こんにちは、ライフコーチのSayaです。
先日、久しぶりに1泊2日のキャンプに行きました。
そうしたら、2日目に体調不良になってしまいました。
と言っても、私にとって、これはよくある体調不良、「いつものパターン」でした。
なので、つらいはつらいけど、対処法がわかっていました。
よくあるパターンだということ、また、対処法がわかっていること、これだけで、とても安心できます。
今回は、パターンを見つけることで安心感を得ることについてお伝えします。
心理的に安心していれば、身体が多少つらくても何とかなる
今回の私の「いつものパターン」は、
寝不足 → 頭痛 → 吐き気 → 嘔吐
でした。
これだけ聞くと、ものすごくつらいことのように聞こえるかもしれません。
けれど、実際はたぶん、人が思うほどつらくないんです。
というのも、何回も経験して、今となってはもう慣れっこだから。
吐くことに慣れるのもどうかと思うけど、慣れちゃってる
寝不足でなんだか頭が痛くなりそう、と感じたら早めに頭痛薬を飲んで頭痛を予防。
頭痛になってしまったら、薬を飲んで横になってれば、1～2時間で頭痛は治る。
頭痛が悪化して気持ち悪くなってしまったら、1回吐いてしまえばスッキリする。
このことがわかっているので、頭痛薬を常備して、登山やキャンプなどで寝不足になりがちなときは袋を持ち歩き、少しでも気持ち悪くなったら水分を多めにとって吐きやすくする、というような対策をとります。
なので、今回もテントの中で吐きながら、「吐けばスッキリするし、さっさと吐いて横になろう」くらいな気持ちだったわけです。
頭痛や吐き気があって身体的にはつらくても、焦りや不安などは一切ありませんでした。
心理的に安心している、これは本当に大事です。
身体がつらい上に、「治らなかったらどうしよう」と焦りや不安を抱えていたら余計につらいし、治るものも治らなくなってしまいそうですよね。
たとえば救急隊員の人は、「大丈夫ですよー」と落ち着いた声で傷病者に声をかけ、安心させますよね。
それと同じように、自分に「大丈夫」と声をかけ、自分で自分を安心させてあげる。
そのためには、自分の陥りやすいパターンを知っておくことが大事です。
「準備できていて、制御できている」という安心感
今あげた例は体調不良に関することでしたが、体調不良だけではありません。
たとえば、
- 怒りを感じる
- 頭が真っ白になってしまう
- 落ち込む
などなど、自分が心理的に快適ではない状態になってしまうことって、人それぞれありますよね。
冷静に振り返ってみると、自分なりのパターンがいくつかあると思います。
怒りを感じるのも、頭が真っ白になって言葉が出てこなくなることも、落ち込むのも、決して悪いことではありません。
それは、間違えないでくださいね。
自分を責めることではありません。
心理的に快適ではない状態になってしまうとき、
- 何が引き金になるのか
- そのとき、自分は何を感じ、考えるのか
- どのような行動をとるのか
- その状態はどのくらい続くのか
- どのように解消していくのか
を冷静に振り返り、自分のパターンを知っておくと、それだけで安心できるのではないでしょうか。
突然怒りが爆発するとか、突然落ち込む、いつまで続くかわからない、と思っていると、いつ爆発するかわからない爆弾を持っているようで、ビクビクしちゃいますよね。
それに、その状態になることに抵抗する気持ちも生まれやすくなると思います。
ビクビクして抵抗すると、逆にその状態になりやすくなるという、悪循環に陥ったりもします。
でも、そこにパターンがあることがわかると、「自分はそんなことを感じて、そういう行動をしていたんだ」と理解できて受け入れられます。
また、実はそんなに長い間引きずっているわけではなく、思ったよりも短期間で解消されていることに気がつくかもしれません。
そうしたら、たとえば最初は「怒っている自分がいやだ、なんとかしたい」と思っていても、今のままでいいや、と思えるかもしれませんよね。
もちろん、
予防するためにはどうしたらいいか
どのように対処したらベターなのか
を考えられる可能性もあります。
今のままでいいや、と思えるのも、予防法やより良い対処法を探るのも、いずれにせよ、「準備ができていて、制御できているという感覚」があることが共通しており、それが安心感につながります。
まとめ
今回は、自分の「いつものパターン」を知って安心感を得る、ということについてお伝えしました。
主要なパターンがわかれば、そのパターンからちょっとズレることがあっても、対処できます。
あるいは、いつもとあまりにもズレていれば、それは重要な合図、危険信号かもしれません。
パターンの理解は、安心をもたらすと同時に、異常事態にはすぐに対応できる（例：誰かの力を借りる、しっかりと休養をとる、病院に行くなど）という利点もありますね。
あなたのパターンは、いかがでしょうか。
ぜひ、自分の体調やメンタルの不調を冷静に振り返ってみてください。
そして、いつものパターンに陥ったときは、「だいじょうぶ、だいじょうぶ、いつものやつ」と自分に声をかけて安心させてあげてくださいね。
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