こんにちは、ライフコーチのSayaです。
これまで、記事で何度かNHKの朝の情報番組あさイチを取り上げてきました。
あさイチには、視聴者からの悩みを人生の先輩にぶつけてヒントをもらおう!という企画があります。
過去に2回放送されており、インタビュー好きの私はいつも興味深く見ています。
過去2回の記事はこちら
嬉しいことに、上記2記事はたくさんの方に読んでいただいています。
みなさんもこの企画が好きで、先輩方の言葉を聞きたいと思っていることが伝わってきます。
ということで、今回は2024年8月5日に放送された第三弾をご紹介します。
第一弾と第二弾は女性の先輩方でしたが、今回は
所ジョージさん
さだまさしさん
松重豊さん
です。
質問は下記のとおり。
- 涼のとり方
- 夫への不満
- ロックな反抗期な子ども
- 世代間ギャップ
- 輝き続けるヒミツ
- 落ち込んだときは・・・
- 50代からの生き方
この中から、コーチングとからむような内容をご紹介します。
良い方にとらえる
物事のとらえ方は、本当に人それぞれ。
目の前にある事実にどんな意味を与えるか、そこに正解はありません。
2. 夫への不満は、自分が作った料理を夫が「おいしい」と言ってくれず、食事が足りないとカップ麺を食べる、という相談でした。
それに対するさだまさしさんの見解は、「おいしいから何も言わない」でした。
また、3. ロックな反抗期な子どもに対してどのように接したらいいか、という質問に対して、所ジョージさんは、「(反抗が)ひどければひどいほどいい」「反抗期は親孝行への貯金」ととらえていました。
「おいしい」と言わない夫が、食事をどのように感じているのか、わかりません。
反抗期がひどいロックな子どもが、将来親孝行をたくさんしてくれるかどうか、未来のことはわかりません。
であれば、さださんや所さんのように、良い方にとらえたっていいわけです。
一見すると望ましくない状況でも、良いとらえ方をすることで、自分を楽にしてあげることができますね。
人生経験が豊富そうなお二人から「おいしいから何も言わない」「反抗期は親孝行への貯金」と言ってもらい、勇気づけられた人も多いのではないでしょうか。
人は同等
4. 世代間ギャップについての質問では、若い人との付き合い方がテーマになりました。
お三方の回答を聞いていて感じたのが、みなさん、基本的に年齢は関係なく人は同等と感じていて、そのように接している、ということです。
所ジョージさんは、近所に引っ越してきた小学生が「友だちになりたい」「絵しりとりをしたい」と手紙をくれたため、実際に絵しりとりのやりとりをしているそうです。
さだまさしさんは、年寄りは若者を、そして若者は年寄りを、お互いに頼ればいい、と言っていました。
そして松重豊さんは、相手の話をじっくり聞いた上で、自分の世代との重なりがあることが面白いと、ちがいではなく、共通点に注目していました。
世代とか関係なく、友だちになれるし、
世代とか関係なく、頼ればいいし、
世代とか関係なく、共通点がある。
私は自分よりも若い友だちがたくさん欲しいと思っているので、世代のことは気にせず、コミュニケーションを積極的に楽しんでいこうと思いました。
私が提供しているアドラーELM勇気づけ入門講座でも、人と人の関係は縦ではなく、横の関係だという考え方が基本にあります。
親と子であっても、上司と部下であっても、先輩と後輩であっても、人としては同等。
ただ役割がちがうだけ、とするのがアドラー心理学です。
そんなことも思い出しながら、放送を見ていました。
価値観のちがい、どうする
2. 夫への不満と関連して、夫婦円満の秘訣を聞かれたとき、所ジョージさんと松重豊さんは価値観のちがいについて触れていました。
所さんは、次のように話していました。
「価値観ちがうに決まってんじゃん、自分と結婚したんじゃないんだから」
「全然ちがうこと言われた方が、2つ人生楽しめる感じがする」
「自分が望んでいないところも体験が新しいから楽しい」「得したって思う」
松重豊さんは、夫婦円満の秘訣は「会話」だといいます。
ニュースで報じられる客観的事実について、どう思うかお互いに話すという松重さん夫婦。
そうすると夫婦の間でも意見の相違が出てくるけれど、それを会話として成立させていていくことが夫婦円満につながっているそうです。
ちなみに、あさイチMCの博多大吉さんは、妻つくる料理に「おいしい」と言わないことについて、言わない方がいいと思っていたそうです。
家の料理がおいしいのは当たり前だし、逆においしいと言ったら嘘っぽいような気がしていた、とのこと。
行動だけじゃなくて、言葉で伝えてほしい妻。
言わない方がいいと思っている夫。
これも、価値観のちがいですよね。
所さんが言うように、価値観はちがっていて当たり前ですし、だからこそ面白いんですよね。
自分のことを振り返ってみて、いつの間にか夫の価値観を取り入れて、楽しんでいる自分に気が付きました。
もちろん、取り入れていない価値観もあります。
それについては、松重さんのように夫婦で会話をして、ちがいがあるということを知っておけばいいのかな、と思います。
意志の力はすごい!
5. 輝き続けるヒミツでは、ドラマ「孤独のグルメ」シリーズで長年食べまくっている松重豊さんに、なぜ太らないのか、という質問がありました。
それに対し松重さんは、「意識すれば、太らない」「意志の力は意外と強い」と言い切ります。
「太るかもな・・・と思ったら太る魔物が忍び寄ってきて取りついちゃうけど、いやいや俺太らないから、と言えば、太らないんですよ」と。
そう言い続けることで、なんとなく自分が自分の体を律していくとのことです。
ただし、生半可な気持ちで思い込んでもダメ。
「自分は太らないんだ」と自分で強く決めつけていく必要があります。
うっそ~ん!と思われたそこのあなた!これ、意外と本当ですよ!
体重ではありませんが、私も松重さんと似たような経験があるので、完全同意です。
私の場合は、「私、仕事やめるから」でした。
やめたいと思ってから、やめることを決断するまで、事あるごとにこの言葉を家で夫に言い続けていました。
言い始めた当初は、ただ願いを口にしているような感覚でした。
けれど、繰り返し言葉にすることで、意志がどんどん固いものになっていったし、自分で自分の背中を押しているような気がしました。
そして意志が固くなることと自分の応援が相まって、自然とその方向に向けて行動するようになるんです。
その結果、思ったよりも早くやめることを決断しました。
これは、「引き寄せの法則」と呼ばれるものですね。
ダマされたと思って、ぜひ、願いを誰かに伝えることから始めてみてください!
まとめ
今回は、NHKあさイチで放送された「教えて先輩たち!」第三弾をかいつまんで、コーチング的な考え方とからめてお伝えしました。
全体を見て、
所ジョージさんは、とてもポジティブで自分の感覚を大事にしている自由な人
さだまさしさんは、自分の弱さなども受け入れ、歌で自分のミッションを果たそうとしている人
松重豊さんは、自分のマインドを上手に使って望みを叶えている人(禅や瞑想をやっているそうです)
という印象を受けました。
三者三様で、みなさんとても素敵でした。
やっぱりインタビューはおもしろい!
頼りになる先輩に相談すると、それだけで安心できますね。
もし何か相談したいことがある場合は、ぜひコーチングもお試しください。
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