ダメ出しからのグルグル思考をやめよう 次に進むための振り返りの方法

こんにちは、ライフコーチのSayaです。

今日は2024年9月30日、2024年度の上半期も今日で終わりますね。

4月に新社会人となった人は、10月1日から正式採用になります。
新社会人以外にも、4月に異動した人、新しい業務の担当になった人などは、変化が多かったと思います。

上半期はいかがだったでしょうか?
下半期はどのように過ごしたいですか?

いい機会なので、4月からの半年間を振り返り、今後の仕事の展望について、ぜひ考えていただきたいと思います。

そして、この振り返りをするときは、ぜひ、自分の「ヨイところ」「できたこと」をたくさん考えてください。

ダメ出しが癖になってない?

「ダメ出し」という言葉、聞いたことありますよね?
欠点、弱点などを指摘することです。
もともとは演劇用語だったらしいですが、今では演劇以外の場面でも使います。

ダメ出し、自分にたくさんしていませんか?

4月からの半年間を振り返ってみて、〇〇がうまくいかなかった、〇〇でミスをしてしまった、〇〇で迷惑をかけてしまった、〇〇で怒られてしまった・・・などなど。

そういうことばかり浮かんでしまう人は、ダメ出しが癖になってしまっています。

ダメ出しをしているときの気分はいかがでしょうか?
おそらく、あまり気持ちのいいものではないと思います。

私はあがり症で、長らく悩みの種でした。
緊張すると頭が真っ白になる、緊張すると的はずれのことを言ってしまうなど、緊張=失敗と考えていました。

「緊張する自分はいかん」と考えていたので、ダメ出しと同じ。
ものすごく嫌な気持ちになるというわけでもありませんでしたが、決して、いい気持ちではありませんでした。

ものすごく嫌な気持ちになるわけじゃないから繰り返しちゃう、ってのもあるよね

「どうしたらいいんだろう」とグルグル考える。
でも解決策は自分では見出せない。
だから人のアドバイスを聞く。
でもやっぱり緊張してしまう。
「また緊張しちゃったな」とダメ出しをする。

ダメ出し → グルグル思考 → ダメ出し → グルグル思考
を繰り返しているだけ
でした。

ダメ出ししていると、このようなエンドレスなループにはまってしまうことが多々あります。

当たり前にできていることに注目

そのループを断ち切るためには、どうしたらいいのか。

そのためには、自分のダメなところだけでなく、自分のヨイところに目を向けるようにすることから始めます。
なので、振り返りをするときは、反省点ではなく、まずはできたことをたくさん考えましょう。

4月に就職したのであれば、新しいことだらけだったと思います。
新たにできるようになったことが、たくさんあるでしょう。

4月に異動した人、昇進した人など、環境の変化があった人も同様です。

大きな環境の変化がなかった人は、滞りなく業務を進められたのであれば、それは素晴らしいことです。

ここで、ちょっと思い出したことをシェアしますね。

以前、とあるプロ野球選手が、好プレーとしてテレビなどで取り上げられる目立つプレーよりも、一見なんてことのない地味なプレーの方が、本人としては好プレーだ、と言っていました。

目立つプレーは、厳しいところに飛んできた球を、野手が走って、跳んで捕球して、着地で転がるようなプレーです。
盛り上がりますね。

一方で、球が野手の目の前に飛んできて、ほとんど動かずにすんなりと捕球した場合は、特に盛り上がることもなく、軽い拍手で終わります。
地味ですね。

でも、実はこの地味なプレーこそが、守っている野手としては好プレーらしいんです。
というのも、「このバッターだったら、ここら辺に打ってくる可能性が高いだろう」と読んで守備をしていて、その読みどおりのところに球が飛んできたということだから。

仕事でも、同じです。
はたから見て目立つ仕事をしたことだけが素晴らしい、評価されることだ、と考えがちです。

でも、目立たない縁の下の力持ち的な仕事もあります。
たとえば日常のルーティン的な業務は確かに目立たないかもしれませんが、そういう業務が粛々とまわっているのは、周囲に安心感を与えます

自分の業務は全然大した仕事ではないし、誰にでもできるし、できて当たり前の仕事だ、と思うかもしれませんが、決してそうではありません。

自分が当たり前にできていること、それこそがあなたのヨイところなので、振り返りの際には、どんどん出していきましょう。

ヨイ出しからの反省

自分のヨイところ、できたことをできるだけたくさん出したら、気持ちはどうなるでしょうか?
ダメ出しをしているときよりも、ずっと軽い気持ちになると思います。

軽い気持ちになったところで、最後に、上半期の反省点を考えてみてください。
反省点は、仕事をより良くするためにはどうしたらいいか、下半期はどんなことをしていきたいか、という視点で振り返ります。

ダメ出しをしていても、なかなか改善策が出てきません。
でも、自分のできている部分に目を向けて軽い気持ちになっていると、改善策や、やってみたいことなどがどんどん浮かんでくるものです。

まとめ

今回は、2024年度の上半期を振り返り、下半期に活かすために、自分のヨイところ、できているところに目を向けることについて、お伝えしました。

ダメ出しには大きな破壊力があって、ダメ出し1個とヨイ出し3個でつり合うくらいの重みがあります。
なので、ヨイところ、できるところをたくさん出した上で、反省点に移りましょう。

反省するときは、反省点に対して「何ができるか」「どうしたいか」を考えてみてください。
そうすることで、下半期の仕事をより充実させることができます。

もし、どうしてもダメ出しがやめられない、仕事やキャリアについて悩んでいる、という場合は、ぜひコーチングをお試しください。

よろしければ、こちらもお読みください。


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