こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさん、なんとな~く、やっていること、ありますよね?
というか、日常生活は「なんとなく」ばかりだと思います。
常に理由を考えながら行動していたら、疲れてしまいますから。
けれど、なんとなくやっていると、そこから得られるものも「なんとなく」になってしまうんですよね。
ひどいと、自己嫌悪に陥ってしまうことさえあります。
今回は、「なんとなく」をやめよう、ということをお伝えします。
意図をもって行動すると、満足感や充実感が得られるようになります。
休日ただダラダラと過ごしただけでも、満足できるようになります。
なんで「なんとなく」やってしまうのか
朝起きてから、夜寝るまで、私たちはさまざまな行動をします。
それらは、特に意識することなく、なんとなくやっていることも多いです。
なんで、「なんとなく」になってしまうんでしょうか。
それは、習慣化してるからです。
習慣化すると、深いこと考えずに勝手に楽にやれちゃいますよね。
それが「なんとなく」の正体なんじゃないかと思います。
思考にはエネルギーを使うので、習慣化して思考を使わないようにすれば、他のことにエネルギーを使えます。
なので、悪いことではありません、「なんとなく」やることは。
なんとなく過ごしていて、それで楽しいのであれば、なんの問題もないでしょう。
でも注意していただきたいのは、「なんとなく」には弊害もあるということです。
「なんとなく」やることの弊害
満足感・充実感が得られない
たとえば、筋トレをするときって、よくインストラクターさんが「使っている筋肉を意識して」と言いますよね。
ただインストラクターさんの真似をするのではなく、「お尻の筋肉使ってるな~」「効いてるな~」などと意識してトレーニングする。
そうすることで、より効果が出やすくなる。
日常生活もそれと同じで、一つ一つの行動から何を得たいのか意識せず、全てを「なんとなく」こなしていると、日々の満足感や充実感はどんどん下がってしまいます。
みなさんも経験ありませんか?
休日をなんとなくダラダラと過ごしてしまって、なんだか虚しい、残念な、もったいない気持ちになったこと。
たくさんある!
これって、なんとなく過ごすことの典型ですよね。
満足感を得られないどころか、1日を無駄にしたという、最悪な気分になります。
思い込みに拍車がかかる
休日ダラダラと過ごして虚しい気持ちになると、さらに次のように考えやすくなります。
「自分はダメ人間、充実した休日を過ごしている人たちがすごい」
ダラダラすることが良くないことで、外出して活発に行動することが良いことだ、という元々あった考え方が、より強くなってしまうんですよね。
でも、それってただの思い込みです。
自分の休日は、どのようにして過ごそうが、本人の自由です。
家でダラダラしてもいいし、出かけてもいい。
何したっていいんです。
でも、ダラダラ過ごしても自分が満足感や充実感を得られないものだから、ダラダラは悪、外出は善、という思い込みに拍車がかかってしまいます。
思い込みが深くなればなるほど、自分とのギャップに苦しむことになり、悪循環です。
惰性で続けてしまう
また、「なんとなく」やっていると、何のためにやっているのかがはっきりしないため、意味もなく続けてしまう可能性があります。
当初は何か意図があって始めたことであっても、時間の経過とともに、必要なくなることもあります。
けれど、ただなんとなく続けている場合、そのことに気づきにくくなります。
切り替えがうまくいかないんですよね。
たとえば休日ダラダラ過ごすことの目的が、体を休めることだったとします。
でもそれを意識していないと、体が元気になっているのに、惰性でずっとダラダラしてしまう可能性があります。
もうやる必要のないことだったらサクッとやめて、その時間を他のことに使いたいですよね。
目的や理由を考えて、意図する
意図してダラダラする
1日の始めに、どのようにしてその日を過ごすのか、その理由と目的を考えてみましょう。
休日を家でダラダラと過ごしたいのであれば、
「●●だから(理由)今日はダラダラする」
「ダラダラすることで、●●したい(目的)」
の●●の部分を埋めるんです。
たとえば、
- 疲れてるから、今日はダラダラして漫画を楽しむ
- ダラダラすることで、1日の終わりには、心も体もリラックスして、すっきりさせたい
など。
どのような気持ちでいたいのか、どのような気持ちになりたいのか、というのも大切なので、感情面も必ず入れてくださいね。
ただなんとなくダラダラ過ごすことと、目的をあらかじめ明確にして「今日は徹底的にダラダラするんだ!」と意図してダラダラと過ごすことには、雲泥の差があります。
後者の場合、1日の終わりには「ダラダラと過ごせて、すっきりできて、最高の休日だった!」という満足感・充実感が得られます。
日常生活の中で、目的や理由を考える癖をつける
こんな感じで、1日をどう過ごすか、毎日考えてみましょう。
なんの変哲もない、なんとなく過ごしている平凡な1日を、どう過ごすか考えるんです。
そんなに難しく考える必要はなくて、「穏やかな気持ちで仕事を淡々とこなし、定時で帰り、夕飯を楽しんで気持ちよく寝る」とかでいいんです。
感情面も、忘れずに。
毎日同じようなことでも、まったく問題ありません。
もし何か特別な仕事やイベントがあるときは、それを盛り込んでみてください。
たとえば、「今日はプレゼンの資料を仕上げて、提出する」とか。
これを毎日行うことで、自分がどのような理由でどう行動したいのか、ということを意識するようになりますし、それを達成するように心持ちと行動が自然と変わってきます。
そして、一日の終わりに、振り返ってみましょう。
ちょっとくらい思い通りにならないこともあるかもしれませんが、おおむね意図したとおりに過ごせれば、満足感や充実感が得られます。
もし思い通りにならないことがったら、落ち込む必要はなくて、次の日に持ち越したっていいんです。
最初は意識しないとできなくても、慣れれば癖となって、意識せずとも毎日できるようになりますよ。
理由がない場合、目的を満たせなかった場合は、やめられる
癖がつくと、それまで惰性でやっていたことには、明確な理由や目的がないということに気づけるようになります。
なんのためにダラダラ過ごすのかがはっきりしていないまま、土曜日も日曜日もなんとなくダラダラと過ごすと、サザエさんを見ながら
この週末も何もしなかった・・・
と自己嫌悪に陥る可能性が高くなってしまいます。
けれど、「疲れてるから体を休める」という理由と目的があり、土曜日に「ダラダラできてスッキリした!」と思えたならば、気持ちを切り替えられますよね。
もうダラダラする必要はないと気づき、日曜日は、土曜日とは違う意図をもって過ごせます。
まとめ
今回は、休日の過ごし方を例に、「なんとなく」ではなく、理由や目的をはっきりさせ、意図をもって行動することについてお伝えしました。
そうすることで、
- 目的を達成するように、心持ちや行動が自然と変わる ⇨ 達成しやすくなる
- 自分の行動に対して満足感や充実感が得られる
- 思い込みにとらわれなくなる(「ダラダラすることは悪い」というような思い込み)
- 惰性でやっていることをやめられるようになる(切り替えがうまくなる)
私も以前はダラダラして「やってしまった・・・」と落ち込むことがよくありました。
けれど意図して徹底的にダラダラするようになったら、「ダラダラ最高!」と思うようになりました。
満足できるから、その後は仕事に集中しよう、と気持ちを切り替えられます。
毎日の生活に満足感や充実感を得られていない方は、ぜひ、毎日「なんとなく」やっている当たり前のことの理由や目的について考え、意識してみてください。
もし理由と目的があるならば、「●●という理由があって、●●という目的のためにやっている」と意図して行動してみてください。
逆に、意味もなく惰性でやっていることであれば、思い切ってやめてみましょう。
そうすれば、すっきりと充実した毎日を実感できるのではないでしょうか。
もし、それでもなんだかすっきりしない、毎日満たされないような思いがある場合は、ぜひコーチングをお試しください。
理由や解決策を、一緒に探っていきましょう。
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