こんにちは、ライフコーチのSayaです。
以前、自分の強みをチェックするサイトで質問に答えていたとき、ユーモアに関する質問がちょいちょい出てきました(詳細は忘れました、すみません)。
「何でユーモア?」と少し疑問に思ったことを覚えています。
その後、いくつかの場面でユーモアについて考える機会がありました。
そして気がついたのが、私は今までたくさんユーモアのお世話になっていて、そしてこれからもお世話になるな、ということでした。
そのときに、何であのサイトでユーモアについてあんなに聞かれたのか、分かったような気がしました。
ということで、今回はユーモアについてお伝えします。
ユーモアの根底にあるのは、優しさ、温かみ
「ユーモア」あるいは英語の “ humor ” の意味を調べてみると、
上品で気の利いたシャレ・冗談
人間味あふれたおかしさ
寛大な態度で、人をなごませるおかしみ
などと出てきます。
人生いろいろあるけれど、嫌なこと、大変なことも笑いにして乗り越えよう!という心の働きから生まれたんだろうと想像しました。
乗り越えるためのものだから、ただ単にシャレにするんじゃなくて、そこには寄り添う気持ちとか、なごませようという思いやりの気持ちがあります。
間違っても、相手を傷つけるような冗談などではありません。
日常の中のユーモア
思い返してみると、私の日常にはユーモアがたくさんあります。
家族
父は、昔からよくわからない歌を歌い、『「〇〇(自分の苗字)は歌が最高にうまい」とみんなに言われているんだ!』などと言ってました。
実際は、下手ではないけど特別うまいわけでもない
そのほかにも変な冗談を言っては、妻と娘二人に冷たくあしらわれていました。
母は冗談を言うことがないため、いいバランスだったのかもしれません。(ただし、母は天然気味ではある。)
おかげで、私も今になって家の中でよくわからない歌を歌ったり踊ったりするようになってしまいました(笑)。
でもこれは父の影響のほかに、夫との相乗効果もあります。
職場
公務員時代は、市民対応や営業者とのやりとりがありました。
どの業界も同じだと思いますが、いろいろなお客さんがいますよね。
接客でつらい経験をしたことがない人は、いないのではないでしょうか。
でもその経験は、飲み会などで、とてもいいネタになるんです。
「こんなお客さんがいてね~」と愚痴ることはよくありました。
そしてそういう話は、最終的には笑い話になって終わることも多々あるんですよね。
対応しているときは大変でつらい思いをしているんだけど、後でそれを共有すると、なんか笑えてきたりする。
相手のキャラが濃ければ濃いほど、ツッコミを入れながら話すからか、面白い。
ユーモアを交えることでつらい経験を消化させて、笑い話にしながらも自分に何ができたか考えて成長もしてたんだろうな、と思います。
テレビ・エンタメなど
テレビ番組やエンタメなどからも、たくさんのユーモアを受け取っています。
最近では、前回の記事でご紹介したNHKあさイチの「教えて先輩たち!」の所ジョージさんのアドバイス。
『自分が作った料理を夫が「おいしい」と言ってくれず、食事が足りないとカップ麺を食べる』という相談に対して、所さんは
「はじめからカップ麺出しておけばいい」
「足らないときはどうぞ、って」
とアドバイスしていました。
これは、相談した人が実際にこの行動をとれるかは大した問題ではなくて、そこで笑いが起こることに意味があると私は思いました。
思い悩まないで、ためしに夫を攻撃してみたら?というのは所さんの優しさですよね。
ユーモアによって、相談した人の気持ちが楽になることは大いにあると思います。
楽になって気持ちがほぐれたら「大した問題ではない」と思えるかもしれないし、別のアイディアが浮かぶかもしれません。
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(通称、「かぞかぞ」)というNHKのドラマも、ユーモアに富んでいます。
主人公は、
- 中学時代に父親を亡くし
- 弟はダウン症で
- 高校時代に母親が病気で車椅子ユーザーになり
- 祖母は認知症になる
という状況に置かれます。
こんなことってある?と思うこの状況は、驚くべきことに実話です。
ものすごく大変そうですよね。
でもユーモア満載で、笑える部分がたくさんあるんです。
当然、大変なんですよ。大変じゃないわけではありません。
それでも毎話毎話、たくさん笑ってほろっと泣ける、そんな展開になっています。
大変な状況であっても、たくましく、そして楽しく生きていく主人公とその家族を見ていると、ユーモアの力を感じずにはいられません。
また、落語はまさにユーモアの世界だと思います。
ちょっと興味はあるけれど、あまりちゃんと落語を聞いたことがありません。
いずれ聞いてみたいな、と思っています。
無理に笑う必要はない
かといって、何でも全部とりあえず笑いにすればいい、というわけでもありません。
ドラマ「かぞかぞ」も、笑いあり涙あり、です。
つらいときは弱音を吐いてもいいし、泣いていいんだし、もう無理!ってなったら休んでもいい。
ユーモアにできるのは、心に余裕があるときです。
余裕がないときに無理やりユーモアにして笑おうとしても、楽にはなりません。
そこは気をつけたいところですね。
まとめ
今回は、ユーモアについてお伝えしました。
あなたの生活に、ユーモアはありますか?
あるならば、それによってどんな気持ちになっていますか?
ぜひ思い出してみてくださいね。
もし生活の中にあまりユーモアがないならば、ちょっとだけ取り入れてみたらいかがでしょうか?
笑いが生活の中にあるのは、とても素敵なことです。
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