こんにちは、ライフコーチのSayaです。
パートナーと一緒に暮らし始めて、「え、マジで?嘘でしょ?」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
私も経験があります。
なぜ、洗濯物を干すときに洗濯バサミで止めない?落ちるだろうが
なぜ、ゴミを捨てずにひとまず放置する?目の前にゴミ箱があるだろうが
なぜ、ペンやハサミを使った後、片付けない?どんどん散らかるだろうが
などなど、思うことは多々あります。
そして、それを指摘すると、ムスッとする人がいます。
プライドが傷つけられているのでしょうか。とにかく、すぐに不機嫌になる人がいます。
私も、指摘してムスッとされて、「はぁ?」と思ったことがあります。
そこで、どうしたら相手のプライドを傷つけず、機嫌を損ねることなく指摘することができるのか、お伝えします。
行動だけ、ピンポイントで指摘する
とても大事なのは、まず、
相手の行動だけに焦点をあてて、その行動について指摘、注意する
ということです。
たとえば、洗濯物だったら、「洗濯バサミで止めなかったら、風で落ちちゃうかもしれないから、止めてね」という感じで。
あくまでも、「洗濯バサミで止めていない」という行動について伝える、ということです。
ここで、相手の人間性や根本的な能力をジャッジするような(アイデンティティーに関わるような)ことを言ってはいけません。
たとえば、
「こんなこともできないの?信じられない」
「ちょっと考えればわかると思うんだけど」
「ほんと、家事できないんだね」
などなど。
どんなに内心そう思ってても、口に出してはいけないのです。
相手は、家事に関しては子どもと同じ。
やったことがなければ、わからないのは当然です。
ピンポイントの行動だけではなく、「あなたはダメだ(あなたの全部がダメだ)」「あなたは考えが足りない」「家事全般ダメだ」「いつもダメだ」のようなニュアンスを出すと、相手は傷つきます。
伝えるときは、ちゃんと気をつけている。それでも、相手は不機嫌になる。
ということもあるかもしれません。
その場合、言葉だけではなく、態度にも気をつけていますか?
どんなに言葉で「洗濯バサミで止めなかったら、風で落ちちゃうかもしれないから、止めてね」と言っていても、口調や態度によっては相手を傷つけてしまいます。
イライラした口調、ため息、荒々しい動きなどといった行動で、伝わっちゃいます。
態度に出てた可能性、私にもあるなー
そんなに気を遣わなきゃならんのか!ストレス!という言葉が聞こえてきそうですが、一度指摘すれば、次からは洗濯バサミを使ってくれる可能性は高いですよね。
まあ何度言っても、変わらないときは変わらないんですけど。
自分のマインドを変える
相手への伝え方に気をつけていても、内心で「信じられん!」「こんなのできて当たり前!」と思っていると、態度に出やすくなるし、ストレスが溜まります。
そこでやっていただきたいのは、自分のマインドを少しずつ変えていくことです。
マインドが変わると自ずと言い方や態度が変わり、ストレスも減ります。
自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前ではない
たとえば、洗濯物が飛ばされないように止めるとか、ゴミをすぐにゴミ箱に入れる、物を片付ける、これは誰にでも当たり前のことではないんです。
「これくらいできるでしょ!?」と思う気持ち、よくわかりますよ、本当に。
でも、そうじゃないんです。
たとえば私だって、ものすごく潔癖で几帳面な人がいたら、その人に完全に合わせることはできないと思うんです。
これは、潔癖で几帳面な芸能人がテレビで話しているのを聞いて、感じたことです。
その芸能人にとっては、家を常にピカピカにして、物を置く場所や並べる順番が決まっていて、いつもその通りに配置されていることは当たり前のことなんでしょう。
でも、私にとっては当たり前ではなく、むしろそこまできっちりすることは、ストレスがたまることです。
あなたも、誰かにとって当たり前でも、自分にとっては当たり前ではない、と感じたことがあると思います。
それと同じで、一緒に暮らしているパートナーにとって、あなたの当たり前は当たり前ではないんです。
そのことを真に理解できると、ずいぶんと楽になります。
フォローし合う
誰かと一緒に暮らすということは、自分が得意なことをやり、不得意なことをフォローしてもらう、ということです。
たとえば、使った物を元の場所に戻すとか、ゴミをすぐに捨てるとかは、夫に何度言ってもあまり変わりませんでした。
なので、私が片付けたり捨てることもあります。
一方で、窓やベランダの掃除は、夫がやってくれます。
高いところにあるフィルターをとってくれるのは身長の高い夫の役目だし、その流れでフィルター掃除もやってくれます。
日常の細々としたことは主に私、定期的にやる大掛かりなことは主に夫、という感じです。
あなたは、パートナーに何をフォローしてもらっていますか?
フォローし合っていることに気がつくことができると、ストレスは減りますよね。
他者と暮らすのにストレスはつきもの、でも慣れるし喜びもある
そもそも、他者と暮らすのに、ストレスがゼロということは、ないんじゃないかと思います。
だから、それをたまにお互いぶつけ合うのも、いいんじゃないでしょうか。
あるいは、友だちと愚痴り合うのも、なんだかんだで楽しかったりしますよね。
ストレスはあるけど、慣れてくることもあるし、一緒に暮らすことで得られる喜びもあります。
たまにガス抜きしながら、喜びをしっかりと感じるのも大切なことです。
指摘しても気にしない相手もいる
ここまで、何かを指摘すると不機嫌になってしまう相手に対して、どうしたらいいかを書いてきました。
でも、さほど気にしない人もいます。
私の夫は、まさにそんな感じです。
深く受け止めないで、聞き流すのがうまいんですよね。
もちろん、それ以外にも要因はあって、いろいろ引っくるめた相性なんだと思いますが。
聞き流されるということは、私としては、のれんに腕押しになることも多いということです。(苦笑)
でも深いことを気にせずに思ったことをズバズバ指摘できるのは、楽です。
ただ、そういう人でも、アイデンティティーを傷つけるようなことを言い続けたりすると、爆発します。
気にしないからと思って言い続けると、大喧嘩になる。反省
相手がどんなに気にしない相手であっても、「行動だけ、ピンポイントで指摘する」ということは、忘れないでくださいね。
まとめ
今回は、パートナーと暮らし始めて「うそでしょ⁉︎」と思ったときに、どのように穏便に相手の行動について指摘するか、についてお伝えしました。
- 相手の行動だけに焦点をあてて、その行動について指摘、注意(アイデンティティーは傷つけない)
- 相手に伝える「言葉」だけでなく、「口調」や「態度」にも注意
- 同時に、自分のマインドも変えていく
誰かと一緒に暮らし始めると、最初はストレスが多いものです。
それでも、なんとかなります。
ぜひ、素敵な生活をパートナーと共に創り上げていってくださいね!
頭ではわかっていても、マインドを変えるのが難しいことも多々あります。
ストレスがたまって苦しい!という方は、ぜひコーチングをお試しください。
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