好きかどうかが一番大事 美容師さんとの会話から①

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

みなさんは、行きつけの美容院はありますか?

いつも同じ美容師さんに切ってもらう人もいれば、毎回行く美容院を変えている人もいると思います。

何年たつかは忘れましたが、私はしばらく同じ美容師さん(以後、Aさんと書きます)に切っていただいています。
Aさんとお話しするのが好きで、長い付き合いということもあって、いろいろな話をします。

そこで、今回から3回にわたり、Aさんから聞いたお話の中から印象的だった内容をお伝えしていきます。

今回は、結局好きかどうかが一番大事、というテーマです。

似合うかどうかよりも、好きかどうか

Aさんに、「私が似合う髪型って、どんな髪型だと思いますか?」と何年か前に聞いたことがあります。

というのも、私の知人の美容師さん(超人気の美容師さんらしい)は、「あなたにはこの髪型が似合う!」とビシッと教えてくれる、と聞いたからです。
(もちろん、本人がその髪型にしたいと思わなければ、その形に切らない。)

なので、Aさんはどう思ってるのかな~と思い、聞いてみたんです。

そうしたら、「大事なのは、似合うかどうかよりも、好きかどうかだと思うんです。あとは、どういう雰囲気になりたいか。」と返ってきました。

このとき以外にも、Aさんはよく「好きかどうかが大事」とおっしゃっています。

似合う髪型でも、ちょっと物足りない

どんな髪型にしようかな、と考えたとき、多くの人は「自分に似合う髪型」にしようとすると思います。

私もそうです。

自分の顔は長いから、面長な人に似合う髪型を選ぼう、とか。
この人のこの髪型が素敵、でも自分には似合わないな、とか。

結局、イメチェンしたくて色々調べたとしても、いつもと同じような髪型になってしまうんですよね。

髪色を少しだけ変えてみたり、ちょっとだけ形を変えたりはしましたが、いつも似たり寄ったりの髪型でした。

もちろん、その髪型が好きで、満足できるのならいいんです。

でも、「悪くはないんだけれど、ちょっと物足りない」と感じる場合もありますよね。

以前、姪っ子に

さやちゃんって、いつも同じ髪型だよね

とズバッと言われ、

え、うそ、そう見られてたの!

と少々ショックを受けたんですよね。

自分としては、ちょっとは変えてるつもりだったんです。
でも、周りから見たらいつも同じだった。

周りから見ていつも同じ髪型だったとしても、自分で満足していればショックを受けることもないでしょう。

でも、「自分だけじゃなく、周りから見ても分かるくらい髪型を変えたい」という願望が、私にはあったようです。

そんな願望があるにも関わらず、たとえば有名人のこの髪型が好き、と思っても、慣れている自分の髪型とかけ離れていると、試そうと思いませんでした。

結局、「似合うかどうか」にとらわれ、マイナーチェンジにとどまっていたんです。
Aさんの言葉と姪っ子からの指摘で、気が付かされました。

これから美容院に行くときは、「似合う」という視点ではなく、「好き」という視点重きをおいて考えようと思います。

見た目は、自分に影響を与える

今までたくさん「似合う」という言葉を使ってきましたが、そもそも、似合うって何でしょう。

初見で大半の人たちが違和感がなく感じる髪型
自分も、他人も見慣れている髪型
でしょうか。

やっぱり、「似合っている髪型」というのは、他人の目線を大きく意識していますよね。
髪型を紹介しているサイトや雑誌を見ると、オススメの顔型などが掲載されていますから、そういう影響もありそうです。

でも、本来、髪型やファッションは、Aさんがおっしゃるように、「似合うか」ということよりも、「好きか」あるいは、「どういう雰囲気を出したいか(どういう自分でありたいか)」が重要だと思います。

人は、もちろん見た目だけではありません。
でも、見た目が与える印象は少なからずありますよね。

たとえば、カッコいい雰囲気の髪型、ファッションをしていたら、他人にかわいらしいという印象を与えることはないでしょう。

また、見た目は、他人だけではなく、自分の気持ちや行動にも影響します。

鏡の中の自分、写真に写った自分、あるいは電車の窓に映った自分を何気なく見たとき、やっぱり、自分が好きな自分の姿の方が嬉しいです。

自分の姿が好きで嬉しかったら、自信が出てきて、行動も変わりますよね。

また、見た目のほかにも、ケアのしやすさや心地よさも、好きかどうかに影響します。

たとえば、私は髪の毛の量がとても多いので、短く、少なくしてもらった方が乾かすのが楽だし、心地いいです。
整髪料が苦手なので、なるべく使わないで済む髪型を好みます。

どんなに見た目が良くても、ケアに時間がかかりすぎたり、心地悪かったら、好きとは言えません。

Aさんは、お客さんが好きな自分でいられること、また、お客さんがこうなりたいと目指す自分でいられることを大切にしています。

だから、他人目線の「どんな髪型が似合うと思いますか」という質問に対しては、答えなかったのでしょう。

似合うかどうか気にしてしまうのは、髪型だけではない

髪型だけではなく、何事についても同じことがいえます。

自分が好きだと思える自分、ありたい自分でいることが幸せですよね。
でも、周囲の目を気にして、周りに合わせて、もやもやしたり疲弊したりするんです。

そこで思い出したのが、「凪のお暇」というドラマです。(原作は漫画です。)

画像は公式ウェブサイト(https://www.tbs.co.jp/NAGI_NO_OITOMA/)から引用

主人公の凪は、髪の毛がくるっくるの天然パーマで、毎朝アイロンで一生懸命ストレートに伸ばしてから出社していました。

長い間、髪の毛以外にも、周囲の目を気にして周囲に合わせて生きてきた凪は、自分は何が好きで本当はどうしたいのか、見失っていました。

そんな生活に疲れて退職し、引っ越しもして、新しい地で自由に過ごすお暇に入ります。

お暇の間は、髪の毛はアイロンで伸ばさず、くるくるのまま。

毎日過ごしたいように過ごし、引っ越し先のアパートの住人たちとの交流をなどを通して、次第に自分を取り戻していく、というストーリーです。

ありのままのくるくるの髪型は、とても象徴的でした。

凪が好きで毎朝髪の毛にアイロンをかけるのならば良かったんでしょうが、そうではなく、無理をしていたんですよね。

でも、この髪型、凪はコンプレックスで気にしているんですが、かわいいと思いませんか?
気にしているのは本人だけということは、髪型以外でも、よくあることです。

お暇の期間中に、凪はそういうことにも気がついていきました。

凪のように、周りの目から見た「似合う」とか「ふつう」だとかを気にしすぎて、疲れていませんか?
また、「こうありたい」と思う自分の気持ちを見失っていませんか?

思い切って、少しだけでも自分をさらけ出してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、誰も何も反応しないかもしれません(良い意味で)。
もしかしたら、嬉しい反応があるかもしれません。

まとめ

今回は、私が長い間お世話になっている美容師Aさんとの会話の中で、印象的だったこと、その1「似合うとかじゃなくて、好きかどうかが大事」ということについてお伝えしました。

社会の中で生きている以上、周囲のことを全く気にしないわけにはいきません。

でも、やっぱり一番大事にしたいのは、自分の気持ちです。

髪型も、ファッションも、仕事も、生き方も、本当はどうしたいのか、ご自分に問いかけてみてください。
そして、少しずつ実行に移してみてください。

もし、どうしたいのか分からないとか、分かるけど踏み出せないなど、サポートが必要な場合は、ぜひお気軽にコーチングをお試しくださいね。


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