役に立つかどうか 気になっちゃう人へ

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

最近、夫がワインの勉強をしています。
それはそれは熱心に勉強していて、とても楽しそうです。

もともとお酒が好きな夫ではありますが、特別ワインが好きというわけではありませんでした。

それがどうして本格的にワインの勉強をするようになったのかというと、若いときよりもワインをよく飲むようになって少しずつ好きになっていたことに加え、なじみのお店のソムリエさんに

ソムリエさん

君は将来ワインを教えている!

と予言されたのが決め手だったそうです(笑)。

果たして本当に教えることになるかは不明ですが、大事なのはそこではありません。
「君は将来ワインを教えている!」と予言された後、実際に勉強を始めたとことが大事なんです。

今回は、感覚・感情にしたがって、ストレートに、シンプルに行動することについてお伝えします。

「役に立つ•••?」何かを始めるときに考えがちなこと

ソムリエさんに予言された後、ワインの資格をとるべく、夫は勉強を始めました。

でも、夫のように素直に行動するのって、意外と難しいことではないでしょうか?

「君は将来ワインを教えている!」と予言され、「ちょっと面白そう」と感じ、その場ではソムリエさんと話が盛り上がっても、家に帰り、一人になって冷静に考えてみると、

  • 勉強して何になるの?
  • 資格とるのにお金も時間もかかるし、無駄じゃない?
  • 今の仕事があるし、ワインで食っていくわけじゃあるまいし・・・

などという考えがむくむくと湧いてくること、ありますよね。

さらに、「じゃあワインで食っていくんだったらどうなるんだろう」と、ワインの仕事の種類や収入をスマホで調べ始める人もいるかもしれません。

そうこうしているうち、ソムリエさんと盛り上がったときの感覚が薄れ、ちょっと後ろ髪を引かれながらも、「まいっか」となってしまう

昔の私はこういう思考だったなぁ

よく言えば現実的、悪く言えばつまらない、「役に立つの?」的なこれらの考えは、頭で考える「思考」です。

一方で、ソムリエさんと話しているときに感じた「面白そう」「楽しそう」「なんかワクワクする」は、「感覚」です。

やってみたいとか、興味があるという感覚がありながら、それを「役に立つかどうか」という思考でつぶしていってしまうのは、よくあることです。

どうせ考えるなら、「やってみる」方向で

ワイン業界と何の関係のない人が、ワインを勉強して資格をとる。
このように何か真新しいことをはじめるとき、果たしてそれが何にどうつながっていくのか、誰にもわかりません。
趣味として楽しむか、もう少し深いところまで行くのか。
仮に本人に展望があったとしても、実際どうなるかは、本人にだってわかりません。

ただ間違いないのは、「楽しそう」と感じた、その感覚だけです。

誰にもわかり得ない将来のことを考えて、今、確実に感じた「楽しそう」という感覚をなかったことにしてしまうのは、もったいないことだとは思いませんか?

楽しそうだと感じたならば、やらない方向ではなく、やってみる方向でいったん考えてみてはいかがでしょうか。

やってみる方向で考え、想像したときに、具体的に支障になることはありますか?

お金が厳しい?
時間がない?

将来のことを考えると、「将来何にも活かせないのだったら、お金がもったいない」「将来何にも活かせないのだったら、時間がもったいない」となります。

けれど将来のことを考えずに、「今」だけに注目してみると、お金にも時間にも余裕があって何も支障がない、ということがけっこうあります

支障がないのであれば、将来それがどうなるかとかは考えずに、ストレートに、シンプルに、まずは始めてみる。

始めた場合、少なくとも 楽しさが得られますよね。

仮に新しく始めたことが何かにつながっていかなかったとしても、自分が楽しければ、それでいいじゃないですか。
人生には遊びがあってもいいんです。

それに、楽しんで学んだことが将来何にも活かせない、役に立たない、全くの無駄、ということはあり得ないことだとも思います。

私は以前、コーヒーを学んだことがあります。
けっこう本格的に学んだけれど、カフェをやるとか、コーヒーを売ることにつながったわけではありません。(今のところ)
そういう意味では、学んだことを活かしていません。

でも、学んでからは毎日のコーヒーライフを楽しんでいて、豊かになりましたよ。
学んだのが35歳くらいだったので、残りの50~60年をコーヒーと共に豊かに過ごせるのであれば、大満足です。

また、始めれば、② 新しい経験が増えます。

たとえばワインを勉強すると、それまでは知り得なかった色々な世界が見えてきます。
交わることのなかった、新しい知り合いもできます。
それまでの自分の経験や新しい経験がからみあって、ああいうことをしてみたい、こういうこともしてみたい、というアイディアが出てくる可能性があります。

それは、勉強を始める前にどんなにスマホで検索しても、絶対に調べられなかったことです。

まとめ

今回は、「やってみたい」と何かに興味をひかれたときに、将来何かの役に立つかどうかを考えず、感覚・感情にしたがって、ストレートに、シンプルに行動することについてお伝えしました。

「何かを新たに始めるからには、それを何かに活かさなければ、役立てなければ」と考える人は多いです。

その「活かす」「役立てる」には、たとえば「収益を得る」とか「人のため、世のために活用する」以外にも、「自分が楽しむ」も含まれることを忘れないでくださいね。

楽しいんだったら、それでOK。

「これをやって将来何になるんだろう」とか複雑なことを考えずに、まずは「楽しそう」「面白そう」という気持ちに素直にしたがってみてください。

それに、楽しいという思いから広がって、自然と誰かの役に立っているというのはよくあることです。

もし、何かを始めたくてもどうしてもためらってしまう場合は、ぜひコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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