種まき期 育成期 収穫期 今、自分はどこにいるかを意識して幸せになる

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

仕事や習いごとや勉強など、あるいはもっと大きく考えて自分の人生について考えたとき、あなたは今どの段階にいますか?

農作業だとザックリと3つの段階があります。

種まき期:広い農地に、種をまく時期。どれくらいの割合で何の種をまくか、自由に決められる。
育成期:まいた種を育てる時期。水や肥料をやったりして育てる時期。天災や虫害などの被害があることも。
収穫期:育った農作物を収穫する時期。種をまいて、育成してきた結果が出る時期。

仕事や人生においても、農業と同じく、段階があります。

ふだん自分がどこにいるか、意識することは少ないと思います。
私も40歳くらいまでは意識したことはありませんでした。

公務員を退職してライフコーチになり、仕事で悩んでいた時期もふくめて振り返ってみると、自分のことを俯瞰して今いる位置を意識することは、幸せに生きるために重要だと痛感しています。

仕事における段階 見失って不安にならない、あせらない

初めて就職したときなどは、当たり前ですが右も左もわからないですよね。
興味をもって始めたとしても、具体的なことはまだこれからです。

この段階は種まき期色々なこと聞いたり試したりして、吸収する時期です。

仕事を始めて数年経つと、自分が得意なこと、苦手なこと、好きなこと、そうでもないことなどを把握できます。
得意なことを伸ばそうとしたり、苦手なことを克服しようとしたりします。
資格をとるなどして、スキルアップを目指すこともあるでしょう。
壁、失敗などを多く経験するのも、この時期かもしれません。

この段階は育成期自分なりの仕事のやり方が見えてきて、将来を見据えたキャリアを作っていく時期です。

そして、さらに時間がたつと、もうベテランの域。
それまでの経験や努力の結果が出て、通常業務だったらお茶の子さいさい、何かトラブルがあっても対処できる、後輩や部下からも頼りにされる存在になっていたりします。

この段階は収穫期大体のことは難なくこなせる時期です。

なぜこのような段階を意識することが大事かというと、

  • 段階によって目標が変わる
  • 目標によってやること、やり方も変わる

からです。

当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、これけっこう見失うこともあります。
見失ったことに気がつかずに行動し続けると、大変です。

私は、ライフコーチとして独立したのが2023年の4月です。
この記事を書いている時点で、まだ1年たっていません。
なので、まだ種まき期です。

けれど、気がつくと種まき期だということを忘れているときがあります。
そして忘れると、何かとうまくいかないんですよ。

種まき期、つまり色々なこと聞いたり試したりして吸収する時期にも関わらず、目先の分かりやすい結果(私の場合簡単にいうと集客)にとらわれてしまったりします。
もちろん、その結果がいいものであれば気分は上がるんですが、種まき期だと、安定していい結果が出せるとは限りません。
結果が良くないことも多いわけです。

結果が良くないときに、結果にとらわれてしまうと、気分は落ちていきますよね。
結果を出そうとたくさん考えて行動しても、そういうときは空回りしてうまくいかないものです。
そこで「こんなに頑張ってるのに、何でうまくいかないんだろう」と悩むと、悪循環におちいります。

そうならないように、
自分は今どこにいるのか、現段階での目標とそれに応じた行動は何なのか、どこに力を入れるのか
ということを定期的に確認する
必要があります。

もし自分の段階をちょっと見失ったとしても、大丈夫です。

「何かおかしい」という違和感や「なんか気持ちが上がらない」などという変化を感じたら、黄色信号。
このちょっとした負の感情、どんなに軽くても、ふだんと少しでも違うと感じたら、絶対にスルーしないでください。

いったん立ち止まって、自分の段階、目標、行動を確認してみましょう。
きっと何かがズレていることに気がつきます。
気がついて早めに軌道修正すれば、悪循環におちいらずに済みます

私は見事にズレてて思わず自分にツッコんだ!いつの間にかズレることがある

人生における段階 実年齢からマイナス20歳!

以前は人生80年で、

生まれてから就職するまで:種まき期
就職してから定年退職(60歳)まで:育成期
退職した後:収穫期

というイメージでしたよね。

ただ、今は人生100年時代です。

数年前、仕事について悩んでいたとき、勝間和代さんのYouTube配信を見て、ハッとしたと同時に、大きな勇気をもらいました。

今までは人生80年だったけど、今は100年。
だから、実年齢から20歳引いて考えるのがちょうどいい、という内容でした。

当時の私は40歳を過ぎたあたり。
20歳引くと、ちょうど大学卒業したくらいの年齢でした。

20歳ちょいだったら、まだ種まき期ですよね。

配信を見た時点で、公務員としては15年以上働いており、育成期後半〜収穫期。

  1. 定年までの残り25年弱、収穫しまくるのか
  2. 昇進して、管理職として種まき期から始めるのか
  3. 公務員を辞めて、全く新しいことで種まき期から始めるのか

と考えたときに、一番やりたい、でも一番ハードルが高いと感じた3番でも、マイナス20歳すればまだまだ人生の種まき期なんだと思えば、全然いけるじゃん、むしろちょうどいいじゃん、くらいに思えました。

新しいことを40歳で始めたとしたら、

10年(実年齢50歳ー20歳=30歳)である程度まで成長し、
20年(実年齢60歳ー20歳=40歳)たったらかなりいい感じに仕事できてるのでは?

と安心できたんです。

20年たっても、20歳引いたらまだ40歳です。
人生の中のまだまだ育成期ですよ。

その時点ではまだコーチングと出会っておらず、何をしたいのか分かっていなかったので、配信を見てすぐに退職とはなりませんでした。

けれど実年齢から20歳引くという考え方で人生のどの段階にいるのか意識したことは、43歳での退職と挑戦に確実につながっていると思います。

まとめ

今回は、仕事や人生において、自分が今どの段階にいるかを意識することについてお伝えしました。

忙しい日々を送る中で、自分の職業人生や仕事以外も含めた人生全体について考えることはなかなか難しいかもしれません。

けれど、違和感、不安、もやもやといった感情を抱いているのであれば、忙しくてもぜひ自分の時間を作ってください。

そして、現在の自分の段階を把握し、これからどうしたいのか、何ができるのか、何に力を入れるのか、考えてみてください。

その際、サポートが必要であれば、お気軽にコーチングをお試しくださいね。

よろしければ、こちらもお読みください。


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