こんにちは、ライフコーチのSayaです。
我が家にはポトスという植物があります。
ご存知ですか?ポトス。
ポトスは土でも水でも育てられて、光が少なくても大丈夫ですし、パワフル!といつも感心します。
もちろん、すべての植物がポトスのようにパワフルなわけではなくて、繊細な植物もあります。
そういうところ、人間と植物は似てますよね。
今回は、植物を見て感じた「人と自分を比べること」についてお伝えします。
ポトスと人の似ているところ
ポトスを見ていて、人と同じだなー、とふと思ったことがありました。
どこでも元気なポトス
我が家にはもともとポトスの鉢植えが1個ありました。
それが成長して茎が長く垂れ下がってきたので、切って、花瓶に水を入れて飾っているポトスが複数あります。(冒頭の写真参照)
透明な花瓶に入れていると、根が成長していく様子がよくわかります。
初夏には古い葉が何枚か落ち、新しい葉がたくさん出てきます。
新しい葉っぱは、ぴちぴちツヤツヤでかわいい。
家のさまざまな場所に飾っているポトスですが、生育するのに、より適した場所はあります。
明るいところと暗いところでは、明るいところの方が成長が早く、元気があるように感じます。
花瓶も、大きい方が良さそうです。
とはいえ、とにかくポトスは環境への適応力が強いです。
土から水に変わっても、明るいところから暗いところに移動しても、枯れることなく生きています。
そして毎年成長していきます。
人の適応力
ポトスと同じように、人にも適応力があります。
たとえば進学したときとか、就職したとき、引っ越ししたときなど。
ポトスが水の中で少しずつ根を伸ばしていくように、環境の変化に自分を少しずつ適応させていきます。
ポトスが古い葉を落として、新しい葉を芽吹かせるように、以前の環境では必要だった習慣などが不要になれば自然となくなり、新しい習慣を身につけていきます。
最初は戸惑ったり、ストレスを感じながらも、徐々に慣れて楽になって、安心感を得られるようになります。
また、新しい環境で学び、成長していきます。
ポトスとチューリップを比べる?
けれど、適応がなかなかスムーズにいかない場合もあります。
ポトスは比較的どこでも生きていける植物です。
それでも、日がほとんど当たらない環境だと、少し元気がなくなります。
また、日当たり、養分、温度、水やりなど、適切な条件で育てないと枯れてしまう植物もあります。
枯れないまでも、花を咲かせなかったり。
人間も、それと同じです。
ポトスのように力強く、容易に適応できてスクスクと成長する人もいれば、そうではない人もいます。
不要になった習慣や思い込みを捨てられずに持ち続け、それゆえに苦しんでしまう人もいます。
なかなか成長できない人もいます。
そう簡単に根を張ったり古い葉を落としたり、成長することができないことだってあるんですよね。
もし、あなたが他人と自分を比べてその適応力、成長スピード、能力、見た目のちがいなどで悩んでいるとしたら、それはポトスとチューリップを比べるようなものです。
植物は何でもいいけど、パッと思いついたのがチューリップだっただけ。
植物は、種類がちがえば育て方がちがう。
適切な方法で管理しないと、育たない。
また、その植物に適した環境、方法で育てたとしても、成長スピードが早い植物もあれば遅い植物もある。
ポトスとチューリップを同じ環境で育てて、「おかしいなぁ、ポトスは育つのに、チューリップは育たないぞ」とかならないですよね?
どこでも器用に物事をこなすポトスのような人は目立つし、憧れを抱くこともあるでしょう。
それ自体は悪いことではありません。
でも、それで落ち込む必要はないんです。
チューリップはチューリップに適した場所でチューリップなりのスピードで成長し、花を咲かせます。
チューリップには、ポトスにはない良さがあるんですよ。
育て方を調べる
じゃあ、ポトスのようにどこでも生きていけるわけではないチューリップをどこで育てるか、となったとき、手当たり次第で植えてみる、ということはしないと思います。
調べますよね、育て方を。
チューリップという植物について、知る必要があります。
それと同じで、自分が花を咲かせて幸せになるためには、自分のことを知る必要があるんです。
たとえば、
- どうしたら、自分は根を張って、安心して過ごすことができるのか。
- 古い習慣や思い込みにとらわれてしまっている原因は何なのか。
- どうしたら、自分は成長できるのか。
- どうしたら、自分は自分なりの美しい花を咲かせられるのか。
- そもそも、自分にとっての美しい花は何なのか。
など。
自分のことを知らずに、他人と自分を比べて落ち込むのは、時間がもったいない。
落ち込むと、何かをしようとするパワーも削がれてしまいますし。
他人と自分を比べて落ち込むとき、視点は他人ができていて自分ができていないところにあります。
その視点を他人から外して自分にだけ向けて、自分のできていること、できることを考えてみてくださいね。
もちろん、苦手なこともあるでしょう。
誰だって得意不得意はあります。
それは悪いことではなく、たとえば乾燥が苦手な植物があるのと同じことです。
良いも悪いもない、単なる事実です。
乾燥が苦手な植物には、水やりを頻繁に行い、土が乾かないようにするのと同じように、自分の苦手分野についてはケアする方法を考えればいいんです。
苦手なことをしなくていいような環境に身を置く、誰かの手を借りるなど。
苦手を克服することが自分のためになると思うならば、克服するためにあえて苦手なことにチャレンジする、というのも一つの手でしょう。
その人や状況によって、ケアの方法は異なります。
まとめ
今回は、他人と自分を比べるのは、種類がちがう植物同士を比べるようなものだ、ということをお伝えしました。
ポトスとチューリップは、どちらも素敵な植物だけれど、全然良さがちがいます。
育つのに適当な場所も、成長速度も、何もかもがちがうんです。
それくらい、他人と自分はちがってて、比べる必要がないことなんです。
ぜひ、他人から自分へ視点を移動し、特に自分ができていること、これからできることに目を向け、自分を知ることに注力してみください。
苦手なことなどについては、良い悪いではなく、ありのままの自分を受け止めてあげましょう。
きっと、今まで見えていなかった自分像が浮かび上がってくると思います。
もし、お一人でできない場合は、コーチングをお試しください。
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