こんにちは、ライフコーチのSayaです。
最近よく思うんですが、年を追うごとに、より楽しく、気持ちが軽くなっていると感じるんですよね。
身体の方はちょっと重く感じるけど
それは、ベースにある気持ちが「〇〇しなきゃ」じゃなく、「〇〇したい」に変化してきているからなんです。
これには2つの意味があります。
1つ目は、「したい」ことに意識が向いている。
2つ目は、「したい」ことが実際に生活の中で増えている。
毎日、「〇〇しなきゃ」に追われている人は多いと思います。
今回は、「しなければならない」ことにうまく対処して、「したい」ことを増やしていく方法についてお伝えします。
しなければならない、でもやりたくない
何かを「したい」と思えることって、とても幸せですよね。
私の姪っ子は、K-POPが大好きで、韓国に留学するチャンスがある高校に入学し、とても楽しそうに学校に通っています。
また、私はコーチングを学びたいと思い、養成講座を受講し、今はライフコーチとして活動していますが、学び始めた昨年から充実した日々を過ごしています。
学校や仕事以外でも、習い事や趣味、旅行など、何かを「したい」と思うことは生活に彩りを与えてくれます。
けれど、したいことだけをしていればいいのかというと、そういうわけではなく、しなければならないこともあります。
30~50代は、仕事、家事、子育てなど、毎日しなければならないことが多い世代です。
どうしても、しなければならないことに意識が集中しがちです。
時間に追われて、イライラしてしまうことも多くなってしまいます。
私も、公務員時代は「仕事に行かなければならない」と思っていたし、家では「掃除しなければならない」「ご飯を作らなくてはならない」など、いろいろな「しなくてはいけない」ことに縛られていました。
そして、「しなくてはいけない」と思えば思うほど、やりたくなくなるんですよね。
「しなければならない」の先にある、「したい」こと
でも、実は「しなければならない」ことにも、「したい」ことが潜んでいたりします。
例1 家事
たとえば、掃除や片付けの場合、終了後のスッキリきれいな部屋は、とても気持ちよく過ごせます。
なんで掃除をするかというと、「気持ちよく過ごせる部屋を得たい」という希望があるからです。
ただ、掃除という行為そのものが好きでないと、掃除をするという過程が面倒ですよね。
そこで、掃除そのものではなく、掃除の後の「気持ちよく過ごせる部屋」を想像すると、少し気持ちが軽くなり、やる気が出ます。
気持ちが軽くなると、そこからさらに、面倒な掃除をいかに楽に簡単に済ませるか、という発想に発展しやすくなります。
たとえば便利な掃除器具をそろえる、モノを減らす、頻度を変える、好きな音楽を聴きながら掃除する、たまにはプロにお願いする、など。
工夫することで、「しなければならない」のハードルが下がっていきますよね。
料理に関しても同様です。
私は料理がそんなに好きじゃありません。
でも、外食や買ってきたお惣菜は味が濃いし、油分が多いと感じます。
たまには外食などもいいですが、家で作った食事を食べる方が体の調子がいいんです。
だから、「自分の口に合う食事をしたい」「調子のいい体を得たい」という思いで、手のこんでいない簡単な料理でいいから、自分で作るんです。
ただ、掃除でも料理でも、どうしてもやりたくないときは無理をしないことも重要です。
無理にやろうとすると、「しなくてはいけない」という意識が強まってしまいますからね。
例2 仕事
- 「しなければならない」ことの先にある、「したい」ことや「得られる」ものに意識を向ける
- 「しなければならない」ことを工夫して楽にする
- 無理はしない
これは、「仕事しなくてはならない」という思いについても、同様です。
しなければならない日々の業務。
それをこなすことによって得られるものは、何でしょうか?
自分の成長、顧客からの感謝の気持ち、仲間との時間、お給料、安定、信用など。
答えは人それぞれ異なると思いますが、その得られるものに、注目しましょう。
そして、仕事を楽にするため、自分なりに効率化して、省力化をはかる。
また、無理をせず、必要なときは人を頼る、適度に休暇をとってリフレッシュする。
仕事であっても家事であっても何であっても、このように考えれば、「しなければならない」という思いも、徐々に減退していくのではないかと思います。
「しなければならない」という思いが減退していけば、相対的に「したい」ことが増えていきますし、余裕ができるとそれまでは思いつかなかなかった「したい」ことが新たに生まれる可能性があります。
冒頭で書いた、
「したい」ことに意識が向いている。
「したい」ことが実際に生活の中で増えている。
というのは、こういうことなんです。
やめるという選択肢
とはいえ、どうしても「しなければならない」という思いが拭えない場合もあります。
その理由は、しなければならないことをしても、自分が得たいものを得られないからなのかもしれません。
もしくは、得られるものはあっても、しなければならないこととのバランスが悪いのかもしれません。
このようなときは、しなければならないことを思い切ってやめる、という選択肢も出てきます。
もちろん、やめた後にどのような影響があるかについては、考える必要があります。
たとえば、もし私がとても料理が嫌いで、「料理しなくてはならない」「いやだ」という気持ちがどうしてもなくならなかったら、美味しくて健康を保てる食事を配達してくれるサービスを探して利用すると思います。
影響としては、自炊するよりも高くつくということでしょうが、それでもいいと判断すれば、自炊をやめます。
また、私は公務員をやめて、現在ライフコーチとして活動しています。
その選択をしたのは、公務員時代のしなければならないこと(業務内容、通勤、勤務時間、定年までの期間など)と、仕事から得られることのバランスが悪いと感じたからです。
「しなければいけないことをやめる」という選択肢は、盲点になっている人も多いんですよね。
やめたときの影響は大なり小なりあるでしょう。
でも、対象が何であれ、「しなければならないことをやめる」という選択肢は、誰にでもあると私は思っています。
やめることを推奨しているのではありません。
ただ、実際やめるかどうかは別として、やめるという選択肢があるだけでも、少し安心できませんか?
まとめ
今回は、「しなければならない」ことの対処方法について、お伝えしました。
- 「しなければならない」ことの先にある、「したい」ことや「得られる」ものに意識を向ける
- 「しなければならない」ことを工夫して楽にする
- 無理して「しなければならない」ことをしようとしない
全部ではなくても、一つでもできれば、「しなければならない」という義務感が軽減され、やる気が出ます。
喜びも楽しみもないのであれば、もしくは、しなければならないことと喜びや楽しみのバランスが悪いのであれば、やめるというのも一つの選択肢です。
生活の中の「しなければならない」ことたちを一つ一つ整理して、「したい」ことを増やしていきましょう。
もし、その過程でサポートが必要であれば、ぜひコーチングをお試しくださいね。
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