば、上り調子、または現状維持でしょう。
けれど、慣れるまでに時間がかかる可能性もあります。
もしかしたら、慣れることができない場合もあるかもしれません。
慣れるまでの間、あるいは、慣れることができなかったら、「大変だな」「つらいな」「想像してたのとちがうな」と感じ、それが続くと、低迷期となります。
たとえば私は、就職したときは低迷期でした。
生きている以上、生活の変化は定期的におとずれます。
その生活の変化が、人生の周期が変わる一つの要因になります。
要因2:年齢
2つ目の要因は、年齢です。
年齢とともに、感じ方や考え方が変わることってありますよね。体力や体調も変わります。
私の場合、39歳のときに突然「仕事やめたい」と衝動的に感じました。

別に異動したタイミングとかではなかった
「仕事やめたい」と感じていた前後は、私の低迷期でした。
人生の折り返し地点で、「自分が本当はどのように生きたいのか」を考え始めたタイミングでした。
また、体力的には、週5フルタイムで通勤して働くことに疲れてきたというのもありました。
年齢は人それぞれですが、コーチングをしていると、30歳、40歳という節目の前後で「このままではいけないんじゃないか」という違和感を感じる人が多いという印象です。
そして、このぼんやりとした抽象的な「このままではいけないんじゃないか」という思いは、けっこう長く続くんですよね。
具体的な解決策がなかなか見つからないから。
また、女性には更年期があり、その時期は身体的にもメンタル的にも変化し得ます。
その変化で、低迷するかもな~という覚悟はしています。

つらかったら病院に行くけどね
要因3:大きめの決断
最後の要因は、「大きめの決断」です。
思い切って決断して、そこから運気が変わった、ということは往々にしてあります。
特に低迷期を脱するのは、大きな決断を伴っていることがほとんどなのではないかと思います。
もちろん、時間が解決してくれる、ということもあります。
自分は何もしなくても、自然と良い方向に進んだ、ということもないとは言いません。
けれど、それはレアパターン。
たとえば仕事や働き方で悩み、しばらく低迷期にいるところから好転していく人は、「SNSで発信を始めた」「思い切って上司に相談してみた」「投資を始めた」「副業を始めた」「転職した」「退職した」などという大きめの決断をしています。
私の場合、退職という一大決心の前にした大きめの決断は、「投資を始める」「SNSで発信を始める」「コーチングを学ぶ」でした。
それらの決断によって徐々に低迷期を脱し、最終的に退職を決断したことによって「完全に低迷期から出た!」という感触が得られました。
低迷期は次のステップに進むための準備期間 準備の間にやること
生活の変化や年齢によっておとずれる、低迷期。
その低迷期は、人生の次のステップに進むための準備期間なんじゃないかと思います。
ずっとイケイケどんどんで進んでいくのもいいけれど、正直、ちょっと疲れてしまう気もしませんか?
先ほど書いたとおり、低迷期を脱するには、大きめの決断をする必要があります。
でも、大きめの決断って、そうそう簡単にはできませんよね。
じっくり休んで、考える時間が必要なんです。そのための低迷期なんです。
そう考えると、「低迷期」っていうのもあまり適切なネーミングじゃないような気がしてきました。
休養期?あるいは再考期?あわせて休養再考期?
ネーミングはさておき(でもイメージも大事ではある)、この期間にやっていただきたいことは、次のとおりです。
- 自分と向き合って本心を知る
- 身体面を整える
- エネルギーチャージ
自分が本当はどうしたいのかわからなければ、最良の決断はできません。
健康で元気じゃないと、やる気が出ず、大きな決断はできません。
本心を知って、身体を元気にして、最後は自分の背中を押してくれるエネルギーをチャージしましょう。
エネルギーチャージは、あなたを勇気づけてくれるものならば、なんでもOKです。
そうすれば、自分でも驚くほど、スッと大きな決断ができるようになります。
まとめ
今回は、人生の周期で訪れる低迷期についてお伝えしました。
先ほど低迷期は休養して再考する時期、とも書きましたが、この時期があるからこそ、人生がより良いものとなります。
低迷期があって悩むからこそ、じっくり考え、自分と向き合おうと思えるのではないでしょうか。
だから、低迷期を適切に(=自分が真に望む方向に)脱することができると、その後グッと幸福度が上がります。
なんか最近ついてないとか、ここ数年いまいちなんだよな、と感じているならば、チャンスです。
じっくりと自分に向き合い、決断を積み重ねながら、真に望む方向に舵をきっていきましょう。
「何年も低迷期のまま」「ちょっと好転したと思っても、いつもすぐに低迷期に戻る」という方は、自分の本心がわかっておらず、真に望む方向とはちがう方向に進んでいる可能性が高いです。
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