こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、このようなツイートをしました。
勝手な自分の思い込みで、飲み会の場所を間違えたんですよね。
横浜駅は人多いし、暑いし、端から端まではキツかったよ
みなさんにも、このようなご経験はあるのではないでしょうか。
今回は、そんな思い込みの影響についてお話しします。
どうせだったら、良い思い込みをして、幸せに過ごしたいですね!
思い込みが形成される過程は単純
なぜ私は飲み会のお店の場所を間違えたのでしょう。
理由は簡単で、同じお店の別店舗に行ったことがあったからです。
飲み会で行ったこともありましたし、公務員時代に仕事で関わることもありました。
と言っても、関わったのは2~3回だと思います。
ほんの数回でしたが、「横浜駅にある○○(お店の名前)と言ったら●●ビル」という思い込みが形成されました。
なので、今回飲み会の案内が来たとき、「ああ、はいはい、ここならすぐ分かるわ」と思ったんですよね。
ろくに確認せず、自分の思い込みだけでお店に向かい、フロアが違っていることに気がついて、違うお店だということが分かりました。
最近は、「美術館や美術鑑賞が苦手、好きじゃない」と思っていたことも単なる思い込みであることが分かりました。
これに関しては、母親が美術館が好きで、海外暮らしも多かったことから、海外の美術館によく連れて行かれていたことが発端です。
絵を見てもよくわからないし、とにかく広くて(海外の美術館はだだっ広い)腰が痛くなって疲れる。
美術館は面白くなくて疲れる場所。
子供心にそう思っていて、その思いが根付いたんでしょうね。
小さいころ見ていたのは、主に西洋画でした。
歴史やキリスト教と関係のある絵画が多かったように記憶しています。
「広い美術館で見る西洋画=苦手」がいつの間にか「美術鑑賞=苦手」にすり替わっていました。
人それぞれ多少の差はあるとは思いますが、このように、思い込みが形成されるのはそんなに複雑なことではありません。
思い込みによる影響
飲み屋の場所の思い込みにより、私は「嫌いな人混みの中を歩く」「暑い思いをする」という、本来だったらしなくてもよかった苦労(というほどでもないけど)をする羽目になりました。
また、今回はギリギリ間に合いましたが、下手したら10分くらい遅刻していた可能性もあります。
美術鑑賞に関しては、大人になってから箱根の森美術館に行って「あれ、意外と面白いぞ」と思ったり、すみだ北斎美術館に行って「私でも楽しめた」と思ったり。
試しに気楽な気持ちで行ってみたら、意外な発見があったんです。
考えてみれば、当たり前ですよね。
美術にも美術館にも、私が子どもの頃に見たものとは全然ちがうものがたくさんあるんですから。
それに、今はもう大人。
小学生の自分と、40代の自分では、ものの見方や考え方は変わっている可能性があります。
最近では、自ら進んで美術鑑賞を楽しむようになってきました。
ずっと苦手だと思い続け、美術展や個展に足を運んでいなかったらこの楽しみがなかったわけで、それは大きな機会損失だったな、と思います。
このように、思い込みには、無駄な苦労をしたり、遅刻したり、機会損失をしたりと、何かと悪い影響があります。
でも、悪いことばかりではないんです、思い込みも。
自分を安心させることができる思い込みだってあります。
たとえば、お気に入りアイテムやラッキーアイテムがあって、これがあれば「自分は大丈夫」と思えるとか。
お守りやおみくじ、ゲンかつぎなどは、その最たるものですよね。
占いにも似た要素があります。
おみくじや占いで運勢が良ければ、それを信じることで、勇気や安心感が得られます。
スポーツ選手などは、よくゲンを担いでいるという話を耳にします。
ポジティブな感情を持つことによって、力を発揮できたり、積極的になれたり、前向きな行動をとることができます。
お守りや占いなどが、背中を押してくれているようなイメージですね。
良い思い込みをつくって、活用しよう
私の飲み屋の一件では、ほんの数回関わっただけで思い込みが形成されました。
美術鑑賞については、つまらない、腰が痛いといった辛い思いとセットで思い込みが形成されました。
人の思い込みは、結構たやすく形成されてしまうものです。
そして、思い込みは悪いばかりではなくて、良いものもある。
だったら、自分で良い思い込みをつくってしまえばいいんです。
お守りやおみくじのようなアイテムが必要かというと、なくても大丈夫です。
自分は大丈夫だと、繰り返し自分に言い聞かせるとか。
それだけでも、十分思い込みの効果はあります。
そこに根拠はなくてもいいのかと、気になる方もいらっしゃるでしょう。
なくていいんです。
もちろん、自分は大丈夫だと思えるように、準備をすること(例えば受験に備えて勉強するとか、発表会に向けて練習するとか)は大切です。
でも、未来のことに関して、「絶対こうなる」という根拠はあり得ないですよね。
なので、日々自分にできることをやりながら、最後は根拠なんてなくていいから自分が安心できるように自分を思い込ませるんです。
口に出して言うとか、文字に書き出すとか。
アイテムが欲しいと思うのなら、自分で作るのもいいですね。
学生の部活などで手作りのお守りを目にすることがありますが、ああいう手作りのものって、勇気が出ますよね!
ゲンをかつぐ行動は、他人から見たら「え、そんなこと?」と思うようなことが、本人にとっては安心できるスイッチのような役割を担っています。
「大丈夫」とただ頭の中で思っているだけよりも、何かしらの行動を伴っている方がより思い込みを形成しやすい場合は、自分でスイッチとなる特定の行動を決めてしまってOKです。
感情は行動となって現れ、行動が未来を創っていきます。
不安に基づく行動と、安心感に基づく行動だったら、安心感に基づく行動の方が、自分の望む未来を創っていけそうじゃないですか?
だったら、自分を安心させる思い込みを、自分のために作ってしまいましょう。
まとめ
今回は、思い込みの影響についてお伝えしました。
思い込みは、簡単につくられます。
だったら、良い思い込みをつくってしまいましょう。
何かアイテムがあった方が思い込みを作りやすい場合は、アイテムを活用しましょう。
行動が伴っていた方がやりやすいならば、簡単な行動を決めましょう。
思い込みが、あなたの背中を押してくれますよ。
もし、お一人では良い思い込みがなかなか作れないという場合は、お気軽にコーチングをお試しくださいね。
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