日常の中の地味な幸福感こそ、じわじわと効いてくる 

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

最近、急に涼しくなってきましたね。
今は自宅でこの記事を書いていますが、なんだか足元がひんやりしています。

なんか寒いな~、体を冷やしちゃいけないな~、と思ったら、急にミルクティーにハチミツを入れて飲みたくなりました。

そして、鍋にミルクと茶葉を入れて火にかけて、かき混ぜながら思ったんですよね、「この時間、なんて幸せなんだろう」って。

自宅でミルクティーを作りながら幸せを噛みしめるって、ちょっと大げさに感じる方もいるかもしれません。

でも、
大好きな自宅で、
飲みたいと思ったそのときに、
茶葉をミルクでじっくり煮出してミルクティーを作れる、
しかも、ハチミツの量を加減して自分の好きな甘さに調節できるなんて、
とても幸せなことだと感じたんです。

完成したミルクティーを飲んでるときも幸せだった

日常の中の何気ないことに幸せを感じる

これって、本当にかけがえなのないことです。

地味だけど、じんわり沁み入る深い幸福感

ミルクティーを作っているときの私の感覚は、とっても穏やかでした。
じんわり沁み入ってくるような、静かな凪のような幸福感を感じていました。

やっていることは何かと言えば、鍋の中の茶葉入りミルクながめ、ゆっくりかき混ぜる、それだけ。
立ちのぼってくる紅茶の香りや、少しずつ茶色くなっていくミルクの色に癒されてはいましたが、「嬉しい!」「楽しい!」「わくわく!」などと強く感じていたわけではありません。

決して派手ではない、地味な、それでいて深い幸福感を感じていたんですよね。

一方で、たとえば最近行ったハスキーカフェで過ごした時間は、興奮をともなっていました。
かっこいい&かわいい大型犬に囲まれて、「かわいい!」「もふもふ気持ちいい!」「抱きつきたい!」と感じ、おやつをあげたり、なでたり、写真をとったりする時間。
このとき感じていたのは、非日常の中にある、派手な幸福感でした。

公務員をやめてフリーランスになり、実感しているのは、いかに日常の中の地味な幸福感が重要か、ってことです。

公務員時代を振り返ってみると、非日常は、
1ヶ月に1~2回くらい、友人とのお食事があって、
1年に1回くらい、友人とのドライブがあって、
1年に1~2回くらい、夫との旅行があって、
1年に1回くらい、B’zのライブがある、
という感じでした。

そのときはとっても楽しいし、元気になるし、幸せ。
帰ってから、余韻に浸ることもあります。
それでも、持続力はあまりないという印象です。
たとえば、旅行の最終日には「明日からまた仕事か~」と現実に引き戻され、ゲンナリすることも多かったように思います。

瞬間的な幸福度は高いんだけど、頻度は少ないし、持続力も弱い。
そのため、どんなに非日常の派手な幸福度が高くても、日常の地味な幸福を感じることが少ないと、全体としてはあまり幸福感を感じられずに不満を抱きがちになってしまうんですよね。

でも、日常の地味な幸福を日々感じることができていれば、非日常の派手な幸福がそこまでなくても、自分は幸せであると実感することができます。

地味な幸福感がひきおこす、良いサイクル

どうやったら地味な幸福を感じられるようになるか、ということについては、下記記事をご覧ください。

この記事にも書きましたが、私は公務員をやめる前に、日常の中の小さな幸せを意識するようにして、気持ちが変わったという経験があります。

気持ちが変わったといっても何かが劇的に変化したわけではなく、心にじわじわと余白ができてきた、ということです。
心に少し余白ができたことで、「コーチングを勉強してみよう」と思えました。

退職してからは、精神的にも肉体的にもだいぶ楽になって、仕事においても、プライベートにおいても、地味な幸福を感じることが上手になりました。
「常時、幸せ」「基本、幸せ」という状態になり、満足感や充足感が得られています。

すると次に何が起きるかというと、新たな興味がわいてきたりするんですよね。
満足しているにも関わらず、新たな興味がわいてくるのは、心にさらに余白ができるからなんだろうと思います。

「あ、これやってみたいな」と、ごくごく素直な気持ちで感じられるようになります。
意欲的に「やってみよう」と思えるし、「やるにはどうしたらいいか」を考えることもできます。
ちょっと難しそうに思えても、「挑戦してみよう」という気にもなります。

幸せで満足な期間がしばらく続くと、自然と次のステップに進もうと感じるときがくる、という感じです。

仕事に関することだったり、旅行に関することだったり、投資に関することだったり、内容はさまざまです。
最近だったら、引越しを決めました。

このサイクルに入ったら、とても強いですよね。

基本、穏やかで満ち足りていて、たまに新しいことをしたくなる。
それに、基本、穏やかで満ち足りているから、嫌なことがあっても対処ができて引きずることがない。
むしろ、その嫌な出来事もありがたいものとして受け入れられたりする。
いずれ大きな壁にぶつかることがあるかもしれないけど、どうにかなると思える。

日常の中の地味な幸福を感じることが、自分でも気がつかないうちにじわじわと効いていて、心の余白を生み出します。

その余白ができると、自分が求めていることをやってみようと自然と思えるし、それを続けることで、理想の状態にどんどん近づいていくのだと思います。

まとめ

今回は、日常の中の地味な幸福感の効用についてお伝えしました。

おでかけ、ライブ、旅行など、非日常で感じる興奮や高揚をともなう幸福感は、とてもわかりやすいですよね。
そういう幸福感も、エッセンスとして重要です。

でも、圧倒的に多いのは、日常。
日常から感じられる幸福感は地味でわかりにくいけど、じわじわ効力を発揮してきます。

あなたは、仕事や家庭といった日常の中に、幸福感を感じられていますか?

地味な幸福感をベースに良いサイクルに入って、ときには非日常の派手な幸福感で刺激を受けつつ、理想に向かって進んでいけたら、最高ですね。

サポートが必要だったら、ぜひコーチングをお試しくださいね。


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