こんにちは、ライフコーチのSayaです。
みなさん、2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」はご覧になっていますか?
私は1年間大河ドラマを見切った経験がほとんどないのですが、「べらぼう」は、面白くて毎週楽しみにしています。
このままいくと、最後まで見ることができるんじゃないかという気がしています。
大河ドラマは何かと話題になるもので、NHKでは「べらぼう」の関連番組をちょいちょい放送していますし、東京国立博物館では4月から展覧会が開かれます。
ドラマだけでなく、楽しめるものがたくさんあって、嬉しい限りです。
大人になると、なかなか面白いことに時間を使おうとしないような気がします。
「ちょっと面白そうだけど、時間ないし、まぁいっか」のように流してしまいがちというか。
今回は、ちょっとした「面白い」をシンプルに楽しむことの重要性について、お伝えします。
「面白い」と感じるのは貴重!逃さないで
「べらぼう」は、江戸時代のメディア王、蔦屋重三郎(愛称:蔦重)が主人公で、彼が庶民に広げた江戸の文化が多数出てきます。
2月の時点では、蔦重が生まれ育った吉原(幕府公認の遊郭)が舞台となっています。
ゆくゆくは、浮世絵文化なども描かれるのではないかと思います。
私が江戸文化が好きかというと、そんなことはありません。
むしろ、「江戸の文化?え、何だろう…?」というくらい、少し前までは全く興味がありませんでした。
江戸の文化どころか、日本史にうとい
でも、不思議と40歳前後から、浮世絵って意外と面白いよな、とか、「花魁って何?」とか、少しずつ興味をもち始めました。
大河ドラマでいうと、2021年に放送された「晴天を衝け」(渋沢栄一をモデルとしたドラマ)は1年間見ました。
「晴天を衝け」の主題は「日本の経済の発展」ですが、このときも、「まさか自分が経済に興味をもつとはね」と心の底から驚きました。
このように、興味をもつもの・ことは、変遷します。
全く興味がなかったことを面白いと思うようになることもあれば、面白いと思っていたことに興味をひかれなくなることもあります。
だから、「面白い」と感じること、「面白い」と感じるタイミングは、とても貴重だと思うんです。
その思いとタイミングを大切にして、ぜひ、「面白い」と感じるものを見たり、聞いたり、体験するための時間を積極的につくってほしいと思います。
とっつきやすいものに「面白い」がある
学校の勉強や授業に「面白い」がないとは言いませんが、私の経験からすると、それよりも漫画やアニメなど、自分がとっつきやすいものの中に自分の惹かれるものが潜んでいることの方が多いな、と思います。
私は大学で獣医学科に進学しましたが、そのきっかけは漫画「動物のお医者さん」です。
また、「べらぼう」にも出てくる吉原や遊郭、花魁って何だろう、と本格的に思ったのは、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」でした。
江戸の文化に興味をもつきっかけは他にもありましたが、中でも「鬼滅の刃」のインパクトは大きかったんですよね。
それに比べて、学校の教科書で学んだ内容は・・・試験のために暗記はしましたが、面白いと思ったことはなかったなぁ。記憶にも残っていません。
年齢的なものも関係しているでしょうが、やっぱり教科書で通り一遍の勉強をしていても、なかなか面白いとは思えませんよね。
とっつきやすくて、気楽なもの。私にとって、それは漫画、アニメ、ドラマなどのエンタメです。
それらを通して面白いと思うものを発見して、もっと深く知りたいという思いが芽生えます。
そんなエンタメよりも、見るからに自分のためになりそうなビジネス書を読むことなどに時間を使った方がいい!と思われる人もいるかもしれません。
ビジネス書は私も読みますが、ビジネス書って、教科書をつかった勉強に近いんですよね。
前提として、面白いと思うことや、やりたいことがあって、その上でビジネス書を読むと面白いんですが、そうじゃないと学校の教科書のようなつまらない読み物になってしまう可能性があります。
なので、ビジネス書よりも先に、自分が面白いと感じるものに時間を使うことがとっても大事だと思っています。
面白いものは自分の糧になる
今、私は「べらぼう」のドラマを見る以外に、関連する番組もチェックしています。
また、展覧会が始まったら行こうと思っていますし、吉原があった辺り(浅草寺の近く)もいずれ散歩したいと思っています。
私がドラマで蔦重のメディア王っぷりを見て、江戸の文化に触れることが何のためになるかなんて、正直わかりません。
自分が面白いと思ったものを見たり、やったりすることが、直接何か大きなことにつながるかといったら、そうではないかもしれません。
けれど、自分の将来のためになるのかとか、どういう学びになるかとか、そういう難しいことは考えなくていいと思っています。
惹かれるものに、惹かれたタイミングで、触れる。それが大事。
そうすることで、何らかの形で自分の糧になります。
そもそも、「面白い」と思っている時点で糧になっているので、それだけでも十分です。
「面白い」と感じたものはいずれ、忘れた頃に何らかの形で自分に影響を及ぼすかもしれない。そしたらラッキー、くらいの気持ちでいいんじゃないですかね。
まとめ
今回は、
- 自分が「面白い」と感じることを大切にして
- 難しいことを考えずに
- 惹かれるものに触れること
についてお伝えしました。
効率とか、生産性とか、そういうものをとっぱらって、ぜひ自分が面白いと思うことにも時間を割いてくださいね。
「面白い」と感じることは、あなたにとってとっつきやすい、気楽なものの中にあります。
そして、「面白い」と感じることは、とても貴重なことですよ。
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