夢と恋愛 二兎を追いたい者は二兎とも追ってみよう

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

12月も後半になり、テレビドラマも続々と最終回を迎えていますね。

今期、私は「マイ・セカンド・アオハル」というドラマを見ていました。

TBSテレビ「火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』」
TBSテレビ火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』の公式サイトです。毎週火曜よる10時放送。広瀬アリスが30歳の大学生役に!道枝駿佑(なにわ男子)らが演じる令和の大学生たちと恋に夢に奮闘するラブコメディ。公式ハッシュタグは【#マイハル】

このドラマは、どん底OLの佐弥子が30歳で大学生となり、兼ねてからの夢であった建築士を目指し、人生をやり直すというストーリー。
そこに恋愛が絡んだ、ラブコメディーです。(12月19日に最終回放送済み)

このドラマを見ていて、思わず、「何で(夢と恋愛)どちらか片方を選ぶという発想になるんだ!?」と声を上げてしまった回がありました。

じゃないとドラマが盛り上がらないじゃん

というのは百も承知ですが、現実でも、「どちらかを選ばなければならない」と考える人はいると思います。

今回は、どちらかを選ぶんじゃなくて、どちらも手に入れる方法を考えよう、ということについてお伝えします。

夢と恋人

私が思わず声を上げてしまったシーンは、以下のような流れでした。

  • 佐弥子の恋人、拓(同じ大学の先輩、建築の才能あり)が、有名建築家からスイスで働かないかと誘われた。
  • スイスに行ったら短くて2年、下手すると5年、10年は帰ってこられないかもしれない。
  • 拓はスイスに行くか悩み、行かないことを決断。
  • 拓の知人の建築家が、絶対に後悔するからと、考え直すよう拓を説得する。
  • 拓が、「佐弥子さんを失いたくない」と話す。

拓は、「スイスに行く=恋人を失う」と考えていたんですね。

そこで私は、「へ?なぜ失うことになる!?」と思いました。

よくよく考えると、拓はまだ20歳そこそこの若者ですから、「遠く離れる=いずれは別れてしまうかも」と考えて悲観的になるのもよく分かります。

でも、大切な夢と大切な恋人だからこそ、「どちらかを選ぶ」という発想は、もったいないよなぁ、とドラマを見ていて思いました。

※ ストーリーにケチをつけているわけではありません。ドラマはとても面白かったです。

二兎を追う者は一兎をも得ず?

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますよね。
同時に二つのことをしようとする者は、どちらの成功も得られない、という意味です。

欲を出しすぎると、どちらも中途半端になる。
だから結局どちらも手に入らない。
「まあ、そうだよね、集中しないとね!」と言いたくなります。
諺どおり、一つのことに集中した方がうまくいくことも多いでしょう。

けれど、必ずしもこの諺が当てはまらないことだってあります。

以前、留学と出産・育児を同時並行で成し遂げた女性医師の記事を読みました。

「ひとつずつ順番にやる」には人生は短すぎる…3歳・1歳・0歳の子とハーバード留学した女医の"驚きの時間術" 「子育てと留学がセットになっていたからこそできた」
人生の目標は何から着手すべきか。医師の吉田穂波さんは「いくつもやりたいことがあったら、全部いっぺんに、同時にやることだ。複数の世界を持ち『やりたいこと』で自分を解放することで、あらゆることにモチベーションが膨らんでいく」という――。

「やりたいことがあったら、同時にやる」のが彼女のやり方。
「仕事を続ける」「留学する」「子だくさんの母になる」という3つの目標を達成しました。
こういうやり方も、あるんです。

最初からあきらめないで!

とはいえ、やり方は人それぞれ。
同時並行が得意な人も、苦手な人もいるでしょう。

ただ、最初から無理だとあきらめず、どうやったら両立できるかを、じっくり考えてほしいんです。
どちらも手放したくない、もしくはどちらも叶えたい、という大切なことだったら、なおさらです。

たとえば、「マイ・セカンド・アオハル」の拓の場合だったら、実現可能かは置いておいて、恋愛と夢を両立させるために、次の選択肢がありますよね。

  1. 佐弥子をスイスに連れて行く
  2. 遠距離恋愛する

1は、佐弥子は大学在学中なので厳しい。(ダメ元で相談してもいいとは思いますけど。)
2については、拓は「離れ離れは寂しい」と感じて、「いずれ別れてしまうかもしれない」と考えたのでしょう。

だったら、そこで「離れ離れでも寂しくならない方法」を考えればいいですよね。
さすがに今までどおりとはいかなくても、現代はインターネットが普及していますから、遠く離れていても顔を見ながら会話をすることは可能です。

「別れてしまうかもしれない」についても、そうならないように、できることを考えればいい。

とりあえず遠距離恋愛を始めてみて、寂しくならないよう、心が離れないよう、できることを模索していったらいいんじゃないかと思います。

遠距離恋愛というと、不安要素の方が大きく感じるかもしれませんが、いいことだってあります。

慣れないスイスに行くにあたって、恋人の存在は心の支えになるでしょう。
慣れてからも、大切な人がいるというのは、仕事に良い影響を与えそうです。
遠距離だと滅多にリアルで会えないからこそ、存在の大きさを実感できて、愛が深まるかもしれません。

先ほどご紹介した医師も、「仕事を続ける」「留学する」「子だくさんの母になる」という3つの目標が互いに補い合うものであり、同時並行で進めた方がプラス面が大きい、と話しています。

ぜひ、不安ではなく、プラス面に目を向けて、自分なりの両立する方法を考えてみてください

まとめ

今回は、ドラマを題材にして、「二兎を追いたい者は二兎とも追ってみよう」ということをお伝えしました。
三兎でも四兎でも、同じです。

夢(もしくは仕事やキャリアなど)と恋愛(もしくは家族や出産など)は、いずれもとても大切なものです。

何かを選んで何かを諦める、という考え方ではなく、どうしたら全て手に入れられるのか、という視点で考えてみたら、今まで気が付かなかった選択肢が見えてきます。

最終的にどれかを選ぶことになったとしても、事前にしっかり考え、恋人や家族と話し合うことができれば、その選択に納得できて、後悔することはありません。

もし、全てを手に入れる方法を考えるのにサポートが必要でしたら、お気軽にコーチングをお試しくださいね。


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