自分の「ふつう」は、ものすごくせまい範囲の「ふつう」 世界は広い!

クリスマスの4週前から始めるアドベント・キャンドル(日本では見ないけど、ドイツではメジャーらしい)

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

先日、「ドイツに行って自炊のハードルが下がった」という下記記事を読みました。

日本人、自炊を頑張りすぎ。ドイツ人の「あまりに簡素すぎるごはん」から学んだこと
ドイツに住み始めた頃、制作や仕事で忙しく過ごす中で突き当たったのが、「自炊をするハードル」の問題。ドイツの食事風景を知る中で、ドイツ人の食事の簡素さに衝撃を受け自身の自炊観が変化しました。日常の食に凝りすぎないことが、続けやすい自炊のポイントだったんです。

私は料理が好きではないので、興味があってこの記事を読んだのですが、「え、ドイツ人の食事って本当にこんななの?」と驚きました。

自分は料理してない方だと思ってたけど、ドイツに行ったらめちゃ料理してる部類に入るじゃん、と思った

そして、現在ドイツに住んでいるコーチ仲間に、この記事の内容が本当なのか聞いてみたところ、まさにその通り、という感じだったんです。

考えてみれば、国がちがえば文化や習慣がちがうのは当たり前。

私たちが日常的に「ふつう」と思って判断基準にしていることは、ものすごくせまい範囲にしか通用しない「ふつう」なのだということを、あらためて思いました。

日本とは全然ちがう、ドイツの料理事情とクリスマス

上記記事に書かれていたのは、

  • ドイツ人の食事は、朝食フルーツ・昼食フルーツとパン・夕食ハムとチーズとパン、くらいの簡素なものが多い(日本人のような料理をしない)
  • ときどき凝った料理をすることがある

ということ。

コーチ仲間も、フルーツや野菜を切れば料理、と言ってました。

「料理」の概念のちがいや、多くの人が料理をほとんどしないことにも驚きましたし、「朝食フルーツ・昼食フルーツとパン・夕食ハムとチーズとパン」という食事内容にも驚きました。
さすがの私もその食事じゃ物足りない。肉、魚、野菜とか温かいものも食べたいな、と思ったので。

話を聞いていると、食事を楽しむという感覚、おいしいものを食べようとする意識も、ちょっと日本とはちがうようでした。

コーチ仲間には、ドイツのクリスマスの話も聞きました。

日本では、イルミネーション、クリスマスケーキ、素敵なレストランでクリスマスディナーなど、クリスマスはお祭りのような賑やかなイベントです。

でも、キリスト教の国では、クリスマス当日はどこのお店もしまっていて、静かなんですよね。
ドイツでは、クリスマスの1ヶ月くらい前から各地でクリスマスマーケットが開催されますが、クリスマスにはもうやっていません。

また、アドベント・カレンダー(ドイツ語はアドヴェンツ・カレンダー)、アドベント・キャンドル(ドイツ語はアドヴェンツ・クランツ)という風習もあります。
アドベント・カレンダーは最近日本でも聞くようになりましたが、キャンドルは初めて聞きました。

詳細はこちらをご覧ください。

アドヴェントとクリスマス
一年で一番大切な行事、クリスマスとその準備期間アドヴェントは、ドイツでもっとも重要な歳時です。

日本のようにクリスマスケーキを食べる、という習慣はないようです。

その代わり(?)にクリスマスよりも前に家でクッキーをたくさん焼き、それをクリスマス仕様のかわいい缶に入れて保管し、クリスマスに向けて食べていくらしいです。
コーチ仲間にクッキーを知人宅で焼いたときの写真を見せてもらいましたが、プロ顔負けの美味しそうなクッキーが、大量に焼かれていました。

このような習慣があるから、クッキーを保管する缶(空の缶)がたくさん売られてるんですって。

日本はクリスマス・イブやクリスマス当日を楽しむのに対して、ドイツはクリスマスに向けてカウントダウンしていくのも楽しむという印象を受けました。

「ふつう」にとらわれないで

一体何の話をしているのかわからなくなってきたので、話を戻しますね。

何が言いたいかというと、料理にしても、クリスマスの楽しみ方にしても、自分が「ふつう」と思っていることって、ちょっと周りを見渡してみると、「ふつうではない」ということです。

飛行機に乗って数時間、ドイツに行けば、こうも感覚がちがうのです。
韓国や中国、台湾のような近い国でも、日本とのちがいはたくさんあるでしょう。

あるいは、日本国内にいたとしても、住んでいる地域によって風習や習慣は異なります。

もっとせまいところだと、自分の家族にとってはふつうのことでも、友だちに話すと驚かれる、ということもあります。

万人に共通の「ふつう」とか「こうあるべき」は、ないのです。

だから、「ふつうは〇〇だから自分も〇〇しなきゃ」とか、「私はふつうじゃないのかな」とか、周囲の「ふつう」とか世間一般の「ふつう」にとらわれないでください。

その「ふつう」って、多くの場合、今のあなた身近な日常にとって「ふつう」なのであって、一歩外に出れば、それは「ふつう」じゃなくなります。

自分の日常生活の範囲は、けっこうせまいですよね。
家庭、学校、職場、買い物に行く店、習い事、くらいでしょうか。

たとえば子どもにとって、家庭と学校は自分の生きている世界の大半を占めますが、成長に伴って、どんどん世界は広がっていきます。
これと同じで、何歳になっても、自分の日常生活の外には全然ちがう世界が広がっています

今の状況では「ふつう」と感じることも、「ふつう」ではない世界があるし、
今の状況では解決し得ないと思えることも、解決できる世界が必ずあります。

ぜひ、そのことを忘れないでいただきたいと思います。

まとめ

今回は、ドイツの話を聞いて、自分が「ふつう」だと思っていることは、ものすごくせまい範囲の「ふつう」なんだと感じたことについて、お伝えしました。

今自分がいる場所は、広い世界のほんの一部分です。
周りには自分の知らない世界が広がっています。

今の場所が合うならばそこにいればいいし、合わないならば出ていくことができます。

そう考えると、安心できるのではないでしょうか。

ぜひ、身近な周囲の「ふつう」にとらわれず、広い視野をもって心地よい生き方を見つけてくださいね。

今の生活が居心地悪いけどどうしたらいいのかわからない、という方は、ぜひコーチングをお試しください。

よろしければ、こちらもお読みください。


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