こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさん、ガラスペンってご存知ですか?
私は2ヶ月くらい前にテレビで見て初めて知りました。
そのときは、素敵だな、くらいにしか思わず、買おうとは考えていませんでした。
でも、最近急にそのガラスペンのことを思い出し、「欲しい!」とという気持ちがムクムクとわいてきました。
「これは買わねば!」と直感しました。
「直感にはしたがう」
「行きたいと思ったら行く」
が最近の私のモットーです。
しかも、かなり久しぶりの物欲。
ということで、今回は、直感でガラスペンを購入してきました!
ガラスペンとは
最初に、ガラスペンについて、ごくごく簡単にご説明します。
ガラスペンとは、その名のとおり、ガラス製のペンです。
軸の部分がガラス製じゃないものもあるようですが、基本的にはペンの全体がガラスでできています。
書くときは、ペン先をインクに浸します。
インクはペン先の溝に吸い上げられ、そのインクが紙にのることで筆記できます。
ガラス製品って、形、色、模様、細工などがきれいですよね。
ガラスペンも他のガラス製品と同様、さまざまな形、色、模様があります。
実用品であると同時に、観賞用として楽しむ側面も大きいです。
ガラスペンは、個人の職人さんやガラス工房などで一本一本手作業で作られています。
推しのガラスペン職人・工房があって、それをコレクションしている人も多いそうです。
デジタルの時代に求められる、温かみ
ガラス製品はきれいだとは思いますが、特別好きというわけではありません。
じゃあ何でガラスペンを欲しいと思ったのか。
それは、このデジタルな時代に、温かみが欲しいと感じていたことが発端です。
手書きが少ない現代
最近は、本当に手書きが減ったな、と思います。
私の前職は公務員ですが、その当時も、今も、仕事はパソコンで行います。
また、デスクに向かっていない時間もスマホを持ち歩き、暇さえあればスマホを見てしまいます。
そして、連絡する手段はメール、LINEなど。
アラフォーの私は、高校を卒業するまで携帯電話は持っていませんでした。
仲のいい友だちとは、内緒の話をメモでやりとりしたり、交換日記をしたり、何かあれば長い手紙を書いたりしていました。
なつかしくて愛しい、手書きの時代
メールやLINEが悪いわけではありません。
とても便利だし、連絡を速やかにとれるのは、時短や生産性の向上に役立っています。
でも、昭和生まれの私は、どうしてもアナログに回帰したくなるときがあるんです。
公務員をやめた後からでしょうか、「手書き」に興味が出てきました。
大人になってからも、バースデーカードなど、手書きでメッセージを書く機会はありました。
けれど、あまり深く「手書きであること」や「手書きの良さ」について意識していませんでした。
最近あらためて、「手書きって温かみがあっていいよな」と感じるようになりました。
言葉のちから
もう一つ感じているのは、「言葉のちからは偉大だ」ということ。
私は音楽をよく聴きます。
昔はあまり歌詞に注目せず、メロディーやリズム中心で聴いていました。
歌詞カードを読んでも、あまり深く考えないというか。
それが、30代以降、「この歌詞好きだな」と思ったり、歌詞で勇気づけられたり、励まされるようになってきました。
そんな中、B’zの稲葉さんが、作品集を今年の7月に発売しました。
B’zは松本さんと稲葉さんの2人組で、楽曲制作において歌詞を担当しているのは稲葉さんです。
発売された作品集には、稲葉さんが歌詞を書いたすべての楽曲(B’zだけでなく、ソロも)の歌詞と、歌詞制作に関するインタビュー、写真が掲載されています。
私はB’zのファンですし、お伝えしたとおり最近は歌詞にも興味があるので、迷わず注文。
歌詞をあらためて読んでみて、言葉のちからを再認識しました。
好きだった曲がより好きになったり、今まであまり気に留めてなかった曲を聴きたくなったり。
ものすごく元気になれるんですよね、歌詞で。
稲葉さんご自身も、自分の書いた歌詞で自分自身が励まされたり元気になることがあると、インタビューの中で話していました。
ていねいに言葉を届ける
そんな強いちからをもっている言葉を、温かみのある手書きの文字で私も書きたい、届けたい、と思ったんです。
と言っても私は歌詞を書くわけでも、詩を書くわけでもありません。
ただ、身近な大切な人たちに、バースデーカードや年賀状で手書きのメッセージを書きたい。
あるいは、元気になれる言葉や歌詞を、自分のために書き写したりしたい。
そんなことを考えていたら、以前テレビで見たガラスペンをパッと思い出したんです。
ていねいに、思いを込めて文字を書くには、ガラスペンが最適!という直感です。
インクを浸す工程、ガラスペン独特の文字の風合い、そして見た目にも美しいガラスペン。
ガラスペンで文字を書くときは集中し、ていねいに書くだろう。
それは私の心を満たしてくれて、相手にもそれが伝わるんじゃないか、そう思いました。
虎ノ門の素敵な文具店 OKAMOTOYA
思い立ったが吉日。
早速どこで買おうか、検索しました。
最初に出てきたのは、ネット通販。
でも、私は店頭に買いに行きたかったんです。
美しいガラス製品であるガラスペン。
自分の目でたくさん見て、触って、選ぶ楽しみを味わいたくないですか?
また、ガラスペンのことを何も知らないので、できれば教えてもらいたいという思いもありました。
店頭で購入できるお店を検討した結果、虎ノ門の文具店、OKAMOTOYA に行くことに決めました。
試し書きし放題
都心ど真ん中の、官庁街にある OKAMOTOYA。
店内は静かで、木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気でした。
ガラスペンは、1階の奥にありました。
ガラスペンは、4,000円台~10,000円台くらい。
ガラスペンを見ていると、店員さんが声をかけてくださいました。
私の目的をお伝えすると、試し書きできるとのこと。
試し書き用のガラスペンだけじゃなく、販売用のガラスペンも試せます。
何本か試して、店頭に買いにきて本当に良かったと思いました。
太さの種類がいくつかあるし、同じくらいの太さでもペンによって書き味が全然ちがう。
そして、そこそこのお値段のガラスペンでも、ものすっごく書きづらいものがある、ということには衝撃を受けました。
「書きづらいのも経験してほしい」という店員さんの意向で、試させてくれたよ
インクは、500種類ほど取り扱いがあり、全部かどうかは分かりませんが、かなりの種類を試すことができます。
自分の好みや目的に応じたインクを、たくさん試させていただきました。
懇切丁寧な接客に、感動&感謝
ガラスペンやインクのこと、私はほとんど何も知らないままお店を訪れました。
店員さんは、ガラスペンの製造、書き味、注意点、インクの色味や染料と顔料のちがいなど、とてもとてもていねいに教えてくださいました。
ガラスペンとインクを購入して、お店を出た時間を見たら、なんと2時間くらい滞在していました!
長い時間、対応してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。
話を聞いていて、とても楽しかったです!
私はもともとマニアの方の話を聞くのが大好きで、今までも家具店(照明、椅子など)や家電量販店(Apple製品)でその道のマニアと話をする機会がありました。
今回ガラスペンの話をうかがった店員さんは、ガラスペンを70本お持ちだとおっしゃっていました。
そういう方々の話には愛情と熱量があって、とても興味深いんですよね。
こんなにていねいに説明してくださって、じっくりと試し書きさせてくれるお店は、そんなにないと思います。
OKAMOTOYA は、しっかり吟味して選びたい方には、かなりオススメのお店です!
もし、OKAMOTOYA に行く際は、土日祝日はお休みなので、ご注意くださいね。
おまけ 日比谷公園でお散歩
帰りに、日比谷公園に寄ってお散歩しました。
まさに都心の中のオアシス、という感じですね。
日比谷公園といえば思い出すのが日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)ですが、今年で設立100周年らしいですよ。
ちなみに日比谷公園は1903年に開園しているので、今年で120年。
歴史のある公園なんですね。
池や噴水があって、暑い日でしたが日陰は心地よかったです。
公園内にはいくつか飲食店もあります。
私はタリーズコーヒーで軽くランチしました。
テラス席は、公園の緑が目の前に広がっていて気持ちよさそうでしたが、残念ながら空いてませんでした。
もう少し涼しくなったら、より気持ちよさそうですね!
今回は、ガラスペンを購入したことについて、お伝えしました。
ガラスペンの手書きライフにワクワクしています!
みなさんも、だれか大切な人に、短くてもいいので手書きでメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?
思いがより伝わるのではないかと思います。
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