こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさん、人にアドバイスを求めたことはありますか?
未経験のことだったりすると、家族や友だちに「どう思う?」と聞くことも多いと思います。
でも、聞いてもあまり自分にはしっくりこなかったとか、聞いたけど逆にちょっと嫌な気分になっちゃったとか、アドバイス通りにしてみたけどうまく行かなかった、ということもあると思います。
アドバイスは人からの聞くものだし、受け身なものと捉えている人も多いかもしれません。
でも、受け身すぎると、上記のように有効活用できない可能性があります。
なので、アドバイスを聞くときは、受け身になりすぎないことが重要です。
アドバイスを聞くときの気の持ちよう
アドバイスを聞く相手は、家族や友だち、仲のいい先輩、先生などが多いと思います。
あるいは、番組を通して好きな有名人(推しとか)にアドバイスを求める、ということもあるかもしれませんね。
NHKのあさイチで放送している「教えて先輩たち!」シリーズは、まさにそういう企画です。
人気で、今後も続編が企画されてるみたい。やっぱりアドバイスを参考にする人は多いんだね
アドバイスは、気が合うとか、尊敬している、頼りになる、好感をもっている相手に求めますよね。
それでも、アドバイスを聞くときの気の持ちようとしては、「アドバイスがぴったりと自分にハマることの方が珍しい」くらいがちょうどいいと思います。
アドバイス=その人の価値観に基づいた考えや行動です。
残念ながら、
どんなに身近で一緒に暮らしている家族であっても、
どんなに気が合う仲良しの友だちでも、
どんなに尊敬する先生でも、
どんなに親近感をもっている推しでも、
価値観が100%同じ、ということはありません。
価値観が合う部分もあれば、合わない部分もあります。
アドバイスがそのまま自分の役に立つことも、もちろんあります。
ただ、基本的にはアドバイスがぴったりと自分にハマることの方が珍しくて、アドバイスをどのように自分流に改変するかの方が大事です。
余談ですが、コーチングセッションではアドバイスは基本的にしません。
それは上記に書いた理由によるものです。
クライアント様が自身の価値観に沿った答えを見つけられるようサポートするのが、コーチの役割です。
私がブログでアドバイス的なことをしているのは、一つは、私がどんな考え方をしているのか、知ってもらうため。
もう一つは、もしかしたら私のアドバイスがぴったりとハマる人がいるかもしれないし、ぴったりとハマらなくても、何かヒントになるかもしれないからです。
アドバイスを聞くときの態度
本題に戻りまして、アドバイスを自分流に改変するには、どうしたらいいのでしょうか。
そのためには、アドバイスを求めるときに「どう行動するか」「どういうを選択するか」などという表面的な内容だけではなく、その背景や考え方をしっかりと聞き取る必要があります。
もし、表面的な内容だけに注目したら、自分がその行動や選択ができなかったとき、行き詰まります。
その行動や選択ができたとしても、うまくいかなかったときに行き詰まります。
行動や選択の背景や考え方をしっかり聞き取れていれば、自分流に変えることができます。
アドバイスを求める内容
最後は、内容です。
アドバイスを求めるときは、あらかじめ自分でしっかりと考えたり調べるなどしてある程度まで決めて、その上でどこが迷っているポイントなのかを明確に具体的にしておくことが重要です。
その理由の一つは、アドバイスを求める側のマナーです。
自分で何も調べたり考えたりもせず、ただただ相手のアドバイスを聞こうとするのは、ちょっと失礼ですよね。
また、アドバイスを与える側としては、相手の迷っているポイントが明確になっていた方が、答えやすいです。
もう一つの理由は、あらかじめ自分の考えを整理して迷っているポイントを明確にしておかないと、アドバイスに振り回されて収集がつかなくなってしまう可能性があるということです。
具体例があった方がわかりやすいと思うので、私の経験をシェアしますね。
前回の記事で、新しいマンションを買い、今のマンションを売る予定であることをお伝えしました。
決断するまでには、人に相談し、アドバイスを求めることがありました。
私が判断に一番迷ったのは、新しいマンションを買うことではありません。
一番迷ったのは、今のマンションを売るか、それとも持ち続けて貸すか、でした。
でも、人によっては親切心で「買うこと」に対するアドバイスもしてくるんですよね。
この場合のアドバイスは、軽いものから重いものまでありましたが、共通するのは、買うことに反対するような意見です。
自分の考えが整理できていないと、このアドバイスに気持ち的に振り回されてしまったかもしれないな、思いました。
たとえば、「やっぱり買わない方がいいのかな」と不安になり始めたり、「何でそんなこと言うの」と不快感を抱くということです。
一度不安になると、それまで不安に感じなかったことにまで不安になり、何も決められなくなってしまうかもしれません。
不快感を抱くと、意地になったり、何かに固執して冷静な判断ができなくなることがあります。
このようにして収集がつかなくなる状態には、なりたくないですよね。
自分の考えを整理してアドバイスを求めるポイントを明確にすることで、どんなアドバイスがあっても、たとえば求めていないアドバイス、否定的なアドバイスがあったときでも、感情的になることなく冷静に対処できます。
冷静であれば、
アドバイスが検討済みのことだったら、それに対する考えを伝えられるし、
アドバイスが未検討のことで重要なことだったら、素直に「じゃあ検討しよう」と思えます。
たとえば、新しいマンションを買うことをほぼ決めていた段階で、
- そのエリアのハザード
- そのエリアの気候
- 通勤電車の混雑
に関して意見=「だから買わない方がいいんじゃないの」というアドバイスをもらいました。
ハザードに関しては検討済みだったので、それを伝えました。
気候と通勤電車の混雑具合については検討していなかったので、自分たちで調べたり、近くに住む友人知人に聞きまくりました。
また、通勤電車を利用するのは夫なので、夫にも聞きました。
未検討だったことは、検討してよかったと思います。
検討した結果、マンションを買うという決断が変わることはありませんでしたが、検討して納得したというのは大きなちがいです。
もし意固地になって調べもせずに買うことを押し通していたら、住み始めた後に「見落としてた!」とちょっとショックを受けていたかもしれません。
まとめ
今回は、アドバイスを有効活用するための心持ち、聞くときの態度、アドバイスを求める内容についてお伝えしました。
【心持ち】
「アドバイスがぴったりと自分にハマることの方が珍しい」くらいの気持ちで聞く
アドバイスをいかに自分流に改変するかを考える
【聞くときの態度】
アドバイスの表面的な内容だけではなく、背景や考え方をしっかりと聞き取る
【アドバイスを求める内容】
自分で考え調べ、ある程度まで決めた上で、迷っているポイントを明確に具体的にする
せっかくのアドバイスなので、有効活用したいですよね。
そのためには、受け身になりすぎないことが重要です。
「他者のアドバイス × 自分の考え・思い」で納得のいく選択をしていきましょう。
なかなか決断できない、自分の考えを整理できない、という方は、ぜひコーチングをお試しくださいね。
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