焦りは味方にできる!良い焦りと良くない焦りを分ける5つの要因

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

先日、「デビューしたときはすごく焦っていた」と話す俳優さんのインタビューを見ました。

そこで私は、
「焦りって良くないものだと思ってた」
「でも、焦りを原動力に成長、成功できている人もいるんだ」
「良い焦りと、良くない焦りのちがいって何だろう?」
と考えました。

焦りは私たちの日常生活の中で、避けて通れない感情の一つです。
仕事の締め切り、重要なプレゼンの準備、思うような結果が出ない、時間だけが刻々と過ぎていく…
焦りを感じる瞬間は、誰にでもあります。

けれど、その焦りがポジティブな結果を生む「良い焦り」となるか、逆にネガティブな結果を引き起こす「良くない焦り」となるかは、いくつかの要因によって大きく左右されます。

今回は、5つの要因を取り上げ、それぞれが焦りにどのように影響するかお伝えします。

1. 素直さ

素直さは、自分の気持ちや状況を正直に受け入れる力です。

次の理由から、焦りを感じたとき、素直であることは非常に重要です。

  1. 焦りを感じている自分を否定せず、「今、自分は焦っている」と認識することで、初めて対策を考えることができる
  2. 「何のために焦っているのか」という「焦りの目的」を素直に受け入れることによって、自分が求めていること、望むことが明確になる
  3. 他人からの助言や意見を素直に受け入れ、改善点を見つけやすくなる

素直さが欠けていると、焦りの目的や自分の弱点に向き合うことができず、問題がさらに深刻化してしまうことがあります。

焦っている自分は恥ずかしい!とか思う必要はないんだよ

2. 自信

自信は、自分の能力への信頼。

自信があると、焦りを感じたときでも「自分ならできる」という前向きな姿勢をもちやすくなり、行動に移す際のモチベーションとなります。

「自分ならできる」の根拠は必要ありません。
焦っているということは、初めての経験、慣れない経験でどうしたらいいか分からない、ということですよね。
初めてだったり慣れないことに対して、「自分ならできる」の根拠をもつことは、誰にもできません。

「なんかよくわからないけど、きっと自分なりの方法を見つけて対処できる」で十分なんです。

自信のある人は、焦りをポジティブなエネルギーに変えて前進することができますが、自信がないと、焦りに押されてネガティブな思考に陥りやすくなります。

自信をもつためには、小さな成功体験を積み重ね、自分の強みを理解することが大切になってきます。

3. 大胆さ

大胆さは、行動を起こす勇気や、リスクを取る姿勢を指します。

焦りを感じたとき、大胆さがあれば、「あたって砕けろ!」精神で、新しい方法を試したり、わからないことを人にガンガン聞いたり、周りに協力を求めたりして、未知の領域に飛び込むことができます。

そのような姿勢は周りにも伝わりますよね。
「本気なんだ」ということが伝われば、周りは自然と協力的になります。

そうやって、焦りをうまく活用して、成長や成功につなげることが可能になります。

ときには、あたって砕けてしまうこともあるでしょう。
砕けたとしても、それを学びとして、大胆さでどんどん次に進んでいくことができます。

大胆さが不足していると、焦りからくるプレッシャーに押しつぶされてしまい、守りに入ってしまうことがあります。
その結果、チャレンジを避け、同じ失敗を繰り返すことになりかねません。

大胆さは自分比でOK。人と比べる必要はありません。
自分にとって、「ちょっと頑張ればできるかも」ということから始めてみましょう。

4. 行動

大胆さと関係して大切なのは、行動を起こすことです。

行動することで、変化が起きます。
行動変化の繰り返しで、焦りを解消し、前進することができます。

行動せずに焦って悶々と考えているだけだと、ストレスや不安が増強し、後悔や自信喪失につながっていく可能性があります。

小さな行動から始めれば、徐々に行動の幅が広がり、大胆なこともできるようになっていきます。

5. 学ぶ姿勢

最後に、常に成長しようとする意欲や、失敗から学ぼうとする心構えも必要です。

焦りは、学ぶべき何かを私たちに示してくれるシグナルでもあります。
焦りを感じたときには、ぜひ「何を学べるか?」と問いかけてみてくださいね。
必ず、学べる何かがあります。

学ぶという意識があると、次に同じ状況に直面したときにより良い対応ができるようになります。

そうでないと、焦りからストレスを感じるだけで終わってしまいます。
あるいは、自信や大胆さがあって行動できたとしても、学ぼうとする姿勢がなければ、何も吸収できず、その場限り、から回りして終わってしまいます。

まとめ

今回は、「良い焦り」と「良くない焦り」の違いを決める要因についてお伝えしました。

  1. 素直さ
  2. 自信
  3. 大胆さ
  4. 行動
  5. 学ぶ姿勢

焦りという感情は、気持ちのいいものではないですよね。

でも、これらがあれば、焦りは成長の原動力となり得ます。
そうとわかれば、安心して焦りと向き合っていけるのではないでしょうか。

焦りをポジティブなエネルギーに変えるために、素直に自分の気持ちを受け入れ、自信をもち、学ぶ姿勢を忘れずに、できることから行動してみましょう。
いずれ、ちょっと大胆なこともできるようになりますよ。

焦ると頭が真っ白になってしまう、どうしても自信がもてない、怖くて行動できないなど、サポートが必要な場合は、ぜひコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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