「ふつう」って何?「ふつうハラスメント」に要注意

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
関東は、連日、沖縄よりも気温が高い・・・。

暑い季節は、ニュースで「エアコンを適切に使って熱中症を予防しましょう」などとアナウンスされますね。

が、私はというと、家でエアコンはほとんど使いません。
つい最近まで、エアコンはありませんでした。

在宅で仕事をするようになったので、仕事部屋にエアコンを購入しましたが、我が家にあるのはそれだけ。
リビングや寝室にはありません。

2023年7月下旬〜8月上旬の最高気温は34℃〜36℃

「信じられない!」と思われましたか?
大半の人にそう言われます。

今回は、万人にとっての「ふつう」はない、ということをお伝えします。

無理をしているわけではない、私にとっての「ふつう」なだけ

私がエアコンを使わない理由は、節約のためなどではなく、単純にそこまで必要性を感じないからです。

仕事部屋の温・湿度計

今、ちょうどお昼くらいですが、仕事部屋は30℃、湿度は50%を切っています。

リビングダイニングは、29.9℃、51%です。

この温度と湿度ならば、扇風機だけでパソコン作業ができます。(もちろん、かなりの薄着です。)

汗もかいていません。

夜も、ひと夏に1回くらいは寝苦しい夜があるかもしれませんが、扇風機だけでよく眠れます。

さすがに、掃除や料理をするとき、湯上りなどは汗をかきますけどね。

今まで、いろいろな人にこの話をしていますが、「信じられない!」という反応が大半です。

私は人よりも暑さに強いという自覚があるので、驚かれても不思議じゃありません。

ちなみに、歌手・タレントの森口博子さんは、ハワイで長袖でゴルフをしていてちょうどいいらしいですよ。
さすがに私はそれはできないと思います。

寒がりもいれば、暑がりもいる。

私にとってはエアコンを使わない方が快適。
エアコンで体調を崩した経験があるからエアコンを使わなくなった、というだけの話です。

「ふつう」の押し付けを感じるとき

エアコンがないことに関して、「信じられない!」と驚かれる以外に、別の反応を示す人がたまにいます。

今まで経験があるのは、

「エアコンがないから、体調を崩す」
「エアコンがないから(汗をかいて)湿疹ができる」

と思われたことです。

要は、何かそれらしいことがあると、エアコンがないことを理由にされる、ということです。

相手に悪気はないと思うのですが、正直、あまりいい気持ちではありません。

なんで、いい気持ちがしないのか。

それは、その人の「ふつう」を基準にして、自分の体調不良なり湿疹の原因を勝手に判断されているから。(実際はエアコンがないことが理由ではなかった。)

さらに、「無理してるんでしょ?我慢しないで、エアコンくらいつけなよ」と相手のふつう」を押し付けられている気持ちになるからです。

似たような経験は他にもあります。

料理好きの男性に、「私は料理が苦手だ」という話をしたら、「それは堂々と言うことではない」と言われたことがあります。

私は、女性だろうが男性だろうが、料理が得意な人も苦手な人もいると思います。
だから、話の流れで「私は苦手だ」という話をしただけです。

なんで堂々と話しちゃいけないんだ?と純粋に思いました。

そして、おそらく「女性は料理ができるのがふつう」という思いがその人にあるからだと感じました。

つい言ってしまう「ふつうは〜」

こんな話をしている私ですが、「ふつうは~」という話をして、「それはおかしい!」と手痛く指摘された経験があります。

小学6年生の頃、職員室に置いてあった、かなり香りの強い(と私が感じた)石けんについて、「ふつうはこんなに香らないですよ~」と塾の先生に話したところ、後日、授業中にこのやりとりの問題点を指摘されました。

ものすごく気まずかったので詳細は覚えていませんが、「ふつう」って何?それは君の基準であり主観に過ぎない、というような話だったと思います。

さすがに私の名前は伏せてくれたけど、苦い思い出

このときは、あまり理解できませんでしたが、今ならその先生が言いたかったことがよくわかります。

そのときの私は「ふつう」を連呼していた覚えがあります。
そんな私を見て、その先生は危機意識をもってくれたのかもしれませんね。

この先も自分の「ふつう」を世の中の「ふつう」と判断したら、この子は危ういぞ、と。

人は、自分の基準で判断します。
それは悪いことではありません。

物事を判断しなくてはならない場面は生活の中に無数にあるわけで、判断基準がないと生きていけません。

でも、忘れてはならないのは、その基準は千差万別ということです。
自分の基準が「ふつう」なのではない、ということですね。

自分の基準を相手に押し付けてしまったら、それは「ふつうハラスメント」(勝手に命名しました)になってしまいます。

ふつうハラスメント

「ふつうハラスメント」は、知らず知らずのうちにハラスメントしていることが多々あるので、注意が必要です。

その人は、万人にとっての「ふつう」、何なら常識とさえ思っているから、自覚しにくいですよね。

私だって、40年以上生きてきて、無自覚にたくさんやってきたんじゃないかと思います、「ふつうハラスメント」。

特に、大多数の人がそうだろう、と信じている一般常識に近いこと。
貯金0の人に「貯金しないとやばいぞ」と言ったりね。

結婚前の夫に言った!

信頼関係があって、相手のことを思ってアドバイスするのはとてもいいことですが、相手のことを否定して傷つけないよう、注意が必要ですね。

逆に、「ふつうハラスメント」を受けている人もたくさんいます

知らない間に受けていて、傷ついたという意識がない場合も多いので、厳密にはハラスメントとは言えないのかもしれません。

けれど、それが続くと、ストレスがたまったり、モヤモヤしたり、活力を失ったりします

「ふつうは~だから」とか、「一般常識では~だから」とか。
そういう理由でいろいろな選択をしていませんか?

意識しているにせよ、していないにせよ、周りの「ふつう」に翻弄されている人がとても多いです。

でも、「世の中なんでもあり」です。(犯罪以外)

だから、自分はふつうじゃないかも?とか思わないで、好きなように、やりたいように生きてくださいね。

みんな違っている。
だから化学反応が起きて面白い。

ぜひ、違いや変化を楽しみましょう

まとめ

今回は、万人にとっての「ふつう」はない、ということについてお伝えしました。

自分がもっている基準は、決して「ふつう」ではない。
だから、それを押し付けて相手を傷つけてしまう「ふつうハラスメント」には気をつけなければなりません。

と同時に、「ふつうハラスメント」を受けないようにすることも重要です。

周りの「ふつう」にいつの間にか流されてストレスをためてしまわないよう、自分の心に敏感でいることも忘れないようにしてくださいね。

もし、ストレスがたまってしまっているけどどうしたらいいかわからない、という場合は、お気軽にコーチングをお試しください。
あなたがとらわれている「ふつう」は何なのか、その「ふつう」をこの先どうしていくのか、一緒に考えましょう。

よろしければ、こちらもお読みください。


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