こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさんは、ひとりの時間と誰かと過ごす時間、どちらが多いですか?
私は、フリーランスのライフコーチとなってからは、ひとりで過ごす時間が増えました。
そして、気がついたんです。
ひとり時間=自分に集中して、自分が感じていることや考えていることを見てあげる時間って大事だなって。
巷では、ひとりの時間とか、自分がやりたいことをする時間を「自分時間」や「me time」と呼ぶそうですね。
家事、育児、仕事など。
ひとり時間をもつことは、ちょっと難しいと感じるかもしれません。
でも意外と、日常の中にひとりになれる時間は潜んでいます。
その時間をただなんとなく過ごすのではなく、ほんの少し意識するだけで、貴重なひとり時間にすることができるんです。
だれかといるときの緊張感
実はこの4日間、定例的な予定に加え、出かける予定も入っていて、いつもよりも少しバタバタしていました。
最初はなんとも思っていなかったのですが、少し、落ち着かなくなってきました。
だれかと出かけるのも、食事をするのも、話すのも、楽しくないというわけではありません。
いずれも、とても好きなことです。
でも、
- 自分に集中できていない感じ
- 自分が整っていない感じ
- すこし何かが足りない感じ
こんな感覚が、徐々にわいてきました。
どんなに慣れている相手であっても、だれかと一緒にいると、多少気を遣ったりしますよね。
何も気にしないでひとりっきりで過ごすのとは、やっぱりちがいます。
私は夫と2人で暮らしています。
平日は夫が仕事に出かければ家で1人で仕事し、休日は基本2人で過ごします。
結婚6年目ともなると、お互い気楽なものです。
それでも、家にいると、夫の動向は多少は気にします。
自分ひとりだったらお昼を適当に済ますこともできるけれど、夫がいるともうちょっときちんとしたもの食べた方がいいかな、と思ったり。
お腹が空く時間がちがったり。
ストレスというほどではない緊張感が、ほんの少しだけあります。
夫と2人で過ごしていてもそのように感じるのであれば、子どもがいたら緊張感はもっと増えるでしょう。
会社員など、同僚がいるような職場に勤めているのであれば、仕事中も緊張感があります。
家族関係や人間関係に問題を抱えていなければ、それは、いい緊張感ともいえます。
最高潮に緊張している状態が、切れる寸前まで糸がビーンと張っている状態だとすると、職場の同僚といつもの仕事をしている状態は、それよりはゆるいですよね。
糸に、まだ余裕がある状態。
家族と過ごしているときはさらにゆるくて、糸がちょっとたわんでいるかもしれません。
ひとり時間というのは、もっともっとゆるくて、糸にほとんど力がかかっていない状態といえます。
そういう、緊張感をゆるっゆるにほぐす時間も必要です。
ひとり時間にリラックス
思えば、公務員として働いていたころは、ひとり時間をもつことを全く意識していませんでした。
当時は、あれしなきゃいけない、これもしなきゃいけない、というように何か追われる感覚があって、もやもやしたり、イライラすることがありました。
そのストレス発散の方法は、誰かと出かけるような、大きな予定だけだと考えていました。
今となっては、当時、もっと日常生活の中にひとり時間をつくって、その時間にうまくリラックスすることができたのではないかと思います。
当時からそこまでストレスを抱える方ではなかったけれど、日常生活の中にひとり時間をつくれば、よりストレスをためないよう調整できたのではないかと。
実はけっこうある、ひとりになれる時間
正確にいうと、ひとりの時間はつくる必要はなく、あったんです。
でも、それを適当に過ごしてしまっていたんですよね。
たとえば、通勤の電車の中。
他の乗客はいるけれど、私が乗る電車は比較的すいていたので、その気さえあれば、リラックスできるひとり時間にすることもできました。
けれど、当時の私はひたすらスマホを見ていました。
目的があって見ていることもありましたが、ただ何となくスマホをスクロールして読んでいることもありました。
今は、電車に乗ってもスマホを見ることはほとんどなくなりました。
その代わり、好きな音楽を聴きながら、外の景色や乗客、広告などを眺めたり、何かしら考えたりしています。
すると、「空がきれいだな」「あの人のあの髪の色はすてきだな」と感じたり、何かを思いついたりするんですよね。
これは、ひとりでリラックスできているからです。
リラックスすることで、自分の素直な感情や思考がみえてきます。
満員電車だと、さすがにリラックスできないけど
スマホを見るのが悪いというわけではありません。
必要な情報をインプットしたり、ゲームをしたり、動画を見るのもいいと思います。
でも、私の場合、以前はスマホを見る時間が長すぎたように思います。
スマホで疲れてしまうことも多かったんですよね。
リラックスすることも、自分の感情や思考に集中することも、できませんでした。
電車の中を、ひとり時間=リラックスして、自分に集中してあげる時間として活用するのならば、スマホを見る時間を短くして、ただ外を見たりしてもよかったなと。
忙しいと思っていても、通勤経路やお昼休みなど、日常の中にひとりになれる時間は意外とあるものです。
家だったら、洗顔して化粧水や乳液でケアをしている時間や、お風呂の時間などがあります。
そういった、日常に潜むちょっとしたひとりの時間を、リラックスして自分に集中して過ごすよう、少し意識してみてください。
電車の中は、先ほど書いたように、混んでいなければ、ひとり時間にすることができます。
通勤時間が長い知り合いは、「子育てをしているから、電車の中は貴重な自分ひとりの時間」と、電車の中で読書を楽しんでいました。
徒歩であれば、人の少ない道や公園の中を通るルートを選べば、景色を見ながら、リラックスできるかもしれません。
お昼休みは散歩したり、本を読んだり、お気に入りのお店に行くのもいいですね。
家だったら、お肌のケアをするときやお風呂に浸かるときに、いつも以上に肌や体の具合を感じるよう意識してみるとか。
ぜひ、リラックスして自分に集中して、湧き上がってくる自分の素直な感情や考えを受けとってみてください。
きっと、「気持ちいい」「面白い」「これは好き」「美味しい」「疲れた」など、感情をいつも以上に強く感じられますよ。
たまにはひとりでお出かけなども
もし、時間がとれるのであれば、ひとりで好きな場所に出かけたり、好きなことに没頭するのもいいですよね。
ひとりで映画を見に行くとか、気になっていたお店に行くとか。
あるいは、家族が出かけている間に好きな漫画を読みまくるとか。
通勤時間や家での日常的な細かいひとり時間に加え、まとまったひとり時間をのんびり過ごすのも、自分に集中し、自分のことを感じる、とても良い機会になります。
もちろん、長時間ひとりで過ごすことが好きじゃない人は、無理する必要はありません。
日常生活の中のひとり時間だけでも、十分です。
身近な人にも、ひとり時間を
この記事を書いていて、ふと、夫のひとり時間についても考えました。
夫は歌うことが大好きで、毎日、洗面所を閉め切って全力で歌う時間をつくっています。
歌うことができないと不機嫌になるので、この時間が彼にとって、とても大切なひとり時間であるということがわかります。
冒頭の私もそうでしたが、ひとり時間が足りないと、だんだんイライラしたり、もやもやしたり、落ち着かなくなったりします。
もし、一緒に暮らしている人がいるならば、相手が不機嫌であるよりも、ハッピーでいてくれた方がいいですよね。
自分のひとり時間と同様に、相手のひとり時間についても、気を配ってみてください。
自分のひとり時間がもてたなら、きっと相手のひとり時間について考える余裕も出てきます。
まとめ
今回は、リラックスして過ごす、ひとり時間についてお伝えしました。
忙しいと、自分のために過ごす時間が後回しになってしまいます。
その状態が続くと、もやもやしたり、イライラしてしまいます。
そうならないよう、日常の中のひとりの時間を、リラックスできるひとり時間となるように工夫して、短い時間でもいいので、自分に集中してあげてください。
自分が何を感じ、何を考えているのか、自分のことを見てあげてください。
こまめにひとり時間をつくってリラックスすることで、ストレスがたまりにくくなります。
ぜひ、意識して、ひとり時間を楽しんでくださいね。
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