我慢をちょっとずつ解放してみよう

手錠の鍵は、かかってない。手錠を外そうと思えば、いつでも外せるよ。

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

みなさん、小さい頃、あるいは若い頃に我慢していたこと、思い出してみてください。

我慢して、かなえられなかった思い、ありませんか?

そしてその我慢、大人になった今も、続けていませんか?

なんかモヤモヤする、そんな気がしたら、それは何かを我慢しているからかもしれません。

今回は、我慢を解放していくことについてお伝えします。

我慢の根底にある気持ち

言いたいことがあっても、飲み込んでしまう
欲しいものがあっても、買わない
やってみたいことがあっても、やらない

などなど、人はけっこう我慢してしまうものです。

納得している場合は問題ありません。
けれど、納得させようとしているだけで、実はまったく納得できていないことも多々あります。

そうすると、モヤモヤ、イライラなど、なーんか嫌な気分になってしまうんですよね。
そしてその気分の正体は、妬みだったり、ひがみだったりする。

これ、まさに私が経験したことです。

見た目にまったく自信がなくてコンプレックスの塊だった私は、ファッション系のことを我慢していました。

思い出されるのが、「ルーズソックス」、そして「エビちゃんファッション」。

中学時代の後半に突如あらわれた、ルーズソックス。

出始めは、まだそんなに長くなかった(笑)

それまでみんな履いていたのが、くるぶし丈のとても短い靴下だったので、すごい差でした。

今でいうところの「一軍女子」は、すぐにルーズソックスを履き始めました。

けれど、私は履けませんでした。

そのときの気持ちは、「恥ずかしい」。
何で恥ずかしかったかというと、
「私なんかが履いても似合わない」
「私なんかが履いてはいけない(かわいい女子が履くものだ)」
と思っていたからです。

仲のいい子たちも履いていなかったので、それも影響していたとは思います。

結局、ルーズソックスは高校生になってからも履きませんでした。

時は過ぎて、大学生後半~就職して数年目くらいまで、当時CanCamという女性誌でモデルをしていた蛯原友里さん(エビちゃん)のフェミニンなファッションが爆発的に流行しました。

それはそれはすごくて、感覚としては、世の中の女子全員がエビちゃんファッションをしていると感じられるほどでした。

それを私は、「似合わない人たちもみんな真似してんな~」と冷静に見ていました・・・
と言いたいところですが、冷静ではなく、ただのひがみですね、これ。

エビちゃんファッションが好みのファッションだったかというと、好みではありませんでした。
「好みじゃないから着ない」とシンプルに考えられれば良かった(表面上はそう考えているつもりだった)けれど、

深層では、
「フェミニンなファッション似合う子、いいな(私も着てみたい)」
「私は脚が太いし、あんなスカート履けない」
「顔にも似合わない」

  

表層では、
「似合わない人たちもみんな真似してんな~」
「私は好みじゃないから着ないけどね」

となっていましたね。

本心(深層)蓋(表層)をして、気づかないフリをしていました。
気がつきたくなかったからですね。
向き合いたくなかったからですね。

ほんと、素直じゃなくて、強がってて、こじらせてて、めんどくさい!(笑)

でも、このめんどくささが人間らしくて良いとも思います。

我慢を解放する過程

さて、そんな具合で素直になれなかった私も、30歳前後でフェミニンなファッションを楽しみました。

我慢するのをやめ、素直に楽しめるようになったのには、いくつか要因がありました。

自己肯定感

大学を自分で選び、望む大学に合格できたあたりから、自己肯定感が少しずつ上がっていきました。

それまで制服以外では着なかったスカートを着るようになったのも、メイクなどを楽しむようになったのも、大学時代です。

30歳前後では、大学時代よりもさらに自己肯定感が上がっていたと思います。

環境の変化

我慢することをやめて素直になるって、勇気いりますよね。

そこで、進学、就職、異動など、環境の変化を利用して、少しずつやりたいことをやっていきました。

たとえば、予備校に入るタイミングで、メガネからコンタクトレンズに替えたり。

小学校1年生からのメガネも、コンプレックスだった

先述のとおり、大学に入ってから、少しずつファッションやメイクに挑戦したり。

そして30歳前後でフェミニンなファッションを楽しめたのは、当時の職場が私服ではなく、検査着と白衣に着替える職場だったからです。
フェミニンファッションに不慣れな私には、通勤時だけフェミニン、あるいは飲み会のときだけフェミニン、がちょうどよかったんですよね。

このように、環境の変化を利用して心機一転、というのはやりやすいのではないかと思います。
それ以前の自分を知っている人がいない・少ないというのは、けっこう楽ですよね。

友人の力

そして友人も、とても大きな力になりました。

30歳前後でフェミニンなファッションを楽しめたのは、フェミニンなファッションが上手で、「いいじゃんいいじゃん、似合うよ~」と後押ししてくれる友人がいたから。

大学時代にも、私がタイト目なスカートを履いていて、「素敵だと思って自分も買おうと思った」と言ってくれた友人がいました。

最初に挙げた自己肯定感も、こういった友人たちの愛ある言葉や態度があって、どんどん上がっていったのだと思います。

我慢を解放して得られるもの

ずっと我慢していたファッション。
その我慢を解放した結果、満足しました。

また、我慢の根底にあった自分の容姿に関するコンプレックスはなくなりました。

今は、フェミニンなファッションをしようとは思わず、自分が好きで楽なファッションをしようと思います。

結局、そんなにフェミニンなファッションが好きなわけではないというのは、昔から変わっていないのだと思います。
だけど、自分に対しての自信のなさ、コンプレックスが邪魔して、好みという単純なことさえ、よくわからなくなっていた。
さらに、フェミニンなファッションが好きな人やフェミニンなファッションをしている人を妬んでいたわけです。

気になっていたフェミニンなファッションを楽しんで、満足して、コンプレックスがなくなって、たどり着いたのは、まっさらな、自分の気持ちでした。

これがわかるって、本当に貴重なことです。
これがわかれば、いい意味で、他者のことは気にならなくなります

まとめ

今回は、我慢を解放することについてお伝えしました。

私の場合、10代からしていた我慢を、少しずつ少しずつ解放していって、30代になってやっとスッキリさせることができました。

何歳になってからでも遅くはないです。
あなたにも我慢していることがあるならば、ぜひ、解放して、その先の人生をスッキリと軽やかに進んでいただきたいと思います。

一回解放しちゃえば、他に我慢があったとしても、どんどん解放できます。

我慢の根底にある気持ちを掘り下げたい、我慢を解放する方法を考えたい、ということであれば、ぜひコーチングをお試しくださいね。
コーチングを活用すれば、私のように20年かかったりしませんよ。

よろしければ、こちらもお読みください。


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