こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、久しぶりに女性誌を購入しました。
働く女性向けの雑誌です。
それを受けて、次のようにツイートしました。
ツイートにあるとおり、「自分」にもっと注目してあげよう、大切にしよう、というコンセプトの記事が以前よりも多いように感じました。
そのことは、とてもいいことです。
けれども、気をつけなければいけない、とも思うんです。
自分を大切にする方法が、雑誌などに紹介されているとは限らないから。
現代は、情報だらけの時代。
「自分がどうしたいのか」があいまいだと、情報に翻弄されてしまいます。
終始キラキラしている、雑誌の中
これは昔から変わらないことではありますが、雑誌の中身って、とてもキラキラしていますよね。
働く女性向けの雑誌ならば、モデルさんがきれいなお洋服を着て、バリバリと働き、アフターファイブは彼氏とおしゃれなレストランでデート。
帰宅すると、部屋着でさえも、かわいい。
美容や化粧品に関する記事も豊富で、夜はしっかりと自分をケア。
顔だけじゃなく、身体も髪も、全身をいたわってあげる。
オフの日は、平日とはちがう、カジュアルなファッションでお出かけ。
運動も忘れずに。
最近では、以前はなかった「ウェルビーイング」にも注目が集まっています。
素敵なウェルビーイング活動を紹介する記事なんかもあります。
ウェルビーイングは、心身ともに満足した生活を送ることができて幸福である状態、身体的・精神的・社会的に良好な状態であること、などと訳されます。
私が購入した雑誌で紹介されていたウェルビーイング活動は、朝カフェでした。
久しぶりに女性誌をじっくりと眺め、そのかわいさにウキウキワクワクする感覚を味わいました。
大量の情報の中で起こる、勘ちがい
雑誌だけではなく、今はいろいろな媒体で情報が発信されています。
YouTubeやSNSで、雑誌と同じようなキラキラをたくさん目にします。
ファッションだけではなく、「自分磨き」もよくテーマになっていますね。
素敵だな～、自分もこうありたいな～と憧れ、同じもしくは似たような洋服や雑貨を買ってみる。
朝活を始めてみる。
自己啓発本を読んでみる。
そのように、雑誌などを真似て自分に取り入れるのは、楽しいですよね。
でも、
雑誌やYouTubeで見るのと同じようにはならない・・・。
何かちがう・・・。
長続きしない・・・。
なんてこと、ありませんか。
私は昔よくあったよ。
そして最終的には「こんなキラキラ生活、できるわけないじゃん」とあきらめ、長続きしないことで自己嫌悪におちいったりする。
とにかく、今は情報が多い時代です。
どんどん情報が入ってくるし、現代人は忙しいから、その情報についてじっくりと考え、吟味する暇がありません。
そうすると何が起こるかというと、自分の憧れの気持ちと相まって、その情報が「良い」「正しい」「そうあるべきだ」と知らず知らずのうちに思ってしまうんです。
それで自分がそうなれないと、自己嫌悪におちいってしまうんですよね。
でも、自己嫌悪におちいる必要は全然なくて、単純に「実は自分が求めているものではない」という可能性があります。
もしくは、「自分に合ったやり方じゃない」とか。
そもそも、雑誌やSNSで紹介されているのは、生活の中のほんの一コマでしかありません。
さらに、キラキラと見栄えがするように作られています。
そりゃ確かに、いつ何時でもきれいにしていて、かわいいファッションに身を包み、毎日朝カフェする人も中にはいるでしょう。
でも、そういう生活をしている人は一握りだし、その人たちはそれが心地いいからそうしているんです。
家に帰れば髪の毛ボサボサで、かわいくもないボロボロの古ジャージを着て、ダラダラと過ごす、そういう人だっていますよ。
ヒールでカツカツ歩くのではなく、歩きやすいスニーカーでガシガシ歩く、そういう人もいます。
それが楽で心地いいならば、それで何の問題もないですよね。
それが自分にとってのウェルビーイングの一つならば、それでいいじゃないですか。
自分磨きは、したいからするものであって、しなきゃと思ってするものではありません。
自分にとって何が大切で、楽で心地いいのか。
それが分からないまま大量の情報を浴びると、情報に惑わされ、勘違いしてしまいます。
それだけならまだいいですが、それが原因で自己嫌悪などにおちいってしまうのは、もったいないことです。
自分の理解を深める
これは現代病とも言えるのかもしれませんが、現代人は、自分と向き合う時間が足りていないように思います。
何となく流され、生きている。
大量の情報に翻弄され、深いことを考えずに、ポチッと簡単に購入できる、そういう時代です。
もちろん、それで問題なく幸せならば、それでいいんですよ。
そういう人もいるでしょう。
けれどそうじゃないならば、一度じっくりと自分がどうしたいのかを見つめる時間を作ることをお勧めします。
自分がどうしたいのか、すぐに見つかるとは限りません。
でも、「したくない」ことだったら、比較的簡単にわかるのではないでしょうか。
したくないことを、すぐにやめられるわけではないかもしれませんが、その理由を考えることで、自分がどうしたらいいのかがわかってきます。
先ほどの、キラキラを真似してみたけれど長続きしなかった、嫌になっちゃった、という場合も、それを掘り下げていけば、自分のことが理解できてきます。
まとめ 自分にとって本当の「ウェルビーイング」を見つけて輝く
今回は、情報の多い現代だからこそ、自分の理解を深めてほしい、ということをお伝えしました。
そうすることで、自分にとって本当の「ウェルビーイング」を見つけることができます。
そうすれば、大量にある情報から、自分に合うものだけを上手に取り込めるようになるでしょう。
そして、どんな雑誌の中の記事よりも、SNSの画像よりも、自分自身が自然とキラキラと輝くようになります。
もし、自分の理解を深めるために助っ人が必要でしたら、お気軽にコーチングをお試しください。
一緒にあなたの「ウェルビーイング」を探していきましょう。
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